ことぶきさんの映画レビュー・感想・評価

ことぶき

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aftersun/アフターサン(2022年製作の映画)

4.6

20230614 aftersun
 くそー寂しいし苦しいしつらいなって気持ちとこの映画に出会えてよかったって気持ちが戦って後者がギリギリ勝つという具合。映画館にいる人みんなが少なからず、良い気持ちに
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岸辺露伴 ルーヴルへ行く(2023年製作の映画)

3.8

20230606『岸辺露伴 ルーブルへ行く』
久々すぎる映画館だった。大画面はやっぱり良いなぁと思う。
芸術作品を鑑賞することについて考えることが多いけど、創作物との対峙というのは案外こう、残酷だった
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ONE PIECE STAMPEDE(2019年製作の映画)

3.6

なぜいまなのかと問われたら困っちゃうんですが、なんか本当に縁があって見ました。二十歳の誕生日に何見てるんだ、本当に。

アツすぎてびっくりしました。久々にとんでもない量の脳汁が出たと思います。こんなん
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X-MEN:ファースト・ジェネレーション(2011年製作の映画)

4.2

なぜ、対話を、しない……?
対話をすれば解決していたかと言われるとそうではないけれど、じゃあ、対話がなされないままこの結末に向かうことをよしとするかと問われると、頷くことはできないです……
ハンナ・ア
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インターンシップ(2013年製作の映画)

3.2

ポップだしあっさりしていて、話の筋もわかりやすいしキャッチーでもあった。同時にテンプレ感もあるかもしれないけど、そういうのが観たい日もあるので無問題!
相棒関係に亀裂が入ったりするわけではなく、お互い
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トップガン マーヴェリック(2022年製作の映画)

4.3

20220624
ありがとう、それしか言えないぜという気持ち。たぶんわたしは前作を観てからずっと、色々な意味で彼らに乗り越えてほしかったんだと思った。
幼いわたしが父親とテレビで観た「トップ・ガン」の
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シン・ウルトラマン(2022年製作の映画)

3.5

20220630
これも書いてなかった〜〜〜〜。忙しいと言いつつ、意外と観に行ってたな。
鑑賞前、周囲の人間からの情報受動喫煙がデカすぎたのでどうなることかと思ったけど、めちゃくちゃ楽しめた。びっくり
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ベルファスト(2021年製作の映画)

4.1

20220623
そういや感想書いてなかった〜と思いつつ、未だにまとまってないのが現状。すごくよかったけど、故郷やひとの営みの不確かさ、不安定さみたいなものが見えてくるからこそしんどかった。送るという
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グッバイ、レーニン!(2003年製作の映画)

4.0

20220822
観た。想定していた以上に良かった。
分断と統一の当事者とさまざまな不条理が描かれているわりに変に感情的なわけでもなく、メタ的な視点を提供された気分になるのはなぜだろう。思想賛美でも批
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カモン カモン(2021年製作の映画)

4.8

こんなに刺さるはずじゃなかったのに、がっつりブッ刺されてしまった。しかも刺さるとよくなさそうなところに。大人と子どもというテーマはもともと大好きだ。それにしたって撃ち抜かれてしまった。

暮らしを、営
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アポロ13(1995年製作の映画)

4.3

キャスティングがもう、「わたしのための」という感じだった。ありがとう、世界。こういった名作を映画館で鑑賞できる貴重な機会に、毎回感謝している。
ありがとう、午前10時の映画祭。
エンジン音が唸る、静寂
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君を想い、バスに乗る(2021年製作の映画)

2.7

原題のまま、 “the Last Bus”でよかったんじゃないかな......
過去と現代とを行き来する切替の演出の巧みさや繊細な俳優陣の演技が際立つぶん、話の筋道がすこし表面的すぎるような気がしてう
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ロスバンド(2018年製作の映画)

4.1

20220303
普段、 聴き慣れていない言語で演技を観るのすごく楽しいなって改めて実感しました。言葉は薄く聞こえてしまうかもしれないけど、わかりやすいロードムービーで親しみやすかった。脚本の粗い部分
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映画 オッドタクシー イン・ザ・ウッズ(2022年製作の映画)

3.5

20220401
じわじわ効いてくる、観る劇薬って感じでとても好きでした。
時間経過によって飲み物が変化したりとか、群像劇のなかで示される絶対的な時間の流れの描写が刺さりました。街という煩雑な場所を一
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ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

4.4

人間や事象の対比のさせ方、鑑賞者に対する想起のさせ方がすごく好きだった。マジックの種明かしをされているようで、とても気持ちいい。セリフ、 カメラの配置、 ぜんぶがあるべきところにハマっている感じがした>>続きを読む

ウエスト・サイド・ストーリー(2021年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

わかっていたことだけど、やっぱ、キッツ……
何が起きるかわかっているからこその胃痛が止まらなかった。誰のどんな行動が悪かったか、ということをこねくり回しても意味がない。
人間同士の根っこの憎しみをどう
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空白(2021年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

映画「空白」について、観賞後の熱量が冷めぬうちに書き残しておきたいと思う。

 この作品の大まかなあらすじを説明するのは、そう難しいことではない。
スーパーの店長に万引きを疑われた女子中学生が、逃げる
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ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語(2019年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます


とてつもなく、美しい映画だったと思う。
脚本がとか俳優がとか、原作がとかそういうことじゃなくて、全てをひっくるめてただただ美しかった。美しい作品だった。

この作品は「若草物語」の原作を知らない人が
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話の話(1979年製作の映画)

