黄推しバナナ

また春が来やがっての黄推しバナナのレビュー・感想・評価

また春が来やがって(2021年製作の映画)
3.0
人生最後の日だと思えばさ〜
一日一日を大切に過ごすだろ〜
何のために生きてんの!?

私の答え : 
人生最後の日なら
お前のアホな小言何ぞ聞いてるかよボケが!🤬
人生最後の日ならお前〇〇するぞボケが!🤬
俺が人生最後の日じゃなくて助かったなぁ!🤬
ありがたく思えよ!🤬

何のために生きてんの!?
自分で死ねね〜からしょうが無く生きとんじわれ!🤬

監督 :
堀内友貴
脚本 :
堀内友貴
出演者 :
五十嵐諒
奈良原大泰
三宅理沙
仁科かりん
安井摩耶
在原貴生
北林佑基
うつみ敦士


リアルな演出とカメラワークが垣間見れる🤔

ワイドショットからの長回しからの住宅街の交通量調査のバイト風景

クローズアップ・ショットからのフライパンと餃子とゴチャゴチャしたテーブル

ワイドショットからのアルコール飲んで火照った体と夜の少し寒い街

ワイドショットからのラストの桜満開の交通量調査のバイト風景

堀内友貴監督、交通量調査のアルバイト経験した事があるのだろうかリアルに感じるし、しょうもない雑談の台詞なんかも経験した事を脚本にしてるのだろうか!?それだけリアルに聞こえるし間も悪くない🤔

退屈無く見れる☺️


東放学園映画専門学校映画制作科の在学中に完成させた、学生作品にムキになっていうのもなんだろうなぁと思ったが忖度無く答えると…

ワイドとクローズアップを多様し過ぎ、制作費が無くてもカット割りの多様はスマホがある昨今可能だろ!フィルム時代じゃぁ〜ないんだからさぁ…

ヤマサキが好意があったのであろう、ミウラユキとばったり道端で再開するシーンワイドショットで横向きロング回し…画が淡白すぎる…
ランニング最中の人がいるのだからカメラをそっちに向けるとか…
会話にしどろもどろした感じを靴の向きで表現するとか…
ミウラユキが早くその場を切り上げたい感じを出すのだったら、ミディアムクローズアップで目を泳がす画を撮るとか…
工夫ならいっぱいあるでしょうに…
角度を変えてカメラに捉えるのが面倒なのか、大量に生まれるカットを編集で繋げるのが面倒なのかなぁと思えてくる…

スキヤキにご飯と卵をぶち込んでねこまんま丼にするシーン…取っ手の付いた鍋にスキヤキは◎、茶碗のご飯に卵を割って入れて、ソレを鍋にぶち込む…なんか違う…私だったら一人暮らし学生、少しでも洗いを物を出さない為に、炊飯器から直接しゃもじでご飯を鍋に投入からの鍋に直接卵投入でしょ…
いや…しゃもじも使わずご飯を直接鷲掴みで、熱っ…熱っ…言いながらすき焼きに投入するほうが躍動感が増すか!

なんだろうなぁ…堀内友貴監督がそういった経験がないのがモロバレになる映像だよね…

あと呑んだくれて全身に毛布被ってその上に大量のアルコールの空き缶…どうやったら空き缶を乗っけられるのって状況…絶対2人でやらないと出来ない無理構図…

アルバイト先の事務所の“生きたきゃ働け”の取って付けたようなスローガンの紙の感じと、雇い主のボールペンカシャカシャからの気持ち悪い喋り口調で小言…経験談ではなく頭で考えて作られた群像でしかない感じが拭いきれない…

あんな事務所なら、紙は少しタバコの煙で黄ばんでいるだろうし、あんな雇い主なら小言を言うとき相手の方に体向けず明後日の方向に体だけ向けての顔だけ向けて失礼な態度で話すよ…

丁寧ではない…
悪く言うと手抜き…

でも監督側からすると素人に、
iPhone(スマホ)じゃ限界があるでしょ…これだから素人はって思ってると思うんだよね…

ソレを言われたらこれまでは反論出来なかったが、つい最近、三池崇史監督が全編をiPhoneで撮った手塚治虫原作の実写化“ミッドナイト”の撮影風景動画を観て、世に出る監督は制作費や機材じゃあねーのなっと再認識したよ…
そうなんだよ…カメラワークやロケーションやライティング、BGMは制作費や機材じゃあなくセンスだし、どれだけの影響からの学習と知識を己に取り込むかなんだよ…

血となり肉にしたかなんだよ…

因みに、三池崇史監督、横浜放送映画専門学院(現・日本映画大学)に進学、横浜にあった今村昌平の私塾で映画を学ぶが、大師匠の大庭秀雄が最初の授業で書いた「脚本とは芸術である」という言葉に自分が場違いと思い映画を諦める…

そんなセンスが無いと挫折した人がiPhoneでセンスの良いもの撮ってんだぜ…
しっかりしろよ本気で…


余談だが、
堀内友貴監督談 : 

学校のある授業の講師が大人の嫌な部分を煮詰めたような本当に嫌な奴で、そいつらをぶっ殺す脚本を書こうと思ったら、最終的にしょうもない毎日でも友達と過ごした本当に楽しい夜の一瞬があれば生きていける。みたいな脚本になりました。

で今作なんだが…

じゃーあー
大人の嫌な部分を煮詰めたような本当に嫌な教師をぶっ殺そうと計画を立てる大学生の生徒が、同じ事を考えていた生徒の1人と知り合い意気投合して毎日のモラトリアムなくだらない生活の中で、教師をぶっ殺す計画なんてアホ臭いと悟りを開く作品にすればよかったろうに…

まだZ世代の生きにくさや、上のアホ世代の圧迫感や、今の日本で情熱を感じて生きていくのアホ臭さのメタファーは感じられたと思うんよね〜🤔

撮った事もないド素人がそう感じました

イヒ😏
黄推しバナナ

黄推しバナナ