GOFEETさんの映画レビュー・感想・評価 - 7ページ目

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ラスト・オブ・モヒカン(1992年製作の映画)

3.8

▶モホーク族役の3人がとにかく走る、走る。これがなんとも映画的で気持ちがいい!
▶ダニエル・デイ=ルイスは当然のことながら、マデリーン・ストウってこんなにいい女優だったっけ?

魂のゆくえ(2017年製作の映画)

3.5

地球温暖化がどうの、CO2がどうの、化石エネルギーがどうの、もしくはアメリカ人の宗教心がどうの、という問題はさておき、イーサン・ホークとアマンダ・サイフリッドの渋い演技が印象的。欧米人のキスシーンって>>続きを読む

日本侠客伝 花と龍(1969年製作の映画)

3.5

▶マキノ雅弘監督による『日本侠客伝』シリーズ第9作
▶星由里子に関しては、個人的にはイマイチだけど、今回も足の悪い兄嫁役の三島ゆり子がいいです。
▶ラスト、ピストルを構えての大立ち回り、藤純子に痺れま
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その男、凶暴につき(1989年製作の映画)

3.8

▶実は、北野武監督作品を観るのはこれがはじめて!
▶うん、確かに面白い!

帰れない二人(2018年製作の映画)

3.8

原題は『江湖児女』(江湖=俗世間を生きる男女という意味)で、2001年から現在までの中国を、ヤクザな男と、そんな男を愛してしまった女の約20年にわたる関係に託して描いたものである。

21世紀に入って
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永遠の門 ゴッホの見た未来(2018年製作の映画)

3.5

▶ゴッホの伝記的映画というよりも、監督のジュリアン・シュナーベルのゴッホに対する主観的な映像……
▶ウィレム・デフォー凄い!もう、フィンセント以外の誰にも見えない……
▶絵画的な映像美とウィンダム・ヒ
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私は確信する(2018年製作の映画)

3.5

前半物凄い睡魔が襲ってきたので、見逃しているのかも知れないけれど、被告の娘さんが自分の息子の家庭教師だという事だけで、あそこまで一所懸命になれるものかは少々疑問。それはそれとして、弁護士の最終弁論はな>>続きを読む

日本侠客伝 絶縁状(1968年製作の映画)

3.5

▶マキノ雅弘監督による『日本侠客伝』シリーズ第8作
▶最初、話がいまひとつよく分からず、前半ちょいとモタモタ気味だが、途中から物語は俄然面白くなる。
▶健さん、カッコええ!
▶藤山寛美の芝居を見られる
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日本侠客伝 斬り込み(1967年製作の映画)

4.0

▶マキノ雅弘監督による『日本侠客伝』シリーズ第7作
▶のっけから痺れる展開でもうドキドキ!
▶今回の藤純子は美しいです!
▶個人的には、ヤクザ同士の話よりこういうカタギの物語のほうが好き。
▶顔見世程
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男はつらいよ(1969年製作の映画)

3.5

▶しかしながらこの作品、シリーズ化され50作近くも作られる事になるとは当時誰も予想だにしなかったのでは。
▶いま見直しても、まあまあ普通の出来ではないかと……
▶それにしても、倍賞千恵子の可愛らしいこ
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ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語(2019年製作の映画)

4.0

▶楽しみにしていたにも関わらず、新型コロナ騒動のおかげで、映画館で見逃した作品
▶『レディ・バード』の監督作は予想以上にいい出来
▶シアーシャ・ローナンは映画デビュー作(『つぐない』)からずっと観てる
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日本侠客伝 白刃の盃(1967年製作の映画)

3.5

▶マキノ雅弘監督による『日本侠客伝』シリーズ第6作
▶物語の初っ端、菅原謙次と天津敏の対立の構図が分かりにくい
▶藤純子、病気の設定とはいえ出番が少なすぎ
▶松尾嘉代、こちらは出番は少ないが見応えあり
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すばらしき世界(2021年製作の映画)

3.8

仲野太賀、北村有起哉、キムラ緑子、さらには梶芽衣子まで!好きな俳優がいっぱい出ているので個人的には嬉しい一本。ただし、出所しても5年で5割の人々が刑務所に逆戻りというこの現状をなんとかしないことには…>>続きを読む

スタントウーマン ハリウッドの知られざるヒーローたち(2020年製作の映画)

3.8

タランティーノが監督した『デス・プルーフ in グラインドハウス』でのゾーイ・ベルの印象が強烈で、以後女性のスタントに思いを馳せることになるわけであります。
この作品はタイトル通り〈女性〉もしくは〈黒
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お茶漬の味(1952年製作の映画)

3.5

TVドラマ「阿修羅のごとく」での印象が強烈だった佐分利信が渋くて参りました。
木暮実千代さまは相変わらず素晴らしい。
鶴田浩二は若すぎてまったくいいところなし。
対して、若き日の津島恵子の可愛らしこと
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風の中の牝鷄(1948年製作の映画)

3.5

戦後の貧しさのなか、息子の入院費のため取り返しのつかないことをして罰を受ける妻と、復員してそのことを知り、頭では分かっていながら妻を許す事ができない夫との地獄絵図のような世界が描かれている。ホンマ、貧>>続きを読む

