ここにーるさんの映画レビュー・感想・評価 - 13ページ目

オリエント急行殺人事件(1974年製作の映画)

3.5

名探偵ポワロを先に殺っとくべきじゃね?っていうのはだいぶ乱暴な話か。タイトルとは裏腹に鈍行感出ちゃう要因だな。我らの金田一さんは常に馬の骨とも知れぬ感じで登場してたから(笑)。70年代~80年代に巻き>>続きを読む

Swallow/スワロウ(2019年製作の映画)

3.5

ポスターのヘイリー・ベネット、別に口紅塗ってるワケではなく画鋲をまさしくスワロウ(飲み込むの意)するところなのだ。ドイツ発とか北欧発の変態スリラー映画に感化されているとしか思えないがさすがに"刀剣飲み>>続きを読む

アラン・ドロンのゾロ(1974年製作の映画)

4.0

今みても最高に楽しめる。"燃えよドラゴン"とか"カリオストロの城"とかもそうだったけど、最後はタイマン勝負。やっぱ漢はコレだよ。勧善懲悪映画のヒーローを演じることに迷った時期だったかもしれないが、アラ>>続きを読む

死ぬまでにしたい10のこと(2003年製作の映画)

3.5

7.夫以外の人と付き合ってみる
8.男性を夢中にさせる

その束の間の間男を演じてるのがマーク・ラファロだとすぐに分かった。とても若いけど旧石器人のような特徴のある表情が何とも微笑ましい。古くは『ある
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セント・エルモス・ファイアー(1985年製作の映画)

3.0

THE80年代。僕といえば牛乳瓶の底のような眼鏡をかけた冴えない時代に、猫も杓子もそこいら中で無意味なサックス🎷🎶吹いてたな。

天国に行けないパパ(1990年製作の映画)

3.0

TSUTAYA、ガラガラでむしろ安全だね。

殉職した方が何かと都合が良くなって慌てて死に急ぐがなかなか死なせてもらえない定年間近の窓際刑事のコメディものを発掘。うーん、ベタだわ。

ザ・フォッグ(1980年製作の映画)

3.5

ヤツらは"霧"とともにやってくる。ジョン・カーペンター監督初期のスリラー作品。チープさは否めないがカーペンターはそこがいいのさ(身体に悪そうなメローイエローとか飲みたくなる時あるだろう?)。フランク・>>続きを読む

透明人間(2019年製作の映画)

3.5

悪くはない。が、透明人間ってあくまでも色素の問題であって物質的には存在する以上物音も立てず走ったりするのは設定上いかがなものか。途中ターミネーター2みたいな無双な展開に不安になるも何とか持ち直してはく>>続きを読む

カルメン純情す(1952年製作の映画)

3.5

カルメン、故郷に帰るの続編。ストリップを芸術だと疑わなかったリリー・カルメンに惚れた男が出来、途端裸になることを羞じらう乙女に。だが、その男ろくでなしにつき。斜めに傾けたり回転させたり画面に躍動感を持>>続きを読む

シャトーブリアンからの手紙(2012年製作の映画)

3.5

ナチスの将校が一人フランスのレジスタンスに撃ち殺される。激怒したヒトラー総統はフランス人捕虜150人の報復処刑を命じ、その中には17才の少年も含まれ…。

ドイツの名匠フォルカー・シュレンドルフ監督作
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恋する惑星(1994年製作の映画)

3.5

ジュピター感、全然ないんだけどなぁ。香港での2組の若い男女のすれ違う恋。90年代我々野郎らはジャームッシュを好み、女子らはウォン・カーウァイを観て金城武にキュン死し、トニー・レオンの白ブリーフ姿に欲情>>続きを読む

吸血鬼ドラキュラ(1958年製作の映画)

3.0

なんかエロいイメージしかないんだなぁ。婆さんとか子供の首すじ眼中になくて巨乳の美女ばっかり食いまくってたよね。しかも女らは窓開け放ってベッドに誘い込んでるっていうさ。

リトル・グローリー 〜小さな栄光〜(2012年製作の映画)

2.5

何がグローリーで何が栄光だよって感じかな。兄と小さな妹たった二人きりになっといて妹ちゃんのことまるで興味を示さないバカ彼女と付き合ってんじゃないよ。19才だろ、兄貴シャキッとせえや!そんな映画でした。

シカゴ(2002年製作の映画)

4.0

レネーの腹話術んとこでビール吹き出しちゃったよ(笑)。日本の映画界にはこういう"女の情念"みたいな話をミュージカルに仕立てる発想ってあんまりないよね。五社監督の『肉体の門』とかさ。相当下品だけど『女囚>>続きを読む

劇場版「鬼滅の刃」無限列車編(2020年製作の映画)

3.5

50過ぎてるこのオッサンにこれで泣けぇ言われてもそれは土台無理な話でね。ただ映像は綺麗だし王道中の王道で"道半ば"っていう感じが良いんだろう。主人公青年の母親の口元のほくろが南野陽子っぽくて妙にエロい>>続きを読む

おじいちゃんはデブゴン(2016年製作の映画)

3.5

中国版『レオン』といった風情で、窓という窓は割られテーブルというテーブルは壊される。サモハンご健在。デブゴンのデの字も出てこないがこんな邦題付けられたのサモハン本人はご存知なのか。裏腹にエグいシーン多>>続きを読む

銀座カンカン娘(1949年製作の映画)

