AbeCinemaTVさんの映画レビュー・感想・評価 - 16ページ目

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日本のいちばん長い日(1967年製作の映画)

4.4

#AbeCinemaTV YouTubeにてオススメしております。
8月といえば、 #原爆の日 、 #終戦記念日 ということで、戦争を終わらせるまでを息もつけない勢いで描ききる
#日本のいちばん長い日
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少年の君(2019年製作の映画)

4.5

これはすごい!!!!!!!!!!!人生でも相当なベストの方に入ってくるんじゃないか??ずーっとクライマックス。ずーっと圧がすごい。初めてマグノリアを見た時の感覚に近い。主人公の演技がすごい。ずーっとす>>続きを読む

プロミシング・ヤング・ウーマン(2020年製作の映画)

4.3

思ってたイメージと違って、夜な夜な出かけて、あえて〜からの復讐みたいなイメージで思っていたら、意外と主人公が弁えてるというか、倫理的な行動をするので、これで盛り上がるのか?と思っていたら、その抑制こそ>>続きを読む

ライトハウス(2019年製作の映画)

4.3

これはエンタメ要素よりも芸術、哲学要素強いですね。とんがりまくりです。孤島で二人きりの話が延々続きますね。シャイニング的な要素と鳥的要素がありますね。途中ロバートパティンソンが別人に見えるシーンがあっ>>続きを読む

ザ・トライブ(2014年製作の映画)

4.3

またまたまたとんでもない映画。全編手話って!まあ全編すごいんだけど、ラストのあれがまたすごい。とにかく何も言いたくない。先入観とか思い込みってのは恐ろしいわけですよ。端的に言えば我々は彼らを舐めてるわ>>続きを読む

箱入り息子の恋(2013年製作の映画)

4.3

これはいい!逃げ恥をもっともっともっと不器用にしたような星野源さんが素晴らしい。森山良子さんもまた素晴らしい。夏帆さんもすごい。いやみんなすごいんだけど。
割と冒頭でうるうるしちゃう。吉野家のシーンと
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サマーフィルムにのって(2020年製作の映画)

4.3

uni試写会で。これは俺の映画だ!高校の文化祭に向けて映画を撮った。俺は時代劇じゃなくて007だったからアクションにした。俺以外ピンときてなかった。好きな子を主演女優にしたら、撮影後主演