観終わって「あ~面白かった!!」ってなれるや~~つ。
こういう映画は定期的に摂取するのが良き。
まず私、ニコラス・ケイジ作品をあまり観たこと無かったんだけれど、一定年齢以上の日本人が持つ「ニコラス・ケイジ観」さえあれば全然問題なく楽しめる作品と思う。
ほいでまた、「落ち目のおっさんが恥も外聞もなく開き直る」っていうシチュエーション、
個人的に非常に好みです。その際のおっさんの力強さと哀愁が混在した佇まいってなんだろう。
そういうよく分かんないエネルギーを源として、一種の安心ジャンルであるアクション・コメディー映画が真っすぐに駆動していくため、そりゃあもう面白い!
そして尊いのが、ニコラス・ケイジの開き直り力がガチなので、コメディー演出がばっちり笑えるのよね。
わっけぇケイジによる「ニック・ケイ~~~~ジ!!」のくだり、爆笑してしもうた笑。
ニコラス・ケイジが本人役として登場、という部分以外はある意味予定調和な家族再生モノなんだけれど、こういう作品と予定調和の相性や良し。鑑賞後、素直にめっちゃ温かい気持ちになりました。
かなりお勧め。
過去のニコラス・ケイジ作品がちゃんと観たくなる。