Minaさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

Mina

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パディントン(2014年製作の映画)

4.2

2を観たくて1から鑑賞。汚れがなく、老若男女誰が観ても楽しめる素敵な作品。初めての場所に赴いた時の不安と期待、異国で初めて人と言葉を交わす時の緊張、共感できる部分がたくさんあって、パディントンをぎゅっ>>続きを読む

君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

5.0

834本目にして、8本目の5点。(レビューはコメント欄に残します)

スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース(2023年製作の映画)

4.0

改めてスパイダーマンというコンテンツの際限の無さ、自由さを感じた。一方でカノン事象がファン心くすぐってくる感じ、嫌いじゃない。「誰かが最初にならなきゃ」というセリフは誰にとっても大事なこと。

実写じ
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スパイダーマン:スパイダーバース(2018年製作の映画)

3.9

アニメーション映画が苦手だから食わず嫌いしてたけど新作を観に行きたくて鑑賞。
 
一言で表すとcool!って感じ。映像がかっこよすぎる、かっこよすぎてある一定の年齢からは楽しめなさそうなスパイダーマン
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ザ・レポート(2019年製作の映画)

4.0

政治の透明性は一定求められるけど、テロ対策というより機密性が高い渦の中で起きた非人道的な拷問。「アメリカは反省することができる国である」とスピーチにあったように、汚点を調査し、公表するという行動は流石>>続きを読む

リトル・マーメイド(2023年製作の映画)

3.5

キャスティング云々はどうでもいいのだけど、全体的に演技・演出がやや幼稚で今ひとつ集中して観ることができなかった。ディズニー実写だとアラジン(2019)が大人目線でも魅力的・没入感のある作品だったので、>>続きを読む

怪物(2023年製作の映画)

4.2

答えを言語化できない問いがこれでもかと詰め込まれた、核心を突くオンパレードのような映画。大きく分けると物事の多面性、育児・教育の難しさ、嘘のつき方・扱い方だろうか。

私は共感性が高すぎるが故に冤罪を
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aftersun/アフターサン(2022年製作の映画)

4.5

起きたこと、話したこと、目にした全てのこと、ただ事実の描写が在るだけなのにこんなにも愛しい、そして切ない。言葉や行動の節々に愛や思いやりが確かにあって、手で触れるんじゃないかというくらいに感じて、それ>>続きを読む

カールじいさんの空飛ぶ家(2009年製作の映画)

4.0

皆と同じく序盤早々に号泣。家の行き着く先にも、夫婦の絆にもラッセルの成長にも泣いてしまう。

観終わったあと、色んな経験や思い出を写真に残してたくさんアルバムを作ろうと思った。

君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)

3.9

直接的な身体の接触から石像を介した握手、音楽を通した交流から言葉で吐露する感情。と、2人のコミュニケーションが絶妙に変化していく表現が繊細だった。全編を通して一つ一つのカットが短いな、と思わせておいて>>続きを読む

TAR/ター(2022年製作の映画)

4.5

観終わってみると、TARという映画そのものもリディア・ターという人間もコインのように表裏一体な存在だったのだという感想に至る。構造的に面白く、頷かせる作品だったと思う。賛否両論と聞き及ぶけど、十分傑作>>続きを読む

ランペイジ 巨獣大乱闘(2018年製作の映画)

3.4

もう一回りくらい大きいのを期待してたけど、私の巨獣フェチは結構満たされたはず。終始ニヤニヤした。

リトル・ミス・サンシャイン(2006年製作の映画)

4.5

【実は観てなかった名作シリーズ】まんまとハマった。オリーブを通じて見守り合い、支え合い、笑い合う旅だった。物語序盤からは想像もつかない、愛さずにはいられない家族になっていく様に自然と笑顔になる。観終わ>>続きを読む

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3(2023年製作の映画)

4.5

1からブレない最高さ!完璧でなくとも、ありのままを受け入れる彼等だからこそ描けるストーリー。

フェーズ4に入ってからドラマ含めて時々マーベルを心から楽しめない自分がいて(特にシーハルク)、観るのに躊
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シカゴ(2002年製作の映画)

4.2

東京国際フォーラムのシネマオーケストラにて鑑賞。生演奏という贅沢さ。

これまで観てきたミュージカル作品の中でも、群を抜いて展開が速い・小難しくなく観やすい作品だった。キャラクター・演出・音楽に魅了さ
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エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

3.8

アカデミー作品賞の最有力と呼び声高い本作に期待していたけど、残念ながら「面白かったけど、好きではない映画」につけがちな3.8点の結果と。カオスさのパラメータは突き抜けている、けどそれだけ。だから映画館>>続きを読む

フェイブルマンズ(2022年製作の映画)

4.0

ラストカット。スピルバーグ監督による自伝的映画だからこそ許されるメタ演出。

様々なシーンで台詞・立ち位置・撮り方・行動によってその違いを見せつける母親と父親。その二人の間で成長しながら自分の生き方を
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アントマン&ワスプ:クアントマニア(2023年製作の映画)

