このレビューはネタバレを含みます
医学の道を断ち、人間の内面、精神の世界へ。その後写真家を志す。恋人アクセルの子どもの話はウンザリ。
「もうすぐ30歳だ。子どもがいてもいい」
ネタを思い付くと机に張り付いて暇になると子どもの話をすると噛み付くユリヤ。人の都合に合わせて生きるのは嫌。人生ってなんだろう。方向性の分からない自分にも苛立っているようにも思える。
招待されていないパーティーに忍び込みアイヴィンと出会うユリヤ。
「どこまでならいい?」
お互いに秘密の話をする。セックスで好きなのはアソコが硬くなる前。お互いに排泄をするところを見たり、煙草の煙を吸い合ったり、彼彼女の独特な嗜好、個性を紐付かせていく。
「突っ込まれるのではなく私が硬さを”創る”」
彼女が書いた文章は反響を呼ぶ。
「知的バイアグラ」
時間が止まる中、二人だけの時間。そしてアクセルとの別れを切り出すユリヤ。
ある日アクセルのグラフィックノベルが番組で批判されているところを目撃するユリヤ。
「アートは汚く自由でなきゃいけない」
妊娠をしたユリヤの葛藤。アクセルの想い。
「君は最高だ」