ブルースカイさんの映画レビュー・感想・評価 - 17ページ目

パルムの僧院(1947年製作の映画)

3.6

修道院が舞台の話かと思ったら違った。
大公にへつらう役人たちは権力を得るため徒党を組む。

ファブリス(フィリップジェラール)は伯爵夫人の伯母の庇護のもと優雅な生活だったのに一転、囚人となり彼を慕う女
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ブラックアダム(2022年製作の映画)

4.0

VFXがあるから楽しめる映像。
目に見えない速さの物をスローで見せてくれて緩急の表現が良かった。

ブラックアダムのドゥエインジョンと人間だった時のドゥエインジョンソン、どっちの体が本当の肉体なのだろ
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フラッグ・デイ 父を想う日(2021年製作の映画)

3.3

ジェニファーの人生における選択は間違っていなかった。
あんな父親でも。

汚染水問題などはジャーナリストが取りあげがちでわかり易い。
TVでの報道、あんなに顔をクローズアップするだろうか。

天上の花(2022年製作の映画)

3.7

愛していると言いながら暴力を振るう三好達治(東出昌大)
未亡人になった憧れの慶子と添うために自分の家族を即捨てる決断の速さ、妻に離縁を頼む場面ので妻から了承された三好の笑顔が子どもの様だった。

達治
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神が描くは曲線で(2022年製作の映画)

3.8

誰の言っている事が本当なのか分からなくなる。

精神病になりすまして病院に潜り込んだアリスが窮地に陥っていく所はハラハラさせられた。

ナイブズ・アウト:グラス・オニオン(2022年製作の映画)

-

頭の冴えた時に見ないと…
複雑な人間関係にみえて頭がこんがらがった

レビューを読むと皆さん楽しめたようなので再度挑戦したい

ブラックナイトパレード(2022年製作の映画)

3.1

コレはクリスマス迄に観ておかないとと思って慌てて観に行きました。(今後のスケジュールの都合上)

中川大志さんには直ぐ誰だか気づけなかった。(抜けた歯の所に必要以上に気を取られた😅)
そして、エンドク
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Dr.コトー診療所(2022年製作の映画)

3.6

ドラマは観ていませんが、いっぱい予告を見たので話しについて行けるかなと思った。

あと一人、重傷者がいたらどうなっただろか?綱渡の治療。
トリアージも必要になる。が、重傷者ほど優先して治療しなくちゃい
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赤と黒(1954年製作の映画)

3.5

ジュリアン(ジェラールフィリップ)に魅了される女性たちが沢山います。
女性を誘惑して上流社会の一員になろうとするジュリアンの腹黒さが少し嫌だった。
彼の心の声が丸聞こえで、思っていることが分かり易い。
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バルド、偽りの記録と一握りの真実(2022年製作の映画)

3.4

理解に苦しむ

先ず胎児を腹の中に戻し臍帯を引きずって歩くシーンはちょっと怖かった。
(死産という事か?)

現実から突然主人公シルベリオの撮影した映画のシーンに移ったりして話がわかりずらかった。
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ジェラール・フィリップ 最後の冬(2022年製作の映画)

3.8

ジェラールフィリップ特集(生誕100年映画祭)観るにあたり一番最初に観ておけば良かった。
(本作がジェラール作品五本目)

彼の生い立ち、父母の事、奥さんの事、出演作品、病気などなど理解が深まる。
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百年の夢(1972年製作の映画)

3.6

完成後16年の輸出禁止作品という事に興味を持って観たくなった。
その時代を生きる人々の生活の記録とも言える、何が輸出禁止の原因となったのか分からなかった。

子どもが親の世話をする文化は無く同居は結婚
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クレイジー・ヘア(2018年製作の映画)

3.3

産みの親に会いたくてマルコは
母親が経営する美容に来たが
聞きたいことが言えず
とりあえず散髪してもらう。

マルコの極度の緊張感が伝わった。

なぜマングース?

そりと友情(2016年製作の映画)

3.1

大人が移民に持つ偏見を子どもに植え付ける

けど、子どもの心は柔軟で遊びを通して誰とでも仲良くなれる。

愛への跳躍(2016年製作の映画)

3.4

恋人の浮気を疑い一人苛立つジル。
具合が悪くて寝ると言ってあったのに恋人が真夜中に呼び鈴をガンガン鳴らしたら
思いやりのなさに幻滅しそう。

恋人の本心を知れば
こんな暴挙をする必要はなかった。

肉体の悪魔(1947年製作の映画)

3.5

高校生と年上の女性の恋愛。
待ち合わせ場所にフランソワ(フィリップ・ジェラール)が来なかったから自分は他の人と結婚してしまったと言うマルト。
マルトは結婚したけど再会した二人はどんどん親密になる。
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危険な関係(1959年製作の映画)

-

昼食後、この手の話は難しくてウトウト。

モノクロで人の判別(女性の)がし辛かった。

最後服に火がついた人は誰だったのだろう(あらすじから察するとジュリエットに罰が当たったのかと推測)

ルイス・ウェイン 生涯愛した妻とネコ(2021年製作の映画)

3.6

昼食後の鑑賞という事もあり少しウトウト。

そんな訳であらすじとはかけ離れた印象となった。

妹の病と自身の病、お金に困った生活のルイスウェイン。

カンバーバッチは不安定なウェインの精神状態を上手く
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ギレルモ・デル・トロのピノッキオ(2022年製作の映画)

