ふっくー

ブラック・フォンのふっくーのネタバレレビュー・内容・結末

ブラック・フォン(2022年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

ブラムハウスプロダクションズ制作
監督がスコットデリクソン、そして主演がイーサンホークという黄金コンビ。

映画館で行きそびれてしまったけど、Amazon primeで配信してましたので鑑賞。
Amazonのジャンルでエロティックホラーって書いてあるんだけど、エロティック要素どこよww。イーサン・ホークが椅子に腰掛けて上半身裸の肉体美のとこか??
しかもホラーというよりスリラー、サスペンス寄りよ。

時代背景は「悪魔のいけにえ」が話題になるくらいの70年代。画面も全体的にノイズのような荒い感じが出ていて、非常に良い雰囲気でした。

動機不明の謎のマスクを被った誘拐犯に拐われてしまった子供達が、何人も殺されてしまうのだけど、主人公のフィンが誘拐されてしまったことで、無念にも死んでしまった子供達が黒電話を通じて生きる術を助言してくれる脱出系スリラー展開が非常にジュブナイルストーリーで胸が熱くなる。
ロビンが本当に良いやつで悲しかった。

フィンの妹グウェンもめちゃくちゃ勇敢で非常に良かったですね。
妹グウェンが見る夢が、予知夢となって場所を特定する妹パートと、死者の声を聞いて何度も脱出を試みる兄パートに上手く分かれていて、クライマックスになるにつれてそれぞれの伏線が回収されていくワクワク感は凄かった。

ただ個人的にもっとラストは大どんでん返しがあるものだと勝手に期待してしまっていたせいか、サラッと終わってしまった印象ww
フィンの父親が前半まじでクソ親父すぎて、最悪だったのに、フィンが行方不明になってから急に優しいお父さん感出してたけど、前半にグウェン叩きまくってたのが最悪すぎて、最後まで好きになれん父親だったww

兄妹愛が全てを勝る、胸熱くなる展開を是非!!!!
ふっくー

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