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007/美しき獲物たちのRiNのレビュー・感想・評価

007/美しき獲物たち(1985年製作の映画)
2.9
ロジャー・ムーア:ジェームズ・ボンドの最終作となった今作、壮年期に片足突っ込んだロジャーが痛々しいかと思いきや、なかなか奮闘していて、体のキレ方もなかなかのもので、「オッ頑張れ頑張れ!」って応援したくなりました。
しかし肝心のストーリーはというと、うーんイマイチ。ここまで、またかよ!と思った007はシリーズ初です(まだ制覇してないけど)。雪山間一髪から入り、一目で悪役とわかる金髪碧眼顔面蒼白のクリストファー・ウォーケンがそれっぽい野性的な黒人美女を引き連れ現れて、やっぱりマッドな天才肌で、天才の割に色々凡ミスを繰り返し、ボンドも色々迂闊で、いやもうお前らアンパンマンとバイキンマンかよ!というストーリー。オチはもちろんシャワーシーンだし、まあ安定感といえば安定感なのか…うーん。
途中で登場する日本風ラブホテル?の安っぽさで一番笑いました。ペラッペラのサテンの浴衣とか、竹の絵描いてあるシャワーカーテンとか、ジャグジー付きの檜風呂とか、ダサすぎてウケる!
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