3.8

幼いこどものころの少し怖い記憶を再生しているようだった。

物語というより、とても詩的な作品だなと思います。そしてとても、パーソナルなものだなと。
この作品は観客を意識されて制作されてはいても、本質的
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霧の中のハリネズミ/霧につつまれたハリネズミ(1975年製作の映画)

4.0

「熱に浮かされながら見た、魅惑的で少しこわい夢」という印象です。なんだかもう、凄まじくてなにも言えない。
ただただ、音楽と映像とが一緒になって私を殴ってきた。

Curve(原題)(2016年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

とてつもないものを見てしまった。
深夜2時に戯れで見るべきではなかったかもしれない。とてもこわい。とても、とてもこわい。

curveのかたちが子宮に似ていると思っていたのですが、他の方も感想でおっし
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ドクター・ドリトル(2020年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます


ドクター・ドリトル、簡潔に言って「浴びる癒し」の映画でした。ストレス値の高い人生に直接届くモフモフ映画。好きです。
こういう動物、可愛いだろ?
こういう動物、好きになっちゃうだろ?
という製作陣の声
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SKIN 短編(2018年製作の映画)

4.5


昨夜というか今日の午前二時ごろ、そういえば配信終了してしまうと思い出して「SKIN」の短編を鑑賞。

とことん刺さってしまった。

黒人差別についてだけでなく、差別による苦しみを相手を傷つけることで
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名探偵ピカチュウ(2019年製作の映画)

3.7

ポケモン世代のはずが、全然ポケモンを知らない十七歳です。

最高でした。再っっっっっっ高でした。分かったポケモンの種類は六種類だけだったけどめちゃくちゃ楽しかった〜〜〜〜!!
九割くらい分からないポケ
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独裁者(1940年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます


凄まじいものを観てしまった気がする。

チャールズ・チャップリンという人の名前を知ってはいても、これまで私は彼の出演する作品を見たことはありませんでした。なので今回の「独裁者」が初鑑賞。
彼の確立し
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365日のシンプルライフ(2013年製作の映画)

3.3

個人的にめちゃくちゃ好きでした。
なんというか、めちゃくちゃ面白いドキュメンタリー番組を、ぼーっとテレビで見ている気分だった。実際にこういうバカみたいに不思議なことを、必死に、真面目にやってる人が世界
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はじまりのうた(2013年製作の映画)

4.5


シング・ストリートを先に鑑賞し、ジョン・カーニー監督に惹かれてAmazonプライムで見ました。

こんなん好きに決まってるでしょうが。

私は大人が、ちゃんと大人じゃない映画が大好きなんですが、この
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スクール・オブ・ロック(2003年製作の映画)

4.5


こんなエナジードリンクの原液みたいな映画あるんだ。大好きに決まってんだろ。

これ、考える映画じゃない。頭ぐっちゃぐちゃに溶かしながら、「お手伝いしたくない!」って叫びながら、爆笑して観る映画だ。大
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シング・ストリート 未来へのうた(2016年製作の映画)

4.4


青春ってあんがい泥臭くって、その何万倍もかっこいいなと突きつけられた映画だった。
高校三年生の自分に鮮やかに届く、苦くて優しい青春映画だった。


何かに直向きに打ち込む、それを誰かと一緒にする。そ
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レディ・バード(2017年製作の映画)

3.7


この映画を十七歳の今、見ることができたことが嬉しい。ぐっちゃぐちゃに反発したくて、自分を理解して欲しくて、喚いて怒鳴って泣きたい日があるなって。それって自分だけじゃないなって。
彼女を通して自分を眺
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シングルマン(2009年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

感想に脈絡はありません。



まず一番に感じたのは、もうこの作品を観るまでの私には戻れないなということ。知らなかった頃には戻れないと思いました。だって、きっとこれから毎日のどこかにジョージという存在
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ゴースト・ストーリーズ 英国幽霊奇談(2017年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

こわかった。
シャイニングが「ヒッ」系ならば、あやつは「ンオオオオッ!?!?」でした。あとを引くとかそういう簡単なやつではなくて、なんか、日常的にふと彼らのことを思い出して「……あぁ〜…」ってこう、虚
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1917 命をかけた伝令(2019年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

1917を観ました。

意図的にこちらとスクリーンとの境界線を削り取ってきた映画だと思いました。正直、BGMがなかったら映画だと認識できなくなっていたかもしれない。
しかも音楽も、ティンパニかな、大き
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あしたは最高のはじまり(2016年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

フランス映画ということで、普段耳馴染みのない言語を爽やかに聴き続けられて良かったです。

無理な展開が少しだけ目立った気がするのですが、それ以外はずっと、父娘の関係の温かさをひたすら丁寧に描いてくれて
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ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)

4.8

このレビューはネタバレを含みます

ジョジョ・ラビット

1/26初鑑賞
2/2二回目

ずっと感想がうまく纏まらなくて、先延ばし先延ばしにしていました。ただ、誠心誠意、心を込めて真摯に書きました。
以下、感想です。


こんな言い方だ
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キャッツ(2019年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

正直、私は好きだったというのがいちばんの感想です。CGの描写が合わないのは人それぞれでしょうし、ネズミや虫のシーンも好みは分かれるでしょうが人それぞれだなあと。
私は全く大丈夫だったという、あくまでも
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