20220623
そういや感想書いてなかった〜と思いつつ、未だにまとまってないのが現状。すごくよかったけど、故郷やひとの営みの不確かさ、不安定さみたいなものが見えてくるからこそしんどかった。送るというのは、送られるというのは単に「いってきます」「いってらっしゃい」の問題だけではなくて、悔しさや悲しさ、愛しさとかどうしようもなさとか、そういうものを飲み込んだうえでの諦めですらあるのかなとか。彼があのバスのなかから振り返ったことにこそ、意味があるのだと思った。そうでなくては、と思った。
う〜〜〜んやっぱりまとまってない。またそのうち書き足すのかもしれない。モノクロで情報が削がれているぶん、温かく感じることも、より暴力的に感じることもあるのが面白い。2022年はなんだか、モノクロ映画に恵まれているなと勝手に思った。
