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LAMB/ラムのhideharuのレビュー・感想・評価

LAMB/ラム(2021年製作の映画)
2.5
2022.10.12ミッドランドシネマ2にて鑑賞。ムビチケ利用。

ミッドランドシネマだけなのかもしれないけどかなり本作を推してる気がします。予告編も随分と前から流しているし、チラシも早くから置いてあった。何よりもシネマ2の1番大きなスクリーンで上映されてたから驚きです。
まあ平日でしたが「マイブロークンマリコ」よりは客は断然多かったですけど。

カテゴリーもミステリー、ホラーになっていますがホラーなのは最初と最後だけでどちらかというと神話的な寓話って言った感じです。
ただそんなに評判ほどは良いとは思わなかったですね。
件(くだん)のヒツジ版という事で低い音響で禍々しさを感じさせてくれた割には災悪は復讐に変えられている感じで拍子抜け。

上に書いた禍々しい雰囲気と半獣が不気味なと言うよりは半獣を子供のように扱う夫婦の方が気持ち悪い。ただ半分は人間なのかもと思えば排除もできない困った存在ですね。

製作国は最近特に多い合作でフィルマに書いてあるだけでもアイスランド、ポーランド、スェーデンとありますが確かに冒頭にフィンランドの名前もあったと思います。舞台も様子からするとアイスランドのようですが何語を喋っているのかさっぱり分かりませんでした。

ギリシャ神話とはまた違った北欧の神話に何かしら材を取っているのかちょっと気になります。

しかしアイツは人間のようにライフルを使いこなしてましたね。一体どこから来た何者なんでしょうかね〜。
悪魔は黒山羊で黒羊ではないからなぁ。やはり神話の世界なのですかね。

自分の評価は動物の撮り方が上手いと思ったことです。あとちょっと自然の風景に頼りすぎな気はします。
あとは不気味な半獣と夫婦以外は淡々としたホームドラマのようでしたが何とか最後まで見るとこができたのは何かが起こるかもと期待出来たからかも。
そんなに面白い話ではないのに観客に期待を持たせ続けられる演出とか脚本はもしかしたら優れてるのかな?
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