映画ケーンさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

ローズマリーの赤ちゃん(1968年製作の映画)

4.2

夫の無神経さ、隣のおばちゃんの図々しさが最高に良い!w
カメラワークもウットリしちゃうくらい良い。

ただ、ホラーとしては長過ぎ、かといってヒューマンドラマとしては人物の掘り下げが浅い、という割と中途
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ブライズメイズ 史上最悪のウェディングプラン(2011年製作の映画)

3.5

友達が結婚することになり、花嫁仲介人を頼まれるも、あれやこれやとやらかしてしまう…

女性のこじれがコメディとして描かれてて、男としては「なるほど…」と楽しめた。

ただ、映画の面白さとしては普通。よ
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マイレージ、マイライフ(2009年製作の映画)

3.7

「クビを宣告人」の中年男の物語。
物や人に縛られない孤独を満喫する男が、妹の結婚や会社の変化により、人生を共にする存在が欲しい、と思うに至るまでの話。

アメリカの闇についての話。

メッセージ(2016年製作の映画)

4.8

「映画観た!」って思える映画。
何より、映像の美しさ、生命の美しさがある。

キューブリック、ポール・トーマス・アンダーソンみたいに、アート的ながら大衆に受け入れられてる稀有な監督の1人。
登場人物み
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ヒックとドラゴン 聖地への冒険(2019年製作の映画)

3.3

2作目同様、1作目の出オチ設定に深みを出す必要性に迫られて「実は…」って展開が増えてダルい。

1作目は「ドラゴン」とその文化って新味があったから物語の型を忠実過ぎるくらいにやっても面白かったのに、2
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ヒックとドラゴン2(2014年製作の映画)

3.3

冒頭の「掴み」は超良かったのに、どんどん退屈になっていった。映像も結構退屈に…

そもそも1作目は村や登場人物やらの設定が実は出オチで2作目を見越してなかったからか、説明台詞でやたら「実は過去に…」っ
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ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

3.9

ファミリームービーとしては完成度は高いと思うけど、僕は監督が暴走して作品を私物化するあまり少し壊れるくらい(『シン・ゴジラ』『うる星やつら2』『スカーフェイス』『シャイニング』)が好きだから、物足りな>>続きを読む

ヒックとドラゴン(2010年製作の映画)

4.2

マッチョだらけのアメリカ社会の中のナードのお話。

アクションも物語展開もテーマも手際がよくて無駄がなくて面白い。
トゥースと空を飛ぶシーンは涙なしに見れない。君となら世界も美しく見える。

ピノキオ(1940年製作の映画)

3.8

ラバになるくだりが演出の上手さもあって怖すぎるw
子供が見たら失禁不可避。
あとクジラのシーンの作画が狂ってる。

ハクソー・リッジ(2016年製作の映画)

3.4

普通の良い話のヨイショ映画で割と退屈だった。

銃撃戦も「銃撃戦ですよ!」って説明で面白くないし、救出シーンも音楽ガンガンで「何だかなぁ」って感じ。スパイディの祈りの為にみんなが待つ、ってシーンとか「
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バンビ(1942年製作の映画)

3.6

「男」の成長物語。

鹿の歩き方、産まれたての子鹿のぎこちない歩き方、鹿バトル等、動物の動きが凄く良い。
ディズニーアニメは動きだけで十分面白い。

ただ、時間経過が多かったりで物語構成としてはイマイ
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ジャスティス(1979年製作の映画)

4.7

メインの裁判をやりながら、同時に2、3個の裁判も並行しなければいけないという、正義が忙し過ぎる効率重視の激務の上で成り立っている、という世界。

「悪徳判事vs.正義の主人公」という分かりやすい「正義
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カメラを止めるな!(2017年製作の映画)

4.4

これは主人公がプロデューサーに無謀(インポッシブル)な企画(ミッション)を頼まれて頑張る、って内容で『ミッションインポッシブル』みたいにシリーズ化すべき。

幕が上がる(2015年製作の映画)

3.0

描いているのは「キラキラした青春」じゃなくて、「演劇を志す学生」、つまり勉強して大学に行って…っていう着実な人生を捨てて演劇を目指す、という現実的な話。だから画面は暗いし学校も傷だらけで結構汚い。>>続きを読む

バックマン家の人々(1989年製作の映画)

4.0

普通に良い話。
それぞれの家族がみんな問題を抱えていながら、最後は全員がハッピーになる良い作り(家族で観れる内容ではない)。

中々良い脚本。

銀河鉄道の夜(1985年製作の映画)

3.8

子供が子供に勧める映画じゃなくて、大人が子供に勧める映画って感じ(特に親が)。
面白くはない。

『ジェイコブス・ラダー』みたいに、あの猫世界は、あの世とこの世の狭間なんじゃないか。宙ぶらりんな怖さは
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ピーター・パン(1953年製作の映画)

3.8

女の子に囲まれてモテモテのピーターパンvs.むさ苦しい男達に囲まれた嫌われ者フック船長。
ピーターパンは面白半分で彼を殺そうとし、フック船長は復讐を企む。

気付いたらフック船長を応援している自分がい
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王と鳥(1980年製作の映画)

3.9

面白くはないけど、絵の演技が圧倒的に良いから今の日本アニメ以上に「人間」が存在する。
批評家が好む映画。

びっくりするくらい『カリオストロの城』。
これを100倍面白くしたら『カリ城』になったって感
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ジョーカー(2019年製作の映画)

4.7

上から手を差し伸べられる嫌な感じがする。
金持ちが喜ぶ、金持ちの為の貧乏人の映画。

よく言われる「社会性」の面白さがある一方で、物凄くよく出来ていて(映画の「よく出来てる」は両刃の剣)、感情的な爆発
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世界女族物語(1962年製作の映画)

4.2

女とは、美容の為に何でもする生き物だ!

女の不思議な面白い行動を撮った。
ポルノ映画ばっかやってた頃の日本も登場。
他にも日本での、目を大きくする整形手術、豊胸手術をまるまるしっかり撮ってる。

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この素晴らしい世界に祝福を!紅伝説(2018年製作の映画)

3.8

映画ならではの高級さが少なかった。
その意味では映画じゃなくてTVアニメのままって印象。

あと、結局何の話だったのか全く思い出せないw

こんなにポスターの女の子の絵が可愛くないアニメもなかなかない
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インターステラー(2014年製作の映画)

4.0

面白い!けど、長い!

親子の話ってのは分かるんだけど、その表面しかない。内容が薄い。
ノーランって結構ベタなんだな、って気付いた。
まぁ、子持ち(マシュー・マコノヒー )vs.独り身(マット・デイモ
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インセプション(2010年製作の映画)

4.0

面白いけど、変なとこだらけだし長い。
何か、インテリぶってる人が好きそう。

相変わらずツッコミどころが多い。主人公がこの仕事向いてない、雪山シーンのグダグダ感とか。
ノーラン映画を完璧と崇める人結構
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