お遊さま(1951年製作の映画)

4.0

谷崎潤一郎の倒錯した世界を〈溝口組〉が完璧なシャシンに仕上げました!という感じの一本。これは最初から最後まで目が離せない。

以下、DVDのコピーより引用。
「お遊さまを演じる田中絹代と妹お静を演じる
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雪夫人絵図(1950年製作の映画)

-

『愛妻物語』からの〈溝口健二〉つながりで〈雪夫人絵図〉を観る。予想通り木暮実千代さまが妖艶で、この雰囲気は個人的には堪りません!主人役の柳永二郎もこれまた凄い!ただし、ストーリーとしてはちょいハテナ?>>続きを読む

愛妻物語(1951年製作の映画)

3.5

『安宅家の人々』からの〈乙羽信子〉つながりで新藤兼人の『愛妻物語』を観る。自らの下積み時代を描いた自伝的作品であり、新藤兼人の監督デビュー作。相変わらず〈百萬弗のゑくぼ〉乙羽信子は素敵で可愛らしいけれ>>続きを読む

銀座化粧(1951年製作の映画)

3.5

『安宅家の人々』からの〈田中絹代〉つながりで成瀬巳喜男の『銀座化粧』を観る。むかしむかし、上岡龍太郎がファンだと云っていた花井蘭子さんの実物にこんなところでお会い出来るとはまことに恐悦至極に存じます。>>続きを読む

安宅家(あたかけ)の人々(1952年製作の映画)

3.5

『大阪の宿』からの〈乙羽信子〉つながりで観た『安宅家の人々』。以下、川本三郎の『映画のメリーゴーラウンド』 第31回 より引用。

 田中絹代と乙羽信子の入浴シーンに驚かされる、水木洋子脚本、久松静児
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大阪の宿(1954年製作の映画)

3.8

芸者姿の乙羽信子が素敵すぎて参りました。佐野周二扮する主人公・三田の愛読書はクローニンの「星は地上を見ている」。この小説の基調にある〈ヒューマニズム〉がこの『大阪の宿』にも反映されていて、少々甘いけれ>>続きを読む

ゼロの焦点(1961年製作の映画)

3.5

前半はとてもよい。
ミステリーという性質上仕方がないとはいえ、後半説明的に過ぎるのが難。
しかしながら有馬稲子が素敵すぎて、ちょっとこれは追いかける価値あり!という感じ。

相撲道~サムライを継ぐ者たち~(2020年製作の映画)

4.0

このコロナ禍のなか大相撲初場所がはじまりましたね。で、このタイミングで『相撲道〜サムライを継ぐ者たち〜』を観にいってきました。いやぁ〜感動しました。ホンマ、豪栄道かっこエエね!

ちなみに、初めて訪れ
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張込み(1958年製作の映画)

4.0

冒頭から刑事ふたり、横浜から鹿児島行き急行に乗り込み(しかもこれが蒸気機関車!なんとも映画的でワクワクするのです!)佐賀に到着するまでが丁寧に描かれます。任侠ものでは鶴田浩二や高倉健の兄貴分役も多い大>>続きを読む

桃色の店/街角 桃色の店(1940年製作の映画)

3.5

エルンスト・ルビッチ監督作品。1940年。モノクロ、スタンダード、99分。ということで、テレビの小さな画面でもそれほど違和感なし。
ルビッチは『ニノチカ』と『生きるべきか死ぬべきか』くらいしか観たこと
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アイム・ユア・ウーマン(2020年製作の映画)

3.5

レイチェル・ブロズナハンのインスタで紹介されていたので気になっていた作品。年末になぜかひっそり地味に amazon prime に登録されていました。評論家ウケ狙いのあざとさが垣間見えるのは少々難では>>続きを読む

無頼(2020年製作の映画)

3.5

映画館で井筒監督の作品を観るのはたぶん初めて。〈任侠もの〉は好きなのだが、〈ヤクザもの〉には耐性に欠けるところがあり少々苦手。木下ほうか以外はすべてオーディションで決めたらしい。姐さん役の柳ゆり菜がな>>続きを読む

声優夫婦の甘くない生活(2019年製作の映画)

3.5

フェリーニ『ヴォイス・オブ・ムーン』へのオマージュ!

また、あなたとブッククラブで(2018年製作の映画)

3.5

大好きなダイアン・キートンも最近こういう役ばっかで、さすがに少々食傷気味。クレジットを見るまで気が付かなかったリチャード・ドレイファスがいい感じのお爺さんになっていてビックリ!

バンク・ジョブ(2008年製作の映画)

3.5

ちょいと小物だけど、ショーン・コネリー亡きあと〈英国一カッコいい禿げ〉ことジェイソン・ステイサム主演の実話を元にしたお話。なかなかいいです!

マイ・ボディガード(2004年製作の映画)

4.0

今では妹にすっかりお株を奪われた感じのダコタ・ファニングちゃん演じる聡明な感じの小学生に、デンゼル・ワシントンじゃなくても心奪われますよね。中盤少々中だるみがあるのは否めないけれど、クリストファー・ウ>>続きを読む