「亡き妻への思い方は人それぞれ」
「ゆれる」「ディア・ドクター」など、数々の名作を送り出している西川美和監督の最新作。脇が結構豪華なキャストなんだが、実質賑やかし程度にしか出てなく、メインは本木雅弘>>続きを読む
「人間の本質を抉るリアルな就活劇」
「桐島、部活やめるってよ」の朝井リョウの同名原作を「愛の渦」の三浦大輔監督が映画化。桐島はかなりのフェイバリット作品だし、「愛の渦」も好きなのでかなり期待値上げて>>続きを読む
「ヒーローになった宇宙人」
インド映画、「きっと、うまくいく」の監督の最新作。前作は実は未見でいきなりこの作品から見たんだが、世間の絶賛ほどイマイチハマれなかった。
長かったのが原因かなあ。作風と>>続きを読む
「予想内のハッチャケ度」
名作恋愛小説古典「高慢と偏見」にゾンビの要素を取り入れるというぶっとんだ発想で話題になった作品。どうでもいいが、主演のリリー・ジェームズ、「シンデレラ」の時もそうだったけど>>続きを読む
「母の愛が湯を沸かす!」
初監督、オリジナル脚本でここまで完成度の高い作品に久々に出会った。洋画で初監督なら荒削りなトコもあるB級映画が多いが、これは感動系の映画としてソツなくこなしてて、尚且つエネ>>続きを読む
「原作愛ぶち壊しのガバガバプロット」
デスノート、まさかの続編。映画版2作準拠の続編で、人間界に持ち込まれた6冊のデスノート争奪戦みたいな展開。
最初のデスノートを持った少女が交差点でドンドン人を>>続きを読む
「9年振りでも老舗の味」
まさかの9年振りの続編。間に「ボーン・レガシー」があるが、あれは主人公も違うしスピンオフ的な位置なんで、今回こそボーンシリーズの真っ当な続編となる。しかしこのシリーズ、毎回>>続きを読む
「フルCGアクション映画の到達点」
奥和哉原作「GANTZ」のフルCG映画化作品。原作の大阪編を主に映像化している。ガンツと言えば2011年に嵐の二宮主演で2度実写映画化されているが、今回の映画化こ>>続きを読む
「飲み過ぎ注意」
「オール・ユー・ニード・イズ・キル」や「ボーダーライン」で凛々しい戦士役を演じたエミリー・ブラントがアル中役を演じたミステリー。マジでその2本とは似ても似つかない挙動不振な役が上手>>続きを読む
「思わせぶりな少女達」
映画でもすっかりお馴染み湊かなえ小説が原作。うーむ、予告の時点では結構期待してたんだがイマイチだった。
終始ノワールな空気感で怪しげな雰囲気が続くのは続くんだが、それが爆発>>続きを読む
「ウシジマの目にも涙」
ウシジマくん実写化第4弾。ファイナルと銘打ってる通り、これにて完結。
今までとは打って変わってあまり語られるコトが無かったウシジマくん達の過去に迫る内容。今までよりグッとド>>続きを読む
「アウトローじゃ無くなったアウトロー。」
タイトルを主人公名に変えた「アウトロー」の続編。主演はお馴染みトム・クルーズ。前作はまさにタイトル通りのアウトローだったが、今作はアウトロー感は最初と最後だ>>続きを読む
「アッサリ寄りの実話ドラマ」
齢86歳にして未だ現役監督のクリント・イーストウッドの次なる作品は2009年1月に起きた飛行機事故による実話ドラマ。ハドソン川に着水の中乗客全155名を見事に救出させた>>続きを読む
「クソな警察の悪事オールスター!」
「凶悪」の白石和彌監督最新作。エラくストレートな題名。まあ一番悪い奴らかと言われるともっと悪い奴らはいるだろうと思うが、驚きなのはこれが実録らしいと言うコト。20>>続きを読む
「ちょっと大人の動物×魔法ファンタジー」
ご存知ハリーポッターシリーズのスピンオフ。ハリポタの70年前の出来事を描く、言わば前日譚。スピンオフとは言っても、全5部作でガッツリ描かれるし、世界観は一緒>>続きを読む
「ガワはゲスいが中身は重い。」
福山雅治がゲスい芸能パパラッチ役に挑んだ映画。大根仁監督は好きな監督の1人なんで、今回もエンタメエンタメしてて面白かった。
前半と後半でガラリと雰囲気が変わるのが特>>続きを読む
「マジックショー+逃亡劇。」
邦題がダサい大賞2016その2。余計なサブタイ付けないで素直に2で良いのに。
まさかの続編。あのラストからどうやって続編作るんだと思ってたがそう来たか。完全に前作見て>>続きを読む
「設定は良いが食い合わせ悪し。」
秘密 THE TOP SECRET
原作は「花とゆめ」に連載されていた少女漫画では珍しいミステリー。コミック実写化を立て続けに担う大友啓史監督。死人の脳をスキャンし>>続きを読む