3.5

ミュージカルのくくりでいい。待て、落語(志ん生)の映画でもあるか。一周まわろうがモノクロだろうが高峰秀子様はダントツだった。今夏に観たアンナ・カリーナ(『きみはおぼえているかい』)の丸メガネ姿に匹敵す>>続きを読む

カルメン故郷に帰る(1951年製作の映画)

4.5

カルメンの親父さんがこう洩らすわけ。「子どもの時分にあの木の下で牛に蹴られて泡吹いて伸びてから、キン(主人公の本名)は頭が悪ぅなってのお」。最終的には故郷に錦を飾ることになるが全部この父親の愛情のおか>>続きを読む

バイオレンス・レイク(2008年製作の映画)

3.5

リア充カップル、田舎のクソガキらの襲撃に遭う。disk union新宿シネマ館にて発掘。無名時代のマイケル・ファスベンダー。名優はボコられる演技も超一流だった。いい女を連れて歩くなら、人里離れた場所は>>続きを読む

パリに見出されたピアニスト(2018年製作の映画)

3.0

パリに見出だされたのはガス・ヴァン・サントの方だろう。どっからどう見ても彼の代表作『グッドウィル・ハンティング』のまんまじゃないか、数学者と音楽家の違いってだけで(笑)。ただし人種の壁を取っ払ったロマ>>続きを読む

ナイト・ウォッチャー(2020年製作の映画)

2.5

アナ・デ・アルマス嬢がプールから上がった瞬間にポロリ、だが。ちょっと撮影者には考えて欲しいんだけど水滴の重さに持っていかれてあまり美乳に映らなかったんだよなぁ。で、なんかあんまり面白くなかったな。折角>>続きを読む

裏切りの荒野(1968年製作の映画)

3.5

disk union新宿シネマ館にて発掘。フランコ・ネロ主演のマカロニウエスタン。カルメンというジプシーのダンサーに一目惚れしてしまったが為に奈落の底に堕ちていくガンマンを描いた悲恋物。土曜日学校から>>続きを読む

パリの恋人たち(2018年製作の映画)

3.5

ルイ・ガレル、監督主演。『グッバイ・ゴダール!』のゴダールやってた人。フランス男がみんなそうってわけじゃないだろうけどさ。女に親友と浮気されようが、思てたんとちゃうかったと小娘に荷物ドアの外に放り出さ>>続きを読む

架空OL日記(2020年製作の映画)

3.5

バカリズムってやっぱり才能豊かだなぁ。OLのいわゆる"生態物"なんだけど。志田未来ちゃんとか贅沢な使われ方されてて、夏帆を筆頭とした女優らのガチOL感、飽きずに見られた。特に先輩「コミネさま」にはまじ>>続きを読む

ステイ・ホーム(2019年製作の映画)

3.5

評価が低いのは途中で寝落ちして最後まで観てないからなんだろうな。良く出来てるよコレ。終始傲慢で支配的な教育ママにイライラさせられるけど最後は"ママご免ね"ってなったね俺は。クソまみれの社会になんか目も>>続きを読む

ブラック・クリスマス(2019年製作の映画)

2.0

イモージェン・プーツが出てなかったら多分借りてないと思われ。観終わって頭の周りは?マークに覆われた。せめて犠牲者のうち一人くらいは雪だるまの中に埋められても良かったんじゃないか。春、雪解け時期にそれが>>続きを読む

グレタ GRETA(2018年製作の映画)

3.5

クロエちゃんちょっと太ったな。でも面白いっすね。スマホならぬバッグを拾っただけなのに。

ザ・クーリエ(2019年製作の映画)

3.0

敵のマンハンターがどいつもこいつも間抜けで笑う。別室でウイスキーを呑んでるだけのゲイリー・オールドマン。オルガ・キュリレンコ、軽くパーマかけてたけどやっぱいい女だね。

28日後...(2002年製作の映画)

4.0

ハンナって娘、可愛かったなぁ

Hellからの"Hello"

今見ても全然面白い。ダニー・ボイルさすがだ

風の電話(2020年製作の映画)

3.0

いとうせいこうの『想像ラジオ』みたいなスピリチュアルな話ってわけでもなく。"風の電話"に出会うまでが回りくどいし、制服姿の女子が一人でヒッチハイクっていうのもスタートから破綻してるなと。普通補導される>>続きを読む

CURED キュアード(2017年製作の映画)

3.5

ゾンビになってしまうなんて不可抗力のはずなんだが回復して社会復帰しても前科者同様扱いってのがね。その怒りもそうなるよねっていう。ゾンビたちの聖戦、ジハード。目の付け所がいい、なかなかの力作。

さよなら銀河鉄道999 -アンドロメダ終着駅-(1981年製作の映画)

3.5

そして、少年は大人になる…

そして、わたしは少年に命を差し出す側のおっさんになった…

さようなら銀河鉄道999

ナンシー(2018年製作の映画)

3.0

取って付けたようにナンシーからあの両親の元へ行くんじゃなく、降って湧いたようにあの両親がナンシーの元へやってくる…っていう方が自然なんじゃないか。DNA鑑定は血縁かどうかの判定しかしないが、人間の本質>>続きを読む

野獣処刑人ザ・ブロンソン(2018年製作の映画)

3.0

つべこべ言わず観ろ。

〈日本語吹替での鑑賞を推奨する〉