BROOK

ARGYLLE/アーガイルのBROOKのレビュー・感想・評価

ARGYLLE/アーガイル(2024年製作の映画)
4.5
鑑賞日:2024年3月1日
パンフレット:880円


一流スパイは、”愛”で勝つ――!


めちゃくちゃ面白かったー!
さすがマシュー・ヴォーン監督作品!!
彼の演出、ホント好き!大好き!!

Appleが巨額の製作費を投じて作ったらしいが、
アメリカではあまりヒットしていない様子…
なぜだろう?
やはりすぐにApple TV+で配信されると思っちゃうからかなぁ…。


エリーを演じたブライス・ダラス・ハワードはちょっとぽっちゃり気味ですが、今作はかなりアクションもこなしていてカッコいい!
エイデンを演じたサム・ロックウェルもカッコ良かった♪
アーガイル役のヘンリー・カヴィルも良かった。
ワイアット役のジョン・シナはもうちょい活躍の場が欲しかったな…。
個人的に一押し女優さんのソフィア・ブテラが出演していたのは嬉しかった。


映画は、アーガイルが美女とダンスを踊るシーンから始まります。

アーガイルのターゲットはその美女のラグランジェで…
しかし、自分の正体がバレていた。

仲間のキーラに連絡をし、その場から逃げ出すものの、ラグランジェはバイクで逃走。
追いかけるアーガイルだったが、追いつけず。
仲間のワイアットがラグランジェを捕まえる。

だが、ラグランジェのボスはアーガイルとワイアットのボスのディレクトレイトでもあり…
彼女はそこで毒を飲み、死んでしまう。

アーガイルとワイアットはディレクトレイトの追跡から逃れるため、姿を消す、、、

『アーガイル』の著者であるエリーは第4巻発売の朗読会へ。
質疑応答を受け、第5巻はすぐに発売すると発表するも…
実際は母親に原稿を見せ、ダメ出しをくらっていた。

行き詰ったエリーは母に会うために猫のアルフィーを連れて列車に乗り込む。
向かいの座席に座ったエイデンは自称スパイを名乗り…

突如として、刺客たちに命を狙われるエリー。
ワケが分からないままエイデンの言う通りにし、列車からパラシュートで脱出する羽目になるのだった…。


この辺は、まだ序盤で…
ここからストーリーは二転三転していきますよ。

エリーは著書で”予言”してしまったがために、命を狙われるようになってしまうのだが、そこにも理由があって…

おっと、これ以上はネタバレになるので言えない(笑)

いやはや、まさかまさかの連続とだけ言っておきます♪
そんなストーリーだったのかー!と。
あの予告編からは想像できないっす。


とりあえず、アクションシーンはマシュー・ヴォーンの演出全開という感じで、非常に好み。
特に後半はその手腕をいかんなく発揮しています。
たくさんのスモークのシーンとスケートのシーンはもう最高でした!!!!!

スモークシーンのリフトは必見です!!
エリーとエイデンの体格的にはそうなるよね!的な。。

猫ちゃんのアルフィーもきちんと活躍するので、お見逃しなく。


終盤はきちんと”伏線”も回収していて…

”隙間回廊”とか、オルゴールとか、とか…。


ラストもすっきり終わって、申し分無し!

そうそう、エンドクレジットにも少し映像あり。
ヴォーン監督のあの作品…(略)
ユニバース化???
クロスオーバーする???

ちなみに「ARGYLLE/アーガイル」は全3部作らしいです。
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