パケほさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

思春期ごっこ(2014年製作の映画)

3.1

思春期特有の独占欲、関係性の難しさなど共感出来るところも多かった。相手のことを仲良しだからこそ知りたい。

意識なしの三角関係?やすれ違いで友達関係が薄くなるのは中学生としてはよくあるかな?

シーン
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パプリカ(2006年製作の映画)

3.6

ストーリーに関しては原作読んでないと意味不明なところが多い気がするけど、夢の中はまさに夢の中を表現していると思えた。
小説を読んでいる時に頭の中で想像していたものを出してくれた感じ。一つ一つ細かくて綺
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西部戦線異状なし(1930年製作の映画)

4.3

大人達に与えられてきた情報を信じて、楽しみな気持ちで向かったはずの学生達があっさりと消えていく。一人一人の個性や家族などが現れても関係なく。
初期の人達が誰も残らないのがすごくリアルだった。違和感なく
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ゆきゆきて、神軍(1987年製作の映画)

4.2

なんと言っていいのか正直難しい。戦争は起こった時点で誰もが被害者ということをまた違った視点で観ることができるのではないかなと。

奥崎さんにとってもこの生き方こそが弔いであり、自分に対する言い訳ともい
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バード・ボックス(2018年製作の映画)

3.5

観て直ぐに「ハプニング」を思い浮かべる内容だった。混乱状態になっていく展開などはほぼ一緒に感じた。

展開としては年代を行き来することで、ハプニングの時に感じてしまった間延びを解消しているように思えた
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ちはやふる ー結びー(2018年製作の映画)

4.2

競技かるた1本でここまで盛り上がり、苦悩、恋愛などよく組み込めるなーと思う。三部作でしっかりと3年間の絆で少し感動するところも。

二度と取り戻せない光がある。
時の流れは取り戻せないけど、歌は100
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君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)

3.7

17歳にとっての忘れられない恋が描かれていて、同性愛ということもあり重たさはあった。
美しさだけでなく、抵抗があるようなシーンも多い気がする。精神的な部分ではなく、身体的なところが目立つのは少し引っ掛
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ゴッホ~最期の手紙~(2017年製作の映画)

3.7

出来事を絵で表現しながら追っていく映画。絵の雰囲気が回想などで変わることですごくメリハリがついている。
水の描き方が綺麗だった。写真のよう。
ゴッホについての知識だけでなく、真相が分からないからこそ若
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勝手にふるえてろ(2017年製作の映画)

4.0

松岡茉優の表情、仕草がすごく良かった。同窓会とかリアル。

ここまで拗らせているのが個人的には好み。昔の思い出、距離感もよく表現されてるなーと。
場面は違えど普段感じていることややっていることで重なる
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ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅(2016年製作の映画)

3.6

これからの展開やこの時代感、世界観を観せることがメイン。
連続でシリーズを見てきたこともあってか、序盤は少し退屈に感じるところもあるけど魔法動物は個性的で良かった。

わざわざアメリカに設定することで
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ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2(2011年製作の映画)

4.2

急ぎ足感はあるものの、全て丸く収めた感じ。広げた伏線はある程度回収したし、主要な人物もしっかりと役目を果たして終わりを迎えていたかな?
綺麗に残るのではなく、失ったものが多いのもリアリティがあって逆に
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ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1(2010年製作の映画)

3.6

終始重たい雰囲気。序盤から展開が激しい。
マッドアイは正直呆気なさすぎたけど、それほど強大な力ということで……。

秘密の部屋がここでも重要な要素となり、次に向けて新たな死の秘宝も追加される。
中盤は
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ハリー・ポッターと謎のプリンス(2008年製作の映画)

3.8

序盤から物事が進みすぎて、理解するのに少し時間がかかるところもあるけれど上手く詰め込まれてるなーと思った。前半部分でこれまでどこまでの影響を与えたのか(マグルの世界まで影響が及んでいることや荒廃してい>>続きを読む

ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団(2007年製作の映画)

4.0

再鑑賞
不死鳥の騎士団は今までのような魔法のワクワク感ではなく、終盤に向けて舵を切り出すから雰囲気も大きく変わってくるけど好きな作品。
新しく入ってきた校長の改革は、イギリスの教育制度にあてはまる(少
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サイコ(1960年製作の映画)

4.1

名作として挙げられるのは基礎を作ったからか。セリフ、登場人物、物語の波がしっかりしてるなーと。
始まりからしっかりと違和感なく紹介を終えているからこそ、狭い設定であそこまで展開できる。
出てくる人物が
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ハリー・ポッターと炎のゴブレット(2005年製作の映画)

3.7

再鑑賞

やっと、復活した事でここから展開激しくなる。テンポよくて観やすいのがゴブレットかなと思う。
毎回成長がすごいけど、思春期入っていく中でそこも拾ってるのがいいと思った。絶妙な距離感や物語に直接
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ハリー・ポッターとアズカバンの囚人(2004年製作の映画)

