キングスマン1作目には歓喜したし、キックアスも大好きだし、X-MENファーストジェネレーションも大大好きなんだけど、ゴールデンサークルでガッカリしてから3作連続で合わなかったのでヴォーンとの相性が悪くなっているのかもしれない…悲しい…。
FF7みたいなスパイ映画です。序盤の違和感、なんだかフワフワした設定や人物描写が中盤で作品の根幹になってくる作りが。
劇中劇(妄想)扱いである角刈りカヴィルとジョン・シナのコテコテ・バディ・スパイ物を「いや、そっちを普通に観たかったな」と思ってしまう心が最後まで払拭出来ず。
冴えない感じのサム・ロックウェルと年相応に見せるブライスを最後まで「映画としての真の主役」にしたのは好きですが。
フィギアスケートアクションとかもね。好きだけど。キングスマン1作目の衝撃には遠く及ばないセルフ・ジェネリック感がね。
二転三転させ過ぎて逆に凡庸になっちゃったと言うのが正直な体感です。
最後の「ちょっとややこしいクロスオーバー」も「まあ、はい」としか言えず。
