第二次世界大戦直後のドイツ。ユダヤ人の主人公は、収容所で離ればなれになった妻子がナチスに殺されていたことを知る。復讐心を煮えたぎらせる主人公は、ナチス残党を私刑する集団と行動を共にするが···。
第二次世界大戦中のホロコーストを描いた映画作品は幾つか知っていますが、"その後"を描いた作品って珍しいなと思い鑑賞。
実話ベースで"復讐"がテーマなので、全体的に暗くて重い。
物語とは違って"戦いが終わったからおしまい"とはいかない現実が辛かったです。
**以下後半内容の感想あり**
後半登場する女性工作員の演技に引き込まれました。
ただ、主人公とのセックスシーン以降急に女性工作員が目立たなくなってしまった気がします。セックスシーン自体も何だか唐突に感じました。
愛を思い出すことで復讐以外の生き方を考えるようになれた···という意図なのでしょうか？個人的にはセックスシーンは無しでも良かったのでは？と思いました。
2023-22
