あっさりゆで卵さんの映画レビュー・感想・評価 - 6ページ目

あっさりゆで卵

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14歳の栞(2021年製作の映画)

4.0

これはアイデア勝ちだ。

中学2年生の3学期。とあるクラスの35人それぞれに密着したドキュメンタリー。

あまりにも鮮明に映し出される十四歳の姿を、いつしか自分の十四歳の頃を重ねて観ていました。今では
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鍵泥棒のメソッド(2012年製作の映画)

3.8

前々から気になっていた映画。
堺雅人×香川照之という絶対に外さないキャスティング。
思わず笑ってしまうシーンも多く予想通り楽しい映画でした。
堺雅人と香川照之は本当に素晴らしい役者だなと再確認。物語も
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愛がなんだ(2018年製作の映画)

4.0

普段なら絶対観ないジャンルなんですけど、食わず嫌いは良くないなと思い立ち鑑賞しました。

愛ってなんだろう。

本作に登場する様々な、愛の形。一見するとそれは歪んだ、正しくない形なのかもしれないが、本
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ランペイジ 巨獣大乱闘(2018年製作の映画)

3.0

ドゥエイン・ジョンソン×怪獣というもう絶対面白い最強の組み合わせ。

デカくなったゴリラ、オオカミ、ワニが街を破壊し暴れまくる!
物語のB級感は否めないものの、キング様とジョージの掛け合いにはくすりと
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鬼談百景(2015年製作の映画)

3.0

久々の映画鑑賞。

原作は小野冬美の同名小説。
4ページ程度の九十九話の怪談が収録されており、同時に刊行された『残穢』と併せて百物語の体をなすというもの。
原作の『鬼談百景』は、ホラーというより正に怪
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シャーク・ショック(2017年製作の映画)

2.0

サメが電気属性も持ったら強くね?みたいなノリの映画です。

これ、観る前は舐めてましたが、意外と観れる作りで、ビギナーには良いのでは?

とは言え粗い作りではあります。

不法占拠住民と地主そしてサメ
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ジュラシック・シャーク(2012年製作の映画)

1.0

ついに観ました!
あのかの有名なジュラシックのやつ!
ねー。本当に。

違法採掘により甦ったメガロドン!
どん!!!
全然ザ・モンスターというほどデカくないし、それにジュラシックから連想されるほど壮大
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エクスペンダブルズ(2010年製作の映画)

4.0

いやー最高ですね。
アクションスターの豪華共演。
もはや同窓会ですわ。
80年代B級アクション映画を彷彿とさせる映画でした。

スートリーはザルもザルで、アクションもこれまた見ずらいですが、そこがまた
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犬鳴村(2020年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

犬鳴村とは、福岡県犬鳴峠周辺に存在すると言われる村。外界とは隔絶されており、村入り口には「この先、日本国憲法は通用せず」と書かれた看板がある。通じる道には罠が仕掛けられており、外部の人間がこれに引っか>>続きを読む

ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY(2020年製作の映画)

4.0

やっと観れました。

前作にあたる『スーサイド・スクワット』は個人的に微妙だったのですが、その中で圧倒的に輝いていたハーレイクインが主人公。映画全体もキュートで破茶滅茶なハーレイクインを体現するかのよ
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鴨川ホルモー(2009年製作の映画)

3.0

万城目学の奇想青春小説を映画化した作品。
最近小説を読んだ事もあり、では映画もという事で鑑賞。

この作品、くだらない事を真剣にやってるシュールさとそこに加わる青春的要素がが持ち味なのです。
どれくら
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インセプション(2010年製作の映画)

3.8

TENET前に予習で見ました。
TENETを観た今考えると、非常に分かりやすい映画だなと思えてしまいます。

俳優の演技はみな素晴らしく、フィクショナルな夢を現実に寄せて描写する映像表現などは大変面白
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TENET テネット(2020年製作の映画)

3.8

難しい難しいと聞いてましたが、確かにこれは難解だ。何度も観たくなる気持ちもわかるな。

SF版007な本作は、スパイアクション的な面白さとノーランの映像表現が見事に融合。

でもやっぱりノーランって細
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事故物件 恐い間取り(2020年製作の映画)

3.0

この映画に『残穢』のような恐怖を期待して映画館へと足を運んだ事が大きな過ちでした。
気づいた時には、時すでに遅し。脳が『残穢』を期待していた分、拒否反応は一層激しかったのです。確かに薄々は感じてました
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千と千尋の神隠し(2001年製作の映画)

4.5

これまた劇場で観れて嬉しい!
映像と音楽など全てが美しくて好きです。

千尋たちが街へと迷い込む冒頭のシーンは、つげ義春の『ねじ式』を彷彿とさせる眼の看板。「ちくしょう、目医者ばかりではないか!」、と
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もののけ姫(1997年製作の映画)

5.0

この傑作を劇場で観れる嬉しさ。
最高です。
自然と人間の共存をテーマに描かれる物語。
神をも恐れぬ人間の際限無き欲望。自然と共存する事は叶わないのか?
そんなメッセージを訴えてきます。

音楽や映像な
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貞子vs伽椰子(2016年製作の映画)

3.5

今年に入り、なんだかずっとバタバタしていて映画を見る体力がなかったんですが、ジャンクな映画が観たい!とふと思って選んだのがコレ。

『貞子VS伽倻子』、鑑賞自体は2回目だが、相変わらずのジャンク加減!
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ヘレディタリー/継承(2018年製作の映画)

4.5

噂に聞くホラー映画『ヘレディタリー/継承』。新年1発目の映画がこれって良いんだろか?と観ながら思うほど最悪な映画でした。(褒めてます)

一言で言えば、「暗黒ホームドラマ」。家族という呪いの話でした。
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スター・ウォーズ エピソード5/帝国の逆襲(1980年製作の映画)

