さうすぽー

ホワイトナイツ/白夜のさうすぽーのレビュー・感想・評価

ホワイトナイツ/白夜(1985年製作の映画)
4.2
主題歌は、かの有名なライオネル・リッチーの「Say you,Say me 」です。
この主題歌も格別に良いですね。

これはアメリカに亡命したソ連(当時のロシア)人バレーダンサーが、飛行機の事故で、ソ連に不時着してしまい、政府の役人に国に引き戻されるのですが、
そこで監視目的でアメリカから亡命した黒人のタップダンサーに出会います。
その正反対の二人がやがて深い絆で結ばれていきます。
そして二人は、ソ連から脱出するために米国大使館に逃げることを画策するというお話なのですが...

ソ連人の背景とアメリカにおける黒人の背景が丁寧に描かれていて、より二人のキャラクター性が際立っています。

何と言っても、主人公二人のバレーダンスとタップダンスのデュエットで踊るシーン!
これは、ある作戦のために行うのですが、圧巻の一言です!
もう奇跡のコラボだと思ってます(笑)
ラストもハラハラしましたし、娯楽性に富んでます。

自分のオールタイムベストに入るほど好きという訳ではありませんが、正直この作品はもっと評価されても良いし、知られて良いと思ったのでレビューしました。

追記:
因みに、バレーダンサーを演じたミハイル・バリシニコフは、本物のバレーダンサーですが、ソ連からアメリカに亡命したみたいです。
つまり、ガチの亡命者だったんです!
それが、よりこの映画をリアルに感じさせる理由の一つですね。