3.6

期待を超えてはこなかった。フェーズ5意外とぬるっと始まるな、という感じ。ストーリー展開に若干の雑さを感じた。

ともあれ今後のフェーズ5に期待。

神が描くは曲線で(2022年製作の映画)

4.1

どこにどう効いてくるのか分からない伏線を点で見せ、なかなか真相へ真っ直ぐ伸びる線は引かせてくれない。これぞまさに「神が描くは曲線で」では。

ラストのあの複雑な心の機微を一発で想像させる表情が絶妙。上
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RRR(2022年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

あまりに話題&軒並み絶賛だったので、「ハマった場合、映画館で観てないと後悔するかも!」と思い、駆け込み鑑賞。結果、面白くはあった、アツいシーンもあった。だけど世間の熱狂ぶりには首を捻る結果になった。以>>続きを読む

バビロン(2021年製作の映画)

5.0

800本以上映画を観てきて、7本目の5.0点。

あのラスト5分で、なぜこの映画が3時間を超える長尺になったのか、なぜここまで強烈で鮮やか、時に汚い作品になったのかを理解した。もはや言葉で表すことので
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イニシェリン島の精霊(2022年製作の映画)

4.2

一見、展開のなさそうな始まりから約100分と観客を釘付けにするものは何なのか。対岸から聞こえる砲丸の音、景色と裏腹に閉塞感しかない島、暴力・詮索が好きな意地の悪い島民たち、とにかく不穏な時間が流れる。>>続きを読む

おみおくりの作法(2013年製作の映画)

4.0

ジョン・メイの眼差しや遺品に触れる手が優しい。他人に対してどうしても厳しくなってしまう冷たい心が溶けていくような映画だった。

ブルックリン(2015年製作の映画)

4.5

英米視聴覚研究という名の映画ゼミにいた頃、教授が絶賛していたような記憶を辿り鑑賞。

家族のいるアイルランドから単身でNYへ飛び立つ、そんな始まりからして自分の経験と準えた人は多いのではないかと想像す
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20センチュリー・ウーマン(2016年製作の映画)

4.6

個性も背景も全く違う登場人物ばかりの物語なのに、どの人物の心も抵抗なく想像することができる。時に共感もできて、新たな視点にハッとさせられることもあって、間違いなく自分の人生に必要な映画であったと思う。>>続きを読む

ベッドの下(2014年製作の映画)

4.0

たった1分のショートムービー。観る人、観る時によって鑑賞後の感想が異なるであろう、想像力を掻き立てられる1分間。

ナイブズ・アウト:グラス・オニオン(2022年製作の映画)

3.1

前作はそこそこ楽しんだ記憶があったけど、2作目となる本作はちょっと微妙。

前半と後半のテンションの差や終盤のナニソレ展開に若干置いてかれていたらいつの間にか映画が終わってた。犯人・犯行方法・動機につ
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デッド・ドント・ダイ(2019年製作の映画)

4.0

ジム・ジャームッシュがゾンビ映画を作ったら?っていうお題で大正解の映画が出来上がったらしい、と映画館に観に行って「本当に大正解だったね〜」って満足して帰る観客の気分になった。自分で書いてて「なんじゃそ>>続きを読む

アバター:ウェイ・オブ・ウォーター(2022年製作の映画)

4.8

※必ず前作を鑑賞・再鑑賞してから本作に挑むべし。

没入感が前作以上にとんでもない。これまで観てきた3時間越えのどんな映画より、一瞬一瞬目が離せなかった。固唾を飲んでパンドラの世界を見つめ続けた。複雑
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マーベル・スタジオ スペシャル・プレゼンテーション:ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー ホリデー・スペシャル(2022年製作の映画)

3.9

ケヴィン・ベーコンの使い方が大正解なスペシャル。短いけどほっこり満足。いつまでもクリスマスにワクワクしてたいな。

アバター(2009年製作の映画)

4.6

明日最新作を観に行くために鑑賞。本作を観たのは2009年公開時の1回きり、当時12歳。。小6の私の記憶力はお粗末だったようで、内容は全く覚えていなかった。

13年の時を経て再鑑賞し、「こんな素晴らし
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ハニーボーイ(2019年製作の映画)

3.4

静かなのに悲痛な叫び声が止まず聞こえてくるような、そんな映画。映像で表したいものが若干分かりづらかったが、シャイア・ラブーフの見ていた世界を少し覗けた気分。

ザ・メニュー(2022年製作の映画)

4.0

予想してたストーリーから少し斜め上の展開。最後まで飽きず、満足できる作品だった。サイコ系料理映画。

お昼時(11:20上映回)にて鑑賞だったので、食欲が削がれたら嫌だな〜と不安だったけど、そんなこと
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ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー(2022年製作の映画)

4.5

紫いっぱいのスクリーンに涙を堪えた。訃報を聞いた時のショックを思い出しつつ、本作を通じてよりその事実がのしかかってきた。それでもワカンダは最強の国として遺志を継いで存在していく。最後まで観て、ワカンダ>>続きを読む