「形だけ終わらせた完結編。」
バイオハザード映画版第6弾。ファイナルと銘打っている通り、これで完結となる。なんか3作目の時もこれで終わりとかなんとか言ってた様な気がするが。正直続けようと思ったら続け>>続きを読む
「主役不在の絡み無しな群像劇。」
ウシジマくん実写映画第3弾。そしてこの後はFINAL、即ち最後の実写化へと続く。言わばラスト前の前哨戦となる本作だが、今回は今回でキッチリ話は終わってるので、続くみ>>続きを読む
「独裁国家からの脱出。」
1973年、チリ独裁政権下で起こった話を、史実に基づいて映画化。多少事実とは違うトコロも概ねあるらしいが、こんな独裁国家が実際にあったコトが驚きだし、それだけで十分恐怖は伝>>続きを読む
「過去と決別するために」
「ゴーン・ガール」の原作者ギリアン・フリンの小説「冥闇」を映画化。28年前の一家惨殺事件の生き残りの末っ娘、リビーが真相を探るというお話。過去と未来をザッピングしながら展開>>続きを読む
「心震える群像劇ドラマの傑作」
「悪人」の吉田修一原作×李相日監督が再タッグ。「悪人」は好きな作品だったのでこの映画にも期待してたが、期待以上だった。愛した人が実は殺人犯じゃないかみたいな話で、言葉>>続きを読む
「イカレ度合いも凄いペットの面々」
「ミニオンズ」のイルミネーション・エンターテイメントの6作目。今現在「SING」を公開中。
ディズニーよりもハチャメチャ度合いと毒気たっぷりなのがイルミネーショ>>続きを読む
「電気は付けっ放しにしよう」
YouTubeで合計1億5000万回再生されたという恐怖映像にストーリーを付け足し一本の映画にしましたよ的なホラー作品。
電気を付けると消え、消すと現れるっていう発想>>続きを読む
「女の子満載、フェミニズムも満開。」
邦題がダサい大賞2016。てかこの邦題で松田聖子の曲を思い出してしまう人は30代。
究極のフェミニズム映画。未だにこんな規律があるトコがあるのか、ってぐらい女>>続きを読む
「動物達の愛おしさMAX。」
同名小説を原作とするディズニーアニメの実写化。監督がなんと「アイアンマン」のジョン・ファブロー。なんか今までとイメージと違うんで驚いたが、実写化だからまあ良いのか。てか>>続きを読む
「杜撰な展開を補う演技力」
妻夫木聡が犯人の不気味なカエル男を演じたコトで話題となったサスペンス。原作は既読だが、再現度はかなり高いと言って良い。原作の醍醐味の1つのグロい殺し方や死体もかなりギリギ>>続きを読む
「リアルシミュレーションなゴジラ。」
エヴァの庵野監督による新たなゴジラ。正直、今までのゴジラや怪獣ワーキャーみたいなのを思ってると面喰らう。良いように言うと、今までの怪獣モノとは一線を画す出来。>>続きを読む
「女性に変更?良いじゃないか!」
知らないものはいないであろう超有名映画、28年振りの新作。続編でもなくリメイクでもなく、リブート。あくまでリブート。なので原作以外のほぼ全てが変わっていると言っても>>続きを読む
「狂気だらけの青春。」
全編ほぼ喧嘩。しかも理由など無し。主人公がところ構わず喧嘩をふっかけて殴るだけ。後半になると若干ストーリー性も増すが、序盤30分ぐらいはとにかく通行人に襲いかかっては喧嘩する>>続きを読む
「ごった煮コメディながらも軸はシンプル。」
「池袋ウエストゲートパーク」が自分の中では最高峰。そこを越える作品は今のところ無い、宮藤官九郎最新作。最初から最後までハイテンションで突き進む作風は今回も>>続きを読む
「スケール感アップするも。」
ラングドン教授シリーズ第3弾。今回はなんと人類の半分が死滅するという超危険ウイルスを止めるべく奔走する。前作で既にローマのバチカンが爆発するぐらいの規模になっていたが、>>続きを読む
「ジジイ怖し、なやり返しホラー」
リメイク版「死霊のはらわた」のフェデ・アルバレス監督による新作ホラー。サム・ライミも製作に携わっている。退役盲目軍人の家に金を盗みに入ったら逆に返り討ちにされました>>続きを読む
「なんちゃって悪党共のお手軽世界救出物語。」
DC映画3作目。観る前は悪党VS悪党のハッチャケまくったバトルが観れるのかと期待したが、思ったよりシリアス寄りで、しかも囚人達が全然悪党じゃなく、なんち>>続きを読む
「笑いと怖さが融合する怪作エンタメホラー」
「リング」の貞子と「呪怨」の加耶子、ジャパニーズホラーの2大巨頭を戦わせたらどうなるか、というある種のお祭り的ホラー。近年の貞子の扱いを顧みるに、怖さには>>続きを読む