劇場公開当時見てたけどMark忘れ。
韓国は日本と比べてフェミニズムが進んでる!!とNetflixしか見てない人がイキり立ってそうですが、Netflixやってない民の私からしても、こういう地味〜な作品も韓国はコツコツと作り続けているよね、こないだ韓国のシネコン行った時に、日本に入ってこないだけでこんなに韓国映画ってたくさん作られてるんだナ〜と興味深かったです。むしろなんでこれが日本で配給されたのかは謎なくらい、とにかく地味だけど、日本の今と共鳴するものがあるってことなのかな。
「波紋」が男はバカ、愚か、役立たず、とバッサリいってるのに対して、こっちは夫も息子と非協力的だし理解もないし、家父長制的価値観をばりばり体現してるんだけど、いざという時は優しかったり頼れたりする。これは各々の作風だけの話じゃなくて、どこかで韓国はまだ男性に期待してるってことなのかなと受け取りました。女だけでやっていける、男要らんに振れるのか、やっぱ共存していきましょっていうのか、どっちがいいんでしょうね?私には分かりません。
良作だけどいまいち盛り上がりや起伏に欠けていて強くは響かなかった。