倉科博文さんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

倉科博文

倉科博文

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最高の人生の見つけ方(2007年製作の映画)

4.0

数年前に一度観たが、細かい内容を忘れてしまったため再見。

【総評】
仕事を愛し、仕事にも愛されたが家族との関係は破綻してしまったエドワード(ジャック・ニコルソン)と、憧れだった仕事を犠牲に愛する妻と
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男はつらいよ お帰り 寅さん(2019年製作の映画)

3.3

往年の寅さんを楽しんできた方々のための映画。
あまり野暮は言うまい。

回顧的に挿入される過去作のフラッシュバックと、過去に思いを馳せながら暮らす現在を繰り返しモンタージュとして組み立てた結果、やはり
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蜜蜂と遠雷(2019年製作の映画)

3.4

原作未読
昨年の11月から、ずっと劇場で観たいと思っていた作品で、いつも行っている劇場では12月の中旬あたりで上映終了の予定だったので「残念だけど観れなさそうかな」と思っていたら、まさかの公開期間延長
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パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

3.8

・新年最初の映画観賞かつ最初の劇場観賞
・本公開前の先行公開にて

【総評】
映画開始前に、監督自らメッセージとして、「絶対にネタバレしないで下さい」とお願いされる珍しい作品。
ただ、確かに作中驚きの
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キャリー(2013年製作の映画)

2.9

このレビューはネタバレを含みます

【総評】
ブライアン・デ・パルマ版、視聴済み

作品自体には色々穴があるし、こちらがデ・パルマ版よりも作品全体の完成度が劣るのは理解できるけれども、僕個人的にはキンバリー・ピアース版の方が好き
何故な
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夢売るふたり(2012年製作の映画)

3.8

【総評】
身につまされ、身を切られるような思いをする映画だった
過去に囚われ、執着する人々は自ら人生の泥沼に嵌ってゆき、一方で過去を思い出として割り切り、夢を持って明日に向かって歩き出す人々へは清々し
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フレディVSジェイソン(2003年製作の映画)

2.9

こりゃ堪らん
大好物の分類です

でも、内容はあまり無い
その分、作品性やストーリーの深度や奥行きといった意味で点数は低めですが
それも、また良し

頭脳戦のフレディーvs 肉弾戦のジェイソン、という
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キョンシー/リゴル・モルティス 死後硬直(2013年製作の映画)

2.6

「フレディーvsジェイソン」や「貞子vs伽倻子」に胸躍らせることが出来る童心を持った方には堪らない大好物でしょう

制作には「呪怨」の清水崇、キャストには「霊幻道士」のオリジナルメンバー
往年のキョン
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愛のむきだし(2008年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

【総評】
誰しも、人から誤解され、辛い思いやもどかしく悔しい思いを抱いた経験があるのでは無いだろうか
逆の立場で、ひょっとしたら、自分だって他人への理解が及ばず、誰か他人を間違って認識することでその人
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ヤッターマン(2008年製作の映画)

2.5

くっだらねー!😳

総製作費20億円をかけて、この作品を作り上げた馬鹿馬鹿しさに感服
(内、総衣装製作費5,000万円!)

実際のところ、深キョン・ドロンジョ様と生瀬・ボヤッキーが主役のお話

悪趣
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レナードの朝(1990年製作の映画)

4.8

このレビューはネタバレを含みます

【総評】
僕の心の中で、今もキラ星のように輝き続ける最高傑作のひとつ
ロバート・デ・ニーロとロビン・ウィリアムズという傑出した名優二人の初共演作品にして、人間の気高さ、優しさ、美しさ、強さ、弱さ、愚か
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フッド:ザ・ビギニング(2018年製作の映画)

2.7

このレビューはネタバレを含みます

【総評】
俳優を見る映画かと思います。
ストーリーは単調だけれども、シナリオ自体はまともでしょうか。
ただ、設定や細部にアラが目立つのは否めない。
領地を没収したはずの主人公が、そんなにお金持ってて不
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ジョーカー(2019年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

【総評】
想定していたジョーカー像とは大きく異なっていたので、見終わった直後は心の整理がつかなかった。
このタイミングでの「ジョーカー」制作だと、どうしても、ヒース・レジャーのジョーカーを頭の片隅にイ
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