東京国際映画祭初日に鑑賞。
幼い頃に事故で片足を失い、義足のため、日本でプロボクシングライセンスが取れずフィリピンに渡ったボクサー。その実話に着想を得ての映画化、主役の尚玄がその方の知人で企画を立ち上げ、フィリピンのブリランテ・メンドーサ監督に持ち込む。
尚玄さん、ボディーの鍛え方など入れ込み伝わる。水中でのシャドーボクシングなどとても印象的な場面も有るが、残念ながら実話ベース故か話の展開にリミットがかかった感。
格闘技マンガ刃牙シリーズのやはり義足の烈海王ボクシング挑戦編とは真逆で足して二で割ると程よいぐらいな？てっきり、日本でボクシングのリングに立つことが出来ずとも、活路を求めて総合に進んだコーチの息子と最後は異種格闘技戦ぐらいやるのかと思った(爆)。フィリピンのジムの会長の娘とのロマンスももう少し発展するのかと。
あと、試合のシーン、回りの客席の皆さん方はそんなことないのに、ついつい、頭が小刻みに動いてしまう自分のリアクションに気付き、「映画オンリーのファンとプロレスものファンの違いだろうか」と心のなかで笑ってしまった。
Ｑ&Aなどは無かったけど、映画館出るとなんと照玄さんが！さっきまでスクリーンの中で観た姿が予期せず目の前に。気さくにツーショットなどに応じてらして自分もパンフにサイン頂いて写真撮らせてもらいました。印象的だったプール内シャドーのシーンについても質問でき、こういうのは映画祭ならではの楽しみで、スコアに加味。
