MountainDewさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

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ノースマン 導かれし復讐者(2022年製作の映画)

3.6

「ライトハウス」で度肝を抜かれたので
今作ももれなく見て参りましたよ!
今年に入って初めての劇場体験も今作になりました!
意外とこの方アクションもいけんのね!
そして今回は今までで一番お金が掛かってる
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フランケンウィニー(1984年製作の映画)

3.7

作家は処女作にむけて成熟するとは言ったもんでまさに原点を垣間見れる。
モノクロでのゴスな雰囲気。アンバランスな美術デザイン。太っちょな隣のおばさんなど28分というわずかな時間でここまで作家性が滲み出て
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カモン カモン(2021年製作の映画)

3.7

見る前の印象とは違う内容だったけど
これをただの育児映画として見るんのでは
違う気がする、誇張感満載に言えば哲学的でもあったしジョニーがジェシーと向き合うことで自分のなかの心の奥底にあるドロっと溜まっ
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フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊(2021年製作の映画)

3.6

本作もある意味ではいつも通りの
ウェスアンダーソンらしい作風で
シンメトリーの統一された構図
独特の色彩や鮮やかなカラー構成
ミニチュアや絵本のような雰囲気で作り込まれた世界観は今作も現在でしかも今作
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三姉妹(2020年製作の映画)

3.4

刺さる人にはぶっささるんだろうけど、、
確かに演技も良かったし、どんどん追い込まれていく様が生々しくて感情移入はしたんだけど後半からいきなり叫びや喚きでゴリ押す展開が多くて割と韓国映画ってそのケがある
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ゴーストバスターズ/アフターライフ(2021年製作の映画)

3.2

なんかみたことがあると思ったら
「ギフト」の子がもうこんなに大きくなってる⁇しかもハロルドに寄せてるのかそっくりなのかびっくりするくらい似てて
そこはハマってたしいいんですが。
うーん正直なところ微妙
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パリ13区(2021年製作の映画)

3.6

ゴールデンリバーの監督だったのか
ラブシーン多めだけどいやらしい感じはしなかったな。
フランス映画って堅苦しかったり
とりあえず愛っ!て感じで抽象的だったり
する印象なんだけど日本の大人向けの恋愛漫画
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シラノ(2021年製作の映画)

3.7

素敵なロマンスミュージカルかと思ったら
思いの外複雑でかつもの凄く切ないお話でした。
主演のピーター・ディンクレイジの為の映画と言っても過言ではなく彼の魅力が全開の内容でした。あの等身なのを忘れてしま
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ボイリング・ポイント/沸騰(2021年製作の映画)

3.7

もう忙殺の極みというか飲食業界のリアルをまざまざと見せられた!
自分も某ファーストフード店に勤めてたからわかるけどもう次から次へとタスクが増えていき、一つをこなす頃には4つ追加されみたいで終わりがない
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MEMORIA メモリア(2021年製作の映画)

3.7

アピチャートポン・ウィーラセータクン監督作最新作、いうても今回初めて監督作を
観てみたが固定カメラで長回しで
情緒と間をとったセリフ回しなど独特な作家性だった。
音という身近な存在がもたらす不思議なお
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マーベル・スタジオ スペシャル・プレゼンテーション:ウェアウルフ・バイ・ナイト(2022年製作の映画)

3.5

ゴシックホラーやユニバーサルのモンスターホラーにリスペクトを感じる描き方が
好印象でした。モノクロ作品って雰囲気満載でフィルムの傷とか表現されてて結構こだわって作ってましたね。満を持してガエル・ガルシ
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マーベル・スタジオ スペシャル・プレゼンテーション:ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー ホリデー・スペシャル(2022年製作の映画)

3.7

44分くらいなのにしっかり楽しめて
クリスマス感満載で大満足〜
ヨンドゥーいいやつだなぁ
こんなところに引っ張り出されてしっかり
お祝いもしてくれるベーコンいいやつだなぁ。
宇宙犬が可愛かったので正規
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ハッチング―孵化―(2022年製作の映画)

3.3

母親の抑圧の中で苦悩していく少女の悲しい話がいかにも御伽話のような北欧ホラー
ギレルモ・デルトロやヤン・シュヴァンクマイエル監督みたいな雰囲気を感じられる。
アッリと名付けられたの雛のような生物の造形
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フレッシュ(2022年製作の映画)

3.7

セバスチャン推しな人はおすすめ!
あんまり前情報入れない方がいいかも。
音楽の使い方が好みでした。
最近「バーバリアン」といいこういう作りの作品多いなぁ。流行りなんでしょうな
タイトルバックがなくて何
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ニトラム/NITRAM(2021年製作の映画)

3.8

ヘレン役のエッシー・デイヴィスの、どこか不思議な雰囲気ある存在感も相まって、二人が過ごす屋敷での光景を綴った前半は、不安定でありながらもどこか儚いような多幸感を感じる。
銃乱射事件を扱うことはシビアな
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哭悲/The Sadness(2021年製作の映画)

2.3

コクヒってどんな意味なんだろ
うーん、それが怖くてなかなか鑑賞に
至れなかったけどやっぱりすっごい浅いやん内容が。
もうただただグロいだけの内容なんて一発屋みたいなもんで観る前までなんだよなぁ
それに
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13人の命(2022年製作の映画)

4.0

あとで実際の救助隊の面々を見てみると
結構寄せていてびっくりした
こういう洞窟救助においてというか救助全般だけどどういう能力が求められるのか全然わからない、潜水能力?咄嗟の判断?
みていてとんでもない
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TITANE/チタン(2021年製作の映画)

