社会のダストダス

デューン 砂の惑星PART2の社会のダストダスのネタバレレビュー・内容・結末

デューン 砂の惑星PART2(2024年製作の映画)
3.9

このレビューはネタバレを含みます

デュネってきました。

シャラメクラスのイケメンでもオシッコとウンコをあのスーツの中でしなければいけないんだなとか、水洗トイレがないなら砂の惑星に行きたくないなとか、いやそもそもシャラメはトイレなんて行かない完全生物だったかとか考えていると、置いてかれてしまいそうだったので大変だった。

正直に言うと、前作が個人的にはあんまり…だったので観に行かない選択肢もあったのだけど、推しのピューちゃんやアニャ様が出るとか知ってしまったら、宇宙レベルの事件なので観るしかないだろうと。

前作のストーリー、特に人名とかほとんど忘れていたので最初は会話が全然ピンとこなかった。そもそもなぜ砂漠で路頭に迷ってんだっけくらいは復習しといたほうが良かったかもしれない。

前作ではそれほど出番が多く無かった気がするゼンデイアはシャラメとのイチャイチャ多め。レベッカ・ファーガソンは目覚めた発言が多くなったり、ハビエル・バルデムも顔が濃くなり、ステラン・スカルスガルドも色んな意味で浮いてる。

前作の時点で超豪華キャストといっても差し支えなかったが、パート2での新規キャストも凄かった。今作のヴィラン枠のオースティン・バトラーは、同じ実質ヴィランだったワンハリでの金玉かじられ男から、よくぞここまで出世したなと。ただし闘技場のシーンは相手のアジア人が謎のしぶとさで何者だったのかが凄く気になった。

オースティン・バトラーに何やらエロ仕掛けみたいなことをしてシャラメ派にけしかけてくる役にレア・セドゥ様。最近観た作品だとレア様は高確率で脱いでくるので、まさか!と一瞬期待…じゃなかった警戒してしまった。

皇帝の娘役にピューちゃん。チャプターの節目に入るピューちゃんのハスキーボイスナレーションが心地いい。嗚呼、ピューちゃん可愛いよピューちゃん、申し訳ありませんレア様、私はやっぱりピューちゃんの家来になります。

そして僅かなシーンだけど、アニャ様のお姿をIMAXで目に焼き付けることが叶い、ありがたき幸せにございまする。こんなワンシーンで私は昇天していて『フュリオサ』とか観て大丈夫なのだろうか。申し訳ありませんピューちゃん、やっぱり私はアニャ様に心臓を捧げます。

上映時間は前作と同じくらいの160分越えだったけど、今作のほうがテンポが良いように感じた。音響の重低音で揺れまくってたので、実質4DXみたいなものだった。ストーリーは分かったような難しいような微妙な理解度だったけど、ピューちゃんやアニャたまが出るなら次回作も観ようかな。

シャラメが若草物語よろしく、さり気なくピューちゃんと結婚したのは、嫉妬で発狂しそうになった、最後の最後に何をシャラメってくれてるんだと。