さとし

デューン 砂の惑星PART2のさとしのレビュー・感想・評価

デューン 砂の惑星PART2(2024年製作の映画)
4.2
これはすごかったです。
自分自身の成長を感じさせる時間でした。

パート1は正直中途半端な感じでしたが、今作で完全に繋がったなと思わせてくれました。もうこういう映画のために映画館はあるのだと証明しましたね。できればもう30分くらいあればもっと良かったのになという感じです。多分自分の中で字幕が読めないコンプレックスを変えた映画である「RRR」があったからこそこの映画を最後まで観ることができたんだという感じです。もちろん英語の部分もありましたが、それ以外の部分も普通に観ることができました。テイミーも俳優として成長してるなという印象です。最後の方はリーダーとしての風格が出てきたなとおいう感じです。オーステイン バトラーとの対決シーンも良かったですね。それにしてもポールのゼンダイヤに対して私が息をしてる限り君を愛し続けると言った直後にアレはキツいですね。ゼンダイヤには頑張ってほしいです。

ヴィルヌーヴ監督は素晴らしい作品を作った感じですね。砂嵐や砂虫のシーンも映像のみならず音響がリアルで4DXではなかったにも関わらず音が体中を奮い立たせました。これは映画というより体験ですね。またジェイムズ キャメロンの「アバター」のようにいかにもCGって感じが
今作にはないですね。非常に頭の使う超大作系の映画で戦いも恋愛もの戦術なんだということを感じました。全てが立体的で参りました。本当にアッパレです。あとジョシュ ブローリンとハビエル バルデムの「ノーカントリー」以来の共演も面白かったです。ハビエル バルデムはダンデイですね。

まあ、面白かったです。
映画史に残りそうなアチーヴメントですね。言い過ぎかな?
さとし

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