3.9

今年初めの1本目はこの作品になりました。
今年も沢山映画を観たいなぁどうぞ、よろしくお願いします。
いやー凄かった。ずーと楽しみでとっておりました。2021年のパルム・ドール受賞おめでとうございます!
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ロード・オブ・カオス(2018年製作の映画)

3.5

メタルって精神性が大事なんだなって
しかもその気持ちをプロデビューしても
持ち続ける難しさを感じたけど
作品の本質は別にありそう、、
ロリーカルキンがお兄さんに激似だった
顔立ちは美してくてデッドと猫
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バーバリアン(2022年製作の映画)

3.0

よくわからなかった。
なんであんな展開になるのかも監督の意図も、、、
そんな映画。

ノマドランド(2020年製作の映画)

3.5

ここら辺からクロエ・ジャオ好きだなぁ
格差社会が産んだ縮図を見せられながら
美しくも退廃的な映像美の数々
孤高の人が似合うフランシス・マクドーマンド
「フリービルボード」や「ファーゴ」でもお馴染みのこ
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エイリアン3(1992年製作の映画)

3.7

上層部のゴタゴタでフィンチャーの思惑通りの作りでないのは確かなんだけど監督作の中では1番熱血感が感じられる不思議な映画でクライマックスに向けての死のリレーが行われる作りがマトリックス感があってどうにも>>続きを読む

エイリアン2(1986年製作の映画)

3.4

意外とレビューし忘れてた。
久々に1を観たら流れで鑑賞。
やっぱり1が好きすぎてどうしてもこういうエンタメ要素満載に近未来の海兵隊でドンパチさせてエイリアン側も強大にして
スケールアップ!どや!おもろ
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ポゼッサー(2020年製作の映画)

3.6

わお!相変わらず親父譲りのヴィジュアル力!鬱憤して閉塞感を感じる近未来設定に
ゾクゾクくるSFデザインも見事。
同時にグロテスクでカオスティックな絵作りはかっこよかった〜ダリオ・アルジェント的でもあっ
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エクス・マキナ(2015年製作の映画)

4.2

「アナイアレーション」もそうだけど
テーマ性がこの監督ぶれないよね。
初監督作にしては出来すぎでしょ
オスカーアイザックってもちろんポーダメロンみたいな正統派な役柄もいいけど意外とこういう一癖あるキャ
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ブラック・フォン(2022年製作の映画)

3.6

おお!今まで見たことない作り
やっぱりこの人面白いな!
黒電話と地下室にグラバーこの要素だけで
バシバシと展開していくのが面白い。
俺の屍を越えてゆけ的な被害者たちの意思を経験を受け継ぐ作りが良く
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ザ・メニュー(2022年製作の映画)

3.7

なんか毎年年末にアニャさんを観てる気がする。でも来年は一月から「ノースマン」が見れるのでまだまだ勢いが止まりませんね。今回もそんなアニャ姐さんにぴったり
ハマるスリラーサスペンスものになってました。「
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ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー(2022年製作の映画)

3.5

継承の物語としてはこれ以上ないほどに
丁寧にかつエモーショナルに描いてたと思うけどまさかあんなオチを持ってくるとは
全て台無しというか、わかるんだけどさ
じゃあ今まで見てきた話はただの引き継ぎなの?と
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ショック・ドゥ・フューチャー(2019年製作の映画)

3.5

イントロでいきなりセローンの
「SUPERNATURE」がかかる
そのあとアナログシンセの重厚な音っ‼︎
80年代のシンセサイザーって何でこんなにレトロチックでかっこいいんだろう。
無駄にでかいけどそ
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オテサーネク 妄想の子供(2000年製作の映画)

3.7

チェコの巨匠ヤン・シュヴァンクマイエルこの監督作は初めてでしかもチェコ映画なんて観たこともなくドキドキ。
おとぎばわしのような寓話感もありながら
前衛的なショットや不快感満載のアップや食事シーン、効果
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セルビアン・フィルム(2010年製作の映画)

2.7

ハードゴアすぎる!当然エログロ要素に
目が行きがちだが実は社会派な内容だったのが驚き。
今も世界のどこかでこのような弱肉強食で
強者は弱者を搾取し続け次第にどんどんと
エスカレートしていくみたいなメッ
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宇宙戦争(2005年製作の映画)

3.5

すごいなぁ幼少期にテレビ放映を見て侵略シーンでビルからヌッと出てくるトライポッドが怖すぎて見るのをやめた記憶があり
今の今までトラウマで観ないできたけど
やっぱり人類がなす術もなく無惨に破れ去って侵略
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アオラレ(2020年製作の映画)

3.5

舐めてたら結構楽しめた。
終盤のホームアローン感は仕方ないまでも
劇中でもセリフで語られるこの男にはもう暴力しか残ってない感を体現したような振る舞いが最高だった。
久々にラッセルクローのいい演技が見れ
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ザ・クレイジーズ 細菌兵器の恐怖(1973年製作の映画)

3.5

これまた今の時勢にタイムリーな作品だったそしてパニックホラーのお手本のような作り。
これは戦争だっ!と随所に挟まれるセリフが上との連携がとれず各々が何と戦ってるのかわからなくなる混沌とした状況はまさに
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激突!(1971年製作の映画)

3.7

これがスピルバーグのデビュー作だと思うと凄い。もちろんサスペンスとしてはも直球だけど今と違って外しな内容だとは
思わなくてビックリした。
大型トラックをただの乗り物でなく
正体不明な不気味なモンスター
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タリーと私の秘密の時間(2018年製作の映画)

3.7

こういったタイプは久々でまずテンポが抜群良かった。休日にシュっと挟み込めるテンポの速さと内容量でぎゅっと密度があった。
ハートウォーミングな内容かと思いきや
意外とシリアスで弱々しく生々しい母親の描か
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