3.9

再鑑賞

雰囲気が全体的に重たく、個人的に好き。冒頭のバスは良き。
細かいところ(月が苦手であること、マルフォイとの喧嘩の際に一瞬視点が切り替わる、音)など伏線が分かりやすく、散りばめられている。繋げ
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ハリー・ポッターと秘密の部屋(2002年製作の映画)

3.7

再鑑賞

展開は前回とほぼ同じようなところもあるけど、魔法が増えてくることや謎が少し進み始めるのは面白い。
新しい立場の違いもここから始まってたのか。
暗くなり過ぎずに進めるからこそ、広い世代に受け入
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ハリー・ポッターと賢者の石(2001年製作の映画)

3.8

再鑑賞

内容というよりはこれからに繋げるためのお話。
久しぶりに観たから結構忘れてた。普通の世界も登場するからこそ、想像力が生まれやすいのかな。ワクワク感と伏線をとりあえず散りばめた感じがした。
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フローズン・タイム(2006年製作の映画)

3.7

やばい作品かと思いきやそんなことも無い。
映像作品やけど写真的な映画。止めたり、感覚を遅らせたところで巻き戻すことは出来ない。
人の時間が24時間ではないってなんの理論やったかな。

愛ってなんだ?か
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あの頃、君を追いかけた(2011年製作の映画)

4.1

シャツの青いシミがとても素敵。観てる途中で意味が分かって少し微笑んだ。

この時代の1番楽しい恋愛って感じ。お互いに気づいてるけど、気づいてないフリして確信に変えないで過ごすあの時間は心地いい。
ちょ
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キリング・サラザール 沈黙のミッション(2016年製作の映画)

2.7

戦闘シーンはいいけど、スローなるのはどうなのか(笑)
急に弱くなったし。

ほとんど回想
ごちゃごちゃしてるけど、最後まで観ると整理できるかな。続編ありき。

傷だらけの悪魔(2017年製作の映画)

3.1

よくある設定をインパクトで打ち消したかった?
少し過剰すぎる(振り切れてないような)、どこか内容が薄くなっているような印象が強かったかな。
狂ってますよーってアピールしてるのが見えすぎてるというか。
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イエスマン “YES”は人生のパスワード(2008年製作の映画)

3.8

元気が出る映画
イエスの使い所は考える必要あるけど、行動力は必要。否定から入るほうが楽。

笑いから落として、ハッピーエンド。綺麗な形で終わるから元気なくなったらまた観たい。

ズーイー・デシャネルが
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灼熱の魂(2010年製作の映画)

4.0

冒頭の少年から惹き付けられるものがある。細かく散りばめられていて一貫していた。章ごとに掲示することで余計にインパクトを残している?必要なものを揃えて同じものを同じに見せないようにしているのかと。
宗教
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HER MOTHER 娘を殺した死刑囚との対話(2016年製作の映画)

3.8

その当人でしか理解できないことしかない。良心は自己満足でしかないと思える場面は少なからずある。

何かに縋りたくなる気持ちがすごく分かるし、どこでも言われるけど最後まで被害者は被害者。忘れられていくの
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君の膵臓をたべたい(2017年製作の映画)

3.6

関係性の薄さやメール、共病文庫の役割(遺書なし、許可を前もってなど)、殺人現場など気になることが多いかも。
もう少し見え隠れする辛さや苦しさを感じたかったように思うところもあった。

実写化する際に出
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スチュアート・リトル(1999年製作の映画)

3.4

すごい奇妙な設定やけど好きやったな。久しぶりに観たけど面白かった。
洗面台、服とか小物が用意されてる不思議。笑
猫はなぜ声が聞こえないのか?笑

展開は模範的。

ある優しき殺人者の記録(2014年製作の映画)

4.0

臨場感がある映画。ここまで通しでやるのはすごいなー。緊張感がありつつ、どこかシリアスな笑いが生まれる。

クレイジーなカップルが強烈すぎる。どんな人生歩んできてん。
途中で死んだ人はなかなか可愛そう。
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三度目の殺人(2017年製作の映画)

4.0

結局最後まで分からないままで終わるのでスッキリしないから評価は分かれる映画かと。
人間の裁きだからこそ、真実は本人達にしか分からない。仕事を全うするだけであり真実など求めてない。誰一人として最後まで真
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監督失格(2011年製作の映画)

4.3

なんなのか、どう観ればいいのか、どこにぶつければいいのか分からない。1人のお別れを一緒に観ていたのかな。
この時間に人生の中で辛い場面を観る。知りもしなかった人であるけど、知り合いになったような気がし
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少女邂逅(2017年製作の映画)

3.7

リリイ・シュシュを思い出すような映画というのが初めの印象。
狭苦しい感じがしんどかった。世界観に慣れるのか、映画としてのメッセージが強すぎるだけなのか不安になるけど引き込まれていく。切り替わりが激しい
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