・アイスランドの山奥 酪農や畑仕事をし暮らす夫婦の元に奇妙な羊の子が生まれる そのキメラの様な子羊をほっておけず「アダ」と名付け まるで我が子の様に育て始めるが…的な内容
・禁断のネイチャー・スリラーとの事で 何て事ないジャケット画なのに何故だか不穏な空気が漂っており 加えて好きな女優さんノオミ主演…ワクワクが止まらない本作 派手な作品ではありませんでしたが結構なインパクトがありましたね
・考察を読まないとちょっと何とも言えませんが(家畜or供物の反乱)的な感じなんでしょうか？
・禍々しいものが生まれて、飼い主は(それ)を処分する事なく育て、成体になって交配し そこからまた生まれて増えてを繰り返し…新たな種となる過程のほんの始まりの一部を切り取った物語なのかな？とか…
・創世記で神は供物として羊を受け入れ、そこで羊と人間の今の関係性みたいなものが当たり前になってしまった様に思いますが「おとなしく供物になってられるかよ！」的な個体が生まれてもおかしくはありませんし…まぁ寓話ですけどね
･終始モヤっと感が付き纏う 不穏さと禍々しさに満ちた奇妙な作品でした
