さとし

オッペンハイマーのさとしのレビュー・感想・評価

オッペンハイマー(2023年製作の映画)
3.0
これはノーランのオッパイハイマーですね。はい。バカなことを言いました。レビュー行きましょう。

正直にいうとこの3時間で印象に残ったのは3つの要素です。1、白人が狭い部屋で会話してるシーン、2、爆弾を製造までの過程そして、3、フローレンス ピューの爆弾です。

アジア系方は出てきませんしきませんし、爆弾によって犠牲になった方は一切出てきません。すごく偏ったものの見方をした作品でいい作品と呼べるかどうかをためらってしまいます。キリアン マーフィーはさすがでした。目の演技が全てを語っています。ダウニーも良かったですし、エミリー ブラントも良かったです。マット デイモンもややヴィラン気味でしたが、いい味を出していました。あと ラミ マレックがあれだけしか出てこなくてちょっとかわいそうでした。

まあ、ある意味クリストファー ノーランの本来の映画の形ではない作品なのでちょっと驚いてしまいました。SFっチックでもないですし、あくまでも自伝的な映画で個人的にはちょっとガッカリでした。個人的にはこの映画を2回観るなら「インターステラー」を5回見た方がよほど時間的に価値があると思いました。アメリカサイドからしか語れなかったのが1番の要因ですね。3時間も映画があったのにいろんな重要情報をサラっと描いたりするし、正直大きな画面で見るっ必要はないと感じました。「ダークナイト」トリロジーや「メメント」さらには個人的に好きな「インセプション」を作った監督がワーナーブラザーズからユニバーサルに変わって制作された作品第一号がこれかいって感じでした。

まあ、今後も頑張ってほしいです。
らしさを取り戻してほしいです。
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