JINさんの映画レビュー・感想・評価 - 35ページ目

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パズル(2013年製作の映画)

3.1

山田悠介原作の映像化作品にはことごとく失望させられてきたので、これも期待してなかった。
しかしながら、これは今まで観た中でも最も醜悪でドギツく、かなり振り切っていたことは確か。
それはもうおぞましい勢
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赤々煉恋(2013年製作の映画)

2.2

自殺した少女が霊となっての話。
死んでから気付いても遅すぎる。
自殺したら浮遊霊じゃなくて地縛霊じゃないのか?(笑)
自殺とは自分を殺すこと。
彼女が死んで一番欲しがったのは?
そこがせつなくなる一番
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ジャージー・ボーイズ(2014年製作の映画)

3.6

クリント・イーストウッド監督作品はどれも人生や人間の深みを感じさせてくれて完成度が高いし、この作品も評価が高い。
フォー・シーズンズの経歴を基に作ったミュージカルを映画化したってことで、う〜ん、見応え
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エスケイプ・フロム・トゥモロー(2013年製作の映画)

2.5

夢の国で無許可で撮影し、「最大の問題作」とか「ディズニー王国の日本では絶対公開不可能」といった謳い文句にまんまと釣られて観てみたが、あまりのつまらなさに愕然。
オッサンが夢見るものはファンタジーなどで
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5つ数えれば君の夢(2014年製作の映画)

2.9

東京女子流のみならず、出演者の演技が誰一人として上手くないのに、ちゃんと映画として成立させてるのが凄い。
台詞はみんな棒読み。
でもなぜかそれさえも独特の空気を作ってる。
その台詞がまた文学的と言うか
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WOOD JOB!(ウッジョブ)神去なあなあ日常(2014年製作の映画)

4.3

林業という誰も映画として扱いそうにないテーマを、コメディとして楽しく面白い視点で見せてくれるのは実に矢口史靖監督らしい。
チャラい主人公を演じる染谷将太が田舎での様々な経験を通して少しずつ成長していく
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ツーリスト(2010年製作の映画)

1.0

つまらないっていう噂は聞いてたけど、まさかこれほどまでとは…。
ジョニー・デップとアンジェリーナ・ジョリーっていう豪華な共演やってのに勿体ないわあ〜。
おもんなさすぎて苦痛やったけど、なんとか最後まで
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変態島(2008年製作の映画)

1.0

物凄くつまらんかった。
ホラー映画の傑作『ザ・チャイルド』的な(リメイクじゃない方ね)ミステリアスで奇々怪々なノリを期待してたんやけど、あまりにもダラダラしたテンポと、エマニュエル・ベアール演じる妻の
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ロッジ LODGE(2014年製作の映画)

1.0

ココ数年で観た映画の中でも一二を争うぐらいクソつまらない映画。
パッケージには「謎のメッセージ 次々に消えていく10人 この山荘には"何か"がある」とそれはもう興味津々のキャッチコピーが。
ところが、
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ベイマックス(2014年製作の映画)

4.6

2D吹替鑑賞。
イイ映画だった。
あの世界観も好き。
面白かったし、去年観てたらベスト10に入れてたかも?

思わず抱きしめたくなるような可愛さ!
内容は戦隊モノをアメコミ調のディズニー風味で仕上げた
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TM NETWORK THE MOVIE 1984〜 30th ANNIVERSARY(2015年製作の映画)

3.7

TMファンに向けたライヴヒストリーセレクト。
30周年記念と言いながらも1984〜1994年までの10年間のみ…。
今回の映画、個人的にはTM NETWORKの偉業・功績をわかりやすく記録としてまとめ
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ホビット 決戦のゆくえ(2014年製作の映画)

3.3

IMAX3D字幕ウィンブルシートで鑑賞。
このシリーズ3部作の完結編。
ほとんど戦争の話でアクションの見所は多かったものの、前2作に比べ腑に落ちない部分もいろいろあった。
映像的にはスケールがデカくて
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ホビット 竜に奪われた王国(2013年製作の映画)

