鑑賞日:2022年7月14日
パンフレット:850円
試写会場:TOHOシネマズららぽーと富士見
ジャパンプレミアのライビュビューイング付き。
ポンコツでも、やればできる――!
SFアクションではなく、SFドラマといった感じの作品でした。
ド派手なエンターテインメント性を求めていると、肩透かしをくらうかもしれない。
決してつまらないとかではないのでご安心を…。
主人公の健を演じた二宮さんですが、序盤はちょっとあれれ?な演技が多いんだけど、徐々にその役にハマっていったような気がしますね。
かまいたちの2人はまんまコントしていました(笑)
出演者たちよりも、タングが可愛いのなんのって♪
映画は、健がベッドから飛び出し、VRのゲームを楽しむシーンから始まります。
妻の絵美は弁護士で、ぐーたらな生活を送っている健に嫌気がさす毎日。
庭に古いロボットがいると告げるが…。
絵美の小言を聞きたくないため、外に出た健は、そこで古いロボットを見かけ、話しかけることに。
名前は「タング」…?
タングをジャンク屋に引き取ってもらおうとするが、中を開けると、見たことのないチップが入っていた。
タングとともに家へと戻った健だったが、絵美の怒りは収まらず、ついには家を出ていくように言われる。
家を追い出された健はチップの製造元であるアトビットシステムズにタングを引き取ってもらうことを考え、福岡へ。
アトビットシステムズのロボットデザイナーの林原が話を聞いてくれて、タングを直せる人をオンラインで募ると、中国の深センにいある凛が名乗りを上げる。
このままではタングが壊れてしまうため、健とタングは深センへと向かうのだった…。
激しいアクション映画ではなく、健とタングのバディロードムービーとなっていました。
福岡、深セン、宮古島と、いろいろな場所に向かって、ひと騒動起こすのが微笑ましくもあり。
最後の舞台である宮古島とタングが妙にマッチしていたりと(苦笑)
そして、ストーリーはシリアスになり過ぎていないのも良かったです。
ただ、展開的にはちょっと予想がついてしまうかも…。
やっぱりあの人が黒幕だよね?みたいな。。
VFXは邦画にしては非常に良く描き込まれていて、特に深センの映像はポップで綺麗でしたー!!
タングの動きとかのVFXも非常に良かったですよ。
残念なのは、ストーリー的にそんなに盛り上がるシーンが無いところかなぁ…。
終盤もあっさりと解決しちゃうし、主人公のトラウマ克服とかもありきたりだったような気がします。
そういえば、作品とは関係ないが、馬場の住んでいる家って、テレビドラマの「元彼の遺言状」で篠田が働いていたレストランですよね?
いろいろとツッコミどころはあるけど、老若男女楽しめる作品にはなっているはず。
ファミリー作品♪
そうそう、miletの歌う主題歌がめちゃくちゃ良かった!!!