デヴィッド・リンチ21歳の初短編作。タイトルにある通り、6人の男が病を患っている。口から溢れる大量の吐瀉物など、患いっぷりが著しい。と言ってもコラージュ絵のコマ撮り映像なのでグロではない。
鳴り止まない救急車のサイレン。
病院なのだろうか。6人が並んでる。
バカバカしいけど病気って嫌だなあということがとてもよく伝わってくる。
この短編が撮られた時期にデヴィッドリンチは子を授かり、後に『イレイザーヘッド』が作られる訳だけど、当時の不安というか、環境のキツさというのは相当だったのだろうな。作品化できるってすごいな。