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ISOLA 多重人格少女のhideharuのレビュー・感想・評価

ISOLA 多重人格少女(2000年製作の映画)
1.7
2018.2.18 DVDで鑑賞。
イギリス版のJホラー3枚組の大安売り。「死国」「狗神」と「Isola」で「死国」はすでに日本版を持ってたけど安いから損はないかと思い購入した。

さて本作ですが多重人格物と思って見始めるとイキナリ阪神淡路大震災で始まる。今見ると何故?と思う。更に当時はまだまだ寛容だったんだと懐かしむ。

そしてヒロインが心を読める超能力者で何だか殺人事件も起こるけど自分で刺したり、便器に顔を突っ込んだり。何となく「謎の完全殺人」と言う古いアメリカ映画を思い出した。

そして今度は幽体離脱(やっぱり『謎の〜』だ)とか言い出す始末。いったいこの映画は何なのかとにかくアレコレと欲張りすぎたからか全てにおいて中途半端な感じ。

理屈は分かるよ。でも「何だそりゃ」と言いたくなりますよ。多重人格と実際にもありえる精神疾患に超能力に幽体離脱とか非現実を絡めて超SFホラーになってしまったと言うとこか。
でもラストの決着のつけ方はロマンチック風な「エクソシスト」だった。

木村佳乃は若い頃はそこそこ可愛らしかったんですね。多重人格の女の子は直ぐに芸能界を辞めたのかな?
寺島進や木下ほうかの下積み時代がみれる。あとエンドロールに三池崇史の名前があったがどこに出てたのか、気が付かなかった。
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