黒人俳優で、肉体派といえばウディ・ストロード、知性派といえばシドニー・ポワティエである。
ポワティエは、いかにも教育を受けた青年という役がはまりどころで、この映画でも、問題児学校に赴任してきた新任教師>>続きを読む
中国カンフー時代劇かと思えば、実はインドネシア武術時代劇。
だから、出てくる人物は、中国系あり、マレー系あり、お師匠様なんかインド系だ。
超~珍しい上に、なんか古い日本の剣術時代劇を観ているようで好感>>続きを読む
肉親とか家族というものに縁の薄い人生を送ってきたオイラからすると、頼みの綱となるのは友人というカテゴリーの人だけだったりするので、同じ趣味とか嗜好を持つ人とは付かず離れずの淡い水のような関係で付き合っ>>続きを読む
正直な話、オイラはフランス人に良いイメージは無いのだが、フランス映画は大好きだ。(笑)
何故かというと、ハリウッド的超大作はやたらなこけおどし映像に妙なラブロマンスをくっつけるだけで、人間を描いたよう>>続きを読む
同年代のオイラとしては、50歳を過ぎたブルック・シールズなんて、想像もしてなかった。(笑)
しかし、好い女であろうとする好い女は、いくつになっても好い女なのだという事を教えてくれる。
最初は良く分から>>続きを読む
SF好きのオイラとしては、久しぶりにハードなSF映画を観たという気にさせてくれた作品だ。
作品に出てくる人物は、基本的に、月面の資源採掘技師であるサムという男だけだ。
ある日、採掘作業中に事故が発生し>>続きを読む
この映画を知ったのは、1974年の【ザッツ・エンターテインメント】を観てだった。
唄そのものは何となく知っていたのだが、映画のテーマに使われた音楽だとは知らなかった。
ちょうど、リバイバルで上映される>>続きを読む
三船敏郎としては、珍しい稲垣作品だ。
小倉で有名な暴れ者の人力車夫の一生を、人力車の車が回るように追って見せている。
三船敏郎という役者は、以外と作品中で死んでいる。
そして、男はどういう死に方をする>>続きを読む
今、胡麻麦茶のCMで出ている赤ひげ先生の元ネタだ。
これも、黒澤映画としては山本周五郎原作の作品である。
山本周五郎の小説には、青年が壮年・初老の男と交流を持つことで一歩成長するという作品が多いのだが>>続きを読む
三船敏郎の『三十郎』シリーズ(?)第二弾である。しかし、こちらは山本周五郎の『日日平安』を原作・原案としている。
主人公は、「あいつはなかなかの奴だ。」と言わしめた三十郎であるが、同時に9人の若侍たち>>続きを読む
黒澤映画は、世界各国の映画監督にインスピレーションを引き出させたが、この作品もイタリアのセルジオ・レオーネ監督に【荒野の用心棒】を作らせるに至った。
三船敏郎自身にも、素浪人というキャラクタライズをさ>>続きを読む
昔、仕事場の後輩が「オレ、良く映画を見るんですよ。アクション映画なんか、かなり見たな。」っていうので、「じゃあ、【七人の侍】はどうだった?」って聞いたら、「オレ、日本の映画って、しかも時代劇とか見ない>>続きを読む
今、ちょうど最新版の【オリエント急行殺人事件】をやっているが、豪華キャストで映像化されたのは、こちらが元祖だ。
なんと言っても、ショーン・コネリーなんかが出ている!
しかし、こちらは比較的、原作に忠実>>続きを読む
オイラが中学生の頃は、クリスマス時期になると決まってこの映画をNHKで放映していたものである。仏教徒であるオイラの家では、クリスマスだからといって特に何をするわけでもなかったのだが、オイラ自身がひそか>>続きを読む