4.0

前作の記憶を取り戻しつつ観てたんやけど、今回も面白かった。
これぞ冒険ファンタジーの王道中の王道。
架空の風景をよくぞあんなに美しく作ってるもんやと感心しきり。
3D字幕鑑賞だったので、アクションもま
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ホビット 思いがけない冒険(2012年製作の映画)

3.9

冒険ファンタジー大作の王道を行くエンターテインメントで、170分と長かったけど御伽話の世界に入り込んだかのように楽しめた。
人間の想像力の結集で出来上がった世界は、かつて夢の中でのみ見得た美しい絶景を
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薔薇色のブー子(2014年製作の映画)

2.6

とにかくメチャクチャでこれを映画と言って良いものやら?
福田雄一監督作品なんで馬鹿馬鹿しさとハチャメチャさは振り切ってるけど、このアホアホな世界をどう受けとめるかで賛否は分かれるやろうね。
悪い意味で
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アイドル・イズ・デッド -ノンちゃんのプロパガンダ大戦争(2013年製作の映画)

3.0

これ1作目観てないんやけど、それでもそれなりに楽しめた。
これぞB級っていう、開き直りの勢いが凄まじくて、井口昇監督作品に通じるようなブッ飛び感とエネルギッシュさがあった。
内容はメチャメチャやけどね
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劇場版SPEC~結~ 爻ノ篇(2013年製作の映画)

4.4

噂では賛否両論分かれてる感じやったんで、けっこう理解不能な終わり方なんかな?って思ってたらそこまででもなかった。
単純に凄いラストやなと思ったし、個人的にはちょっと感動したけどね。
まあ確かにあれは賛
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劇場版SPEC~結~ 漸ノ篇(2013年製作の映画)

3.7

物語は最終局面を迎えてどんどんスケールが大きくなってる。
そして前編はまさしくあの人のための映画だった。
完全に爻ノ篇と二つで一つの作品となってるので、ちゃんとした感想は後編を観ないことには言えないっ
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劇場版 SPEC 天(2012年製作の映画)

3.2

とりあえずドラマは一通り観ておかないと話にならないと思う。
要するに『モテキ』なんかとは全然違って初心者には全く優しくない(笑)
逆からは楽しめない。
相変わらずあの独特のコミカルなノリはあるものの、
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トリック劇場版 ラストステージ(2013年製作の映画)

3.0

作品自体は今までと比べて海外ロケっていうこと意外たいした内容ではない。
あくまでもドラマ、映画と長きに渡って続いたこの作品をどう終着させるか?に重きが置かれてた感じ。
相変わらず小ネタ満載で、それが好
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インターステラー(2014年製作の映画)

5.0

169分という長さは見応えたっぷりで、特にあの宇宙の映像は『ゼロ・グラビティ』同様に絶対的に映画館で観るべき映画。
IMAXで鑑賞して大正解。

実に硬派で本格的なクリストファー・ノーラン監督らしい緻
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ゴーン・ガール(2014年製作の映画)

4.8

デヴィッド・フィンチャー監督作品は好きなのが多いけど、この作品も上位に入る面白さ。
ただ、内容が内容なだけにいろいろと触れにくい。
そして、やっぱりデヴィッド・フィンチャーのテイストやなあっていう残る
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ヴィオレッタ(2011年製作の映画)

4.4

内容がアートか児童ポルノか物議を醸し出すようなテーマも含まれるだけに公開も危ぶまれたようやけど、表現自体はかなりソフト。
エヴァ・イオネスコ監督自身のトラウマ幼少期が元になっていて、監督曰く忠実に映画
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ハネムーン(2014年製作の映画)

1.8

新婚カップルがハネムーン先でとんでもない目に遭いまっせっていうサスペンスホラー。
この作品、ほとんど新婚夫婦しか出て来ず、出演者は全部で4人。
ロケ地も湖畔の別荘とその付近に限られていてめっちゃ安上が
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アンダー・ザ・スキン 種の捕食(2013年製作の映画)

