2022年48本目の劇場鑑賞。
令和186本目の劇場鑑賞。
謎の猛毒ガスによって人類滅亡が目前に迫った地球を舞台に、
最後のクリスマスを家族と友人たちで静かに祝う厳かな宴の席で、
迫りくる死の恐怖に対する人々の選択の行方をシニカルな眼差しで描いたブラック・コメディ。
2022年もクリスマスシーズンに入ってきましたけど、
皆さんのクリスマスのご予定は?
僕はノークリスマスです。
少し早いと思けど、
クリスマス映画が公開されました。
他人の幸せな姿を観る気はなかったが、
クリスマスの日に人類が絶滅するという内容だったので、
これは見逃せないと映画館で鑑賞。
本作はホラー映画でもなく、
ディザスター映画でもなく、
コメディ映画でもない。
ただのホームパーティーを見せられるだけで、
特に見せ場もない。
思いのほか面白くなかったので、
特にネタバレする必要ないかと思う。
謎の猛毒ガスによって全人類が滅亡する話だが、
描かれるのは田舎の屋敷でクリスマス・パーティーをする男女だけ。
集まるのはネル・サイモン夫婦の学生時代からの親友たち。
クリスマス・パーティーが始まる前は、
人類滅亡が追っている事は明かされておらず、
クリスマス・パーティーが始まってから、
謎の猛毒ガスの話が始まり今置かれている状況が明らかになる。
人類が絶対に助からない状況なんだが、
猛毒ガスを吸って苦しんで死ぬか、
苦痛を無くすピルを飲んで安楽死で死ぬか、
選択を強いられることになる。
大人たちは諦めムードで騒いで踊る中、
ネルの息子のアートが薬を飲むことに疑問を感じるようになる。
このアートがごちゃごちゃと騒ぐのがうざすぎる。
最後にピルを飲むくだりで、
ピルをコーラで飲むのだが、
コーラを1人1缶にして欲しいだの、
コーラをこぼしてしまっただの、
コーラが温くて嫌だだの、
アートの双子の弟たちがうざすぎる。
笑うシーンかも知れないが全く笑えなかった。
タイトルの“サイレント”の意味は、
観客をサイレントにする意味だった。
クリスマスは、
同じイギリス映画の“ラブ・アクチュアリー”でも観てください。