このレビューはネタバレを含みます
イデオロギーより、子供の命。
工作。以来の名作。
料金以上の高いクオリティの映像、
涙あり笑あり、社会派メッセージ。
TOP
ソマリアでの主人公のロビー活動。
記念撮影、シャッターでタイトル。
END
空港から走り去るそれぞれのバス。
斜俯瞰、走り去った瞬間タイトル。
○名場面
ラストシーケンス。
飛行場の移動〜バス車内での移動シーン。
シンメトリーな画面構成で、
2人の主人公の移動シーンを見せる編集。
飛行場を降り歩き、バス窓辺に座る。
互いを見ない主人公の哀しき顔を見せる。
○クオリティあるカーチェイス
四台で縦走する車。
一連のカメラワークで四台車内を縦断。
縦走する車両たちを空撮併走、
先頭車両の窓からカメラが入、
車内を通過、リアから出、
後続車のフロントガラスの銃痕から車内へ
○カーチェイスのDIYアイデア
聖書、書籍で防弾仕様に。
砂袋を車体に吊り下げ防弾仕様に。
○スケールある内戦描写
丁寧な腐敗描写からの、
デモ、暴徒、内戦までの狂気描写
○街と情勢の本物感
とにかく大規模な街たち。
常に大勢の暴徒。大勢の政府軍。
○暴力に走る市民たちの恐怖描写
ライフルを持つ無邪気な子供たち。
とにかく無秩序に撃ちまくる暴徒。
○南北の家族食事風景描写
左右別れての、食事風景。
毒味をする主人公。
食事を介して、距離が縮まっていく描写。
子供の目を覆う北の母親たち。
一度目は南の文化を見せない為、
二度目は南の家族との関係性を隠す為。
○鳴り続けるクラクション音での
主要人物の死亡の間接表現。
○無駄にハイレベルなスパイの肉弾戦。
○字幕表現
●14日、描写不足。
●両家族の交流を丁寧に構築してほしい。
●情報部の主人公、なぜソマリアに?
●韓国勢に政府軍悪役を殴ってほしい、爽快感欲しかった