ぎょうざかしゅうまいか

ブラック・フォンのぎょうざかしゅうまいかのネタバレレビュー・内容・結末

ブラック・フォン(2022年製作の映画)
3.8

このレビューはネタバレを含みます

いつかは自分で自分を守れるようになれ、そらが今日だ

◆あらすじ

コロラド州の町で子供の連続失踪事件が起きていた。気が小さい少年フィニーは、学校の帰り道、黒風船を持ったマジシャンに出くわす。怪しむフィニーだが親切心から落とした卵を拾う。油断した瞬間、フィニーは黒バンに押し込まれ、拉致されてしまう。気が付くと地下室に閉じ込められ、部屋にはトイレと断線している黒電話が一つ。
突然、鳴るはずがない黒電話のベルが鳴り響き…

◆感想
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誘拐✕不思議な電話

子どもが誘拐される映画は残酷で卑劣で見ていて胸が痛むものが多い印象だが、不思議な電話の存在が希望となり、他の作品とは見方が違うものに。

主人公フィニーには父と妹がいるが、母は自殺している。母の自殺の原因は妹にもある不思議な力が原因のよう。妹は夢で見たものが現実に起こる体験をしている。
母の死からか家族のバランスはやや崩れており、そのためかフィニーは内気で気が小さい。

ある日、奇妙なピエロに誘拐され地下室に監禁されてしまう。フィニーは出られないと諦めるが、不思議な黒電話の存在により、犯人に立ち向かう。フィニーが大きく成長する姿が印象的であった。

シリアルキラー
サイコパス
が登場する作品が好きな人におすすめ

2023.4本目