mako

ブルーサーマルのmakoのレビュー・感想・評価

ブルーサーマル(2022年製作の映画)
3.6
《空に恋して、仲間と出会った。》
◎72点

通常のシアターが空いてなかったのか、鑑賞時はIMAXシアターでした。通常のスクリーンより大きいスクリーンで観れたのはラッキーでした♪

原作は、小沢かなの漫画「ブルーサーマル-青凪大学体育会航空部」。
監督は、「ばからもん」「プリンセス・プリンシパル」の橘正紀。
アニメーション制作は、老舗アニメーションスタジオ、テレコム・アニメーションフィルム。

高校時代はバレーボール一筋で頑張ってきた都留たまき(CV:堀田真由)。サークル活動や恋愛などで充実した、“普通の大学生活”に憧れ長崎から上京するも、入学早々とある事故でグライダーを傷つけてしまう。
たまきとグライダーの出会い。ここから物語が始まる。

上昇気流に乗って空を飛ぶ航空機・グライダーに青春をかける、体育会航空部の大学生たちの成長と葛藤が描かれている、大学生たちの青春物語。

なかなか面白かったです♪
青空を白い機体のグライダーが飛ぶ様が爽快でした。
グライダーには動力がなく自力で離陸できないため、ウィンチ曳航、飛行機曳航により離陸する。
すごく簡単に説明すると、ゴム飛行機(玩具のね)みたいなもの。ゴムを飛行機に引っ掛けてゴムを伸ばして手を離すと飛ぶ玩具があるけどあんな感じ。

青空、雲、山並みなど風景はとても綺麗でした✨
ただ引きの画での人物とか細かい箇所は少し雑な感じに見えました。

グライダー競技のルールを知らないのでどんな状況なのか、理解はあまりできなかったけどまあまあ楽しめました♪

中盤までは楽しめたけど、後半過ぎにある出来事が起こる。そこがいまいちよく分からず、状況が飲み込めなくて失速気味に感じました。
あと、家族の話やスポンサーの話など、103分の尺にしては詰め込み過ぎに感じた。
そこ2点が残念で減点に。

声優陣は中々豪華で、今知ったけど「呪術廻戦」のキャストが3人いた😁島﨑信長(真人役)、榎木淳弥(虎杖悠仁役)、小松未可子(禪院真希役)。
都留たまき役は声優初挑戦の堀田真由ちゃん。多少声が浮いていた感じがしたけど、段々気にならなくなった。声優陣に混ざると浮くのは仕方ないかな。
長崎弁が、最初聞いた時佐賀弁かと思った💦
私が知ってる長崎弁ではなかった。母の実家は島原市だけど、それと違ったので別の所なんだろうな。

ブルーサーマルとは、青空の下で発生する上昇気流のこと。うまく乗ることができればグライダーをより高く押し上げてくれる。


観客 9人
劇場鑑賞 #29
2022 #35
mako

mako