4.0

キャラクターの造形、とか登場人物が面白い

イタリアという国の話だったのだと思い出させられた。
命を吹き込まれたばかりのピノッキオは見るもの全てが珍しく、やんちゃな性格で
ピノッキオの考え方がお爺さん
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MEN 同じ顔の男たち(2022年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

音楽が不気味

ハーパーは強がって見えたけれど自責の念があの現象に繋がったのだろうか(何度生まれても身体が傷ついている事)
死んだ夫の手もあの状態だったのかもしれない。

王女メディア(1969年製作の映画)

3.4

聞き間違いじゃなかった日本語の唄
日本の民族音楽が映画で使われているそうだ。

人を生贄にしたのは何の為かよく分からない。そう言うシーンが出てくるとは知らなかった。

マリアカラスって綺麗な人
せっか
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テオレマ 4Kスキャン版(1968年製作の映画)

3.0

意味不明なストーリー

あらすじを読むとその通りの出来事だった。
自分の中では『幸福なラザロ』的な感じに受け取った。
人間技でできない事もするから。

朝から京浜東北線が止まっていて途中からになるかと
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シスター 夏のわかれ道(2021年製作の映画)

5.0

弟のズーハンには泣かされた

姉のアン・ランの苦しい立場
応援したくなる

男の跡継を望む社会は変わった方がいい。

テイク・ユア・ピル:トランキライザーに潜む闇(2022年製作の映画)

3.5

不安を和らげ直ぐ解決できる薬ベンゾ系のザナックスによる害を知った。

夜眠れないのは辛い、ストレスにさらされ精神的に不安定になって病院にかかると医師は薬を処方する。
薬では解決できないのに。

解決方
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モンパルナスの灯(1958年製作の映画)

3.8

ジェラール・フィリップの本日2本目はモノクロ。
普段は買わないコーヒーを飲んでカツを入れる。

画家モディリアーニの生涯を切り取った感じ

画家の生活は大変で
苦しまねば作品は生まれないものなのか
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夜の騎士道(1955年製作の映画)

3.3

蓄音機の音が大きすぎて耳障り
隊列のトランペットは大丈夫だったのに…

日本vsクロアチア戦で夜更かししたのでうとうと。
初ジェラール・フィリップはただカッコいいだけの人。軍服が素敵
カラーなので赤色
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マッドゴッド(2021年製作の映画)

3.4

ホラーアニメーションとのこと
本当に異形のクリーチャーがこれでもかと登場して理解が追いつきません。昔の地獄が少しハイテクになった感じ?

車を使って移動するシーンとか見ると現代の車は細かい所が小難しく
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チャタレイ夫人の恋人(2022年製作の映画)

3.5

「チャタレイ夫人の恋人」の同名作品が沢山ある。

初チャタレイ夫人の作品なので他との比較はできませんが美しいラブストーリーに見えた。
(メインの二人は不倫同士にはなっていますが…)

素裸のチャタレイ
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たまご少年の恋(2016年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

観終えて気づいた…コレは恋の話しだと。

あんなにタマゴの頭に気をつけていたのに大胆な行動をするオッド。
恋は盲目と言うからか。

恐ろしい光景を見ずに済んで良かったと胸を撫で下ろした。

コーダ(2019年製作の映画)

3.7

アレックスの家族が属するろう者と聴こえる健常者、二つの世界に属するアレックスがついた嘘。

自分の日常をダンスで表現できたからろう者の男友達はアレックスへの誤解を解いたという解釈でいいのかな。

トロール(2022年製作の映画)

3.2

トロールといえばノルウェー

「ボーダー二つの世界」(2018)とは大分サイズが違って怪獣の様な扱い。(キングコングみたい)

主人公の女性の生い立ちに同日観た「ストレンジワールドもう一つの世界」の父
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ストレンジ・ワールド/もうひとつの世界(2022年製作の映画)

3.5

アヴァロニアの真実を知った後ではファンタジーの世界から現実的な事を考えてしまった。
多分主人公たちのサイズはアリンコ並みかと。

あのこと(2021年製作の映画)

3.6

望まぬ妊娠に悩むアンヌの姿が続く。

医者は中絶手術が違法であるからアンヌの要望を受け付けてくれない。

思わず顔をしかめてしまう痛そうな場面あり。

女性は背負うものが大きい事を実感する。

クレイグスリスト・キラー(2011年製作の映画)

3.0

優秀な医学生が何故人生の道を踏み外したのかが謎。

実話

こうして犯罪に繋がる恐れのあるツールは悪用されない様に世の中から廃止される。

ル・パシヤント -ある患者の記憶-(2022年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

両親は誰に殺され、妹のローラは何処に連れ去られたのか
事件の真相が明らかになった。

車の中で聴いたポップス曲が自宅TVでミュージック・ビデオで放送されていた。
ローラの人間像はココからきたようだ。

母性(2022年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

火事の場面で子どもより母を助けようとするお母さん大好き人間の子どもが可哀想な感じ。
ルミ子は親離れし損ねた風に受け取った。

母親は娘に頼りがちだとは思うけど家族ができたら自分が属する身近な家族を大切
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