3.9

『トイストーリー2』や『キャプテン・アメリカ/シビル・ウォー』など、多くの映画でオマージュされてきた『帝国の逆襲』観ました。

面白かった〜!
ダースベーダーとルークの一騎打ちは上がりますね。

スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望(1977年製作の映画)

3.8

遅れ馳せながら今更鑑賞。周りのスターウォーズ好きから早く観ろ早く観ろと言われていたのですが、なかなか観る気が起きずここまで来ました。

見た事ある演出などは、今日の映画はここから全てが始まったのだなと
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アナと雪の女王2(2019年製作の映画)

3.8

社会現象を巻き起こした前作『アナと雪の女王』の続編。

前回とは大幅に作品のトーンを変えた、冒険ファンタジーになっていました。
何故エルサに能力が与えられたのか。本当の自分は何者なのか。彼女自身を見つ
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ドクター・スリープ(2019年製作の映画)

4.3

スティーブン・キングの『シャイニング』の40年後を描く続編。

本作を映画化するに当たってやはり無視する事のできない存在は、キューブリックの『シャイニング』ですよ。人々に愛され続けてる反面、原作者には
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サイレンス(2016年製作の映画)

3.3

聴覚障害をもつ作家が一人暮らす山中の家に、訪れた殺人鬼との生死を賭けた攻防戦!

冒頭、料理をするシーンから始まります。包丁で刻み、煮込む、肉を焼くなどの料理工程を音ともに見せる。そしてもう一度同じ工
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ジェラルドのゲーム(2017年製作の映画)

4.0

マンネリ解消のため人里離れた別荘で趣向の違うゲームをするが、ベッドに繋がれたままで夫は倒れて、その死骸を頬張る野良犬。すると彼の幻覚と彼女自身の幻覚が話しかけてくる。何とか脱出を図るも次第に彼女の抱え>>続きを読む

アイリッシュマン(2019年製作の映画)

4.3

男の友情、組織への忠誠、家族との絆、それら全てフランク・シーランという激動の時代を生きた男の目線で語られます。

諸行無常。そう、この作品はギャングの栄枯盛衰を1人の男の目線で描く物語。その為作品全体
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おかあさんにないしょ(2015年製作の映画)

2.5

観る合法麻薬。
バットトリップ映像を3分間みせられ、音楽は耳から離れないという。
観終わった途端に冷静になるのも、なんかあれみたい。

立ち漕ぎはしない主義。

今のEテレで流せそうな雰囲気で作られて
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残穢 住んではいけない部屋(2016年製作の映画)

4.0

「今住んでる部屋で奇妙な音がします。」実話怪談作家"私"の元に届いた一通の手紙から全てが始まる。

日本の怪談や都市伝説のもつ雰囲気や恐怖感を映像化した作品。

「変な音したな」なんて思ったこと一度く
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ブライトバーン/恐怖の拡散者(2019年製作の映画)

3.5

トロマ映画出身のジェームズ・ガンが製作総指揮を務めている本作。これまた悪趣味全開。
アメコミヒーローの再定義化を謀った作品と言ったところでしょうか。
ガン監督の前作『スーパー!』でもヴィジランテ的なヒ
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グッドフェローズ(1990年製作の映画)

5.0

ギャングに憧れた少年時代からギャングとして成り上がり、そして没落するまでを描く。

これ実話なんですよね。

テンポよく進むのでまったく飽きないですし、2時間半があっという間でした。
スコセッシも語っ
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アナと雪の女王(2013年製作の映画)

3.8

ありのーままのーと、観ていなくても口ずさむくらいに大ヒットしていた作品ですが、遅ればせながらこのタイミングで観賞。

楽曲の素晴らしさは皆さん周知するところかと思いますが、キャッチーでつい口ずさみたく
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イエスタデイ(2019年製作の映画)

3.7

ポップミュージックにとってその登場はエポックメイキングだったビートルズの居ない世界へと異世界転生してしまう物語。

正直言うと思ってたのと違う…。って感じです。理由としては予想以上にラブストーリーに比
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ゲゲゲの鬼太郎 大海獣(1996年製作の映画)

3.5

「ゲゲゲの鬼太郎」アニメ第4期の初劇場版作品にして、鬼太郎映画では第5弾にあたる作品。

東映怪獣映画のようなタイトルバックで始まる今作。正に鬼太郎が大海獣と呼ばれる大きな鯨の怪物になってしまうという
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天使たちのビッチ・ナイト(2017年製作の映画)

1.8

とにかく下品な教会コメディ!

さもめちゃくちゃなハイテンション映画のようですが、全体的にゆったりとした雰囲気。邦題のビッチというほどではないです…。

後半は少し盛り上がりますが、本当に少し。コメデ
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IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。(2019年製作の映画)

4.0

観ました!前作より楽しかった!

前作でトラウマを勇気と友情を持って乗り越えたのに対し、今作ではそのトラウマをも受け入れ成長するという対比が良かったです。
彼らの27年後を見る限り乗り越えたように見え
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ゲゲゲの鬼太郎 おばけナイター(1997年製作の映画)

3.5

「ゲゲゲの鬼太郎」第4期の劇場版。アニメ鬼太郎の劇場版としては第6弾です。

今回もテレビアニメと変わらないボリュームですが、めちゃくちゃ良いんですよ。

「お化けナイター」という原作の中でも変わり種
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プロディッジー(2019年製作の映画)

2.8

「エスター」や今度公開される「ブライトバーン恐怖の拡散者」などの子供が怖い系映画。
ジャンルで言えばサイコスリラーです。

子供に殺人鬼の魂が入り込んだ事により、起こる恐怖を描く本作。二車線のど真ん中
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