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なぎさのarchのレビュー・感想・評価

なぎさ(2021年製作の映画)
4.2
内的な喪の旅を必要最低限しかない台詞と何も映らない暗黒と赤い灯で表現しきっていて凄まじかった。現在と過去を象徴する赤と青が脳に焼き付くほどに鮮烈。乖離する映像と不協和音は、主人公の脳内に反響する後悔を的確に表現していた。今年一番しんどい映画だった。
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