3.2

一見娯楽映画的なテーマを随分とスタイリッシュに撮ってるというか、映像作家の作品でも観てるようだった。
なんせ説明が無いし、セリフも極端に少ない。
そして不穏な現代音楽が不気味さを増長。
面白くはないけ
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天空からの招待状(2013年製作の映画)

4.0

台湾空撮ドキュメンタリー。
とんでもなく美しい自然や田園の映像に感動すると共に、環境破壊・環境汚染で蝕まれていく自然の姿を目の当たりにすると人間が地球の癌細胞であるかのように思えてならない。
経済の豊
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アフロ田中(2012年製作の映画)

3.2

原作は知らない。
恋愛コメディかと思ってたら意外と男の友情青春物語だった。
そもそもアフロヘアーって存在感ありすぎやわね(笑)
どこにいても目立つから、一緒にいる人間を選ぶのかもしれない。
そんな彼の
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ジョーカーゲーム 脱出(エスケープ)(2013年製作の映画)

1.1

1作目に輪をかけてつまらんかった。
よくまあ続編を作れたなあ。
前作同様それぞれのキャラに魅力を感じられない。
出演者がみんな印象に残りにくい。
マイナーなアイドルさん達も出てたりするけど、あえて言う
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ジョーカーゲーム(2012年製作の映画)

1.5

これがかなり薄っぺらくて酷かった。
もう『バトルロワイヤル』以降、サバイバルデスゲーム系の作品は増殖してることもあって、このパターンに新鮮みは既にない。
どうせなら振り切ればいいものを、何もかもが中途
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あしたのジョー(2010年製作の映画)

3.0

昔、アニメの映画版だけ観たことがあるので、大まかには内容は知っていた。
全然期待してなかったのが良かったのか、わりと忠実に映画化していて、それなりに楽しめた。
特に伊勢谷友介演じる力石がカッコよかった
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映画 妖怪人間ベム(2012年製作の映画)

1.4

アニメ実写化モノドラマとしては成功してた方だとは思うけど、これをわざわざ映画にまでするんだったらもっと内容は面白くないと困る。
ハッキリ言って特番で十分。
観月ありさのこうゆう役は珍しくて新鮮ではあっ
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アバウト・タイム 愛おしい時間について(2013年製作の映画)

3.6

この映画クチコミでやたら評判が良いので気にはなってた。
単なる恋愛映画なら映画館で観ることはなかったやろうけど、タイムトラベルを使える能力を持つ主人公っていう設定に興味がわいて観ることに。
う〜ん…。
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寄生獣(2014年製作の映画)

4.3

原作マンガは知らないけど、アニメは観始めてるところ。
率直な感想は上手いこと映画の尺に話をまとめてるなあ、と。
これはもう山崎貴監督と脚本の古沢良太の力量が大きいことと思う。
今のVFXの技術でこそ違
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天才スピヴェット(2013年製作の映画)

4.6

ジャン=ピエール・ジュネ監督らしい映像のトーンやったけど、ストーリーは思ってたほど荒唐無稽な話でもなく、むしろ素直に楽しめる不思議な魅力の詰まった作品だった。
スピヴェット君が可愛いし、全体に散りばめ
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日々ロック(2014年製作の映画)

3.8

原作マンガは知らない。
若さでバカまっしぐらなパワーだけやけど、基本的にそうゆう青春ロックしてるのを観るのは好き。
とにかく二階堂ふみが可愛いすぎ!
脇の喜多陽子も可愛かった。
それに対して主人公演じ
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神さまの言うとおり(2014年製作の映画)

3.5

『悪の教典』を作った三池崇史監督らしい俗悪なデスゲーム映画。
とにかく掴みが早くてなかなかの衝撃。
後で知ったけど原作はマンガらしいね?
あまりにも「何で?」っていう謎を放り投げたまま進行していくので
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