荒海に挑む男一匹 紀の国屋文左衛門の作品情報・感想・評価

荒海に挑む男一匹 紀の国屋文左衛門1959年製作の映画)

製作国:

上映時間:123分

3.5

「荒海に挑む男一匹 紀の国屋文左衛門」に投稿された感想・評価

青二歳

青二歳の感想・評価

3.5

このレビューはネタバレを含みます

松竹グランドスコープ。紀伊国屋文左衛門“みかん伝説”の映画化。幕末期の創作と言われてますが一応伝記タグ。
紀伊国屋二代目高田浩吉。ご禁制の鉄砲が同業者の廻船から見つかり大ピンチ。紀州藩のため罪をかぶって獄に入るも同業者の謀により家をとり潰される。父と妹は不遇の中憤死し、出獄ののちもヤケを起こすが、再起を誓い荒らしの中江戸へミカンを運ぶ。紀伊国屋文左衛門って史料があまり無いらしいですね。“みかん伝説”は分かりやすくて楽しいし、奈良茂との意地の張り合いも愉快なので伝説をまるっと信じたい気にさせてくれます。
みかん船の特撮は頑張ってます。大映から中村玉緒がゲスト出演。嵐の中の嵯峨美智子は悪くないが、玉緒と並んでお淑やかで物足りない。
※鍛冶シーンや鍛冶屋は登場しないが、江戸の町で鍛冶屋が主催した“ふいご祭り”が出てくるのでタグつけ。