ウェス・アンダーソン監督の最新作です。
出演は、スカーレッット・ヨハンソンさん、トム・ハンクスさん、ジェフリー・ライトさん、エドワード・ノートンさん、エイドリアン・ブロディさん、マット・デイロンさん、マーゴット・ロビーさん･･･と豪華。
この作品、1955年のネバダ砂漠にある架空の町アストロイド・シティを舞台に、そこに集う人々のドラマなんですが、実はそれは舞台劇であり、更にそのメイキングを特集したテレビ番組という構図になっており、映画を観ている人はそう言う視点で観ていることになります。
人口87人の砂漠の町アステロイド・シティで、ジュニア宇宙科学賞の授賞式をするため、5人の天才的な少年少女とその家族が招待された。その祭典の最中に、思わぬ訪問者がやって来て、町は軍によって封鎖されてしまうのだった･･･
砂漠の中にあるアストロイド・シティのセットが、パステルカラーでとても可愛らしく、ウェス・アンダーソン監督の唯一無二の世界観が楽しめます。
劇中に天才児たちのゲーム中の会話で、「ホウジョウユキトキ」って名前が挙がってんですけど、誰？ってなりました。
あと、モーテルの隣同士の部屋の窓越しに、ジェイソン・シュワルツマンさんとスカーレット・ヨハンソンさんが話しているシーンの構図が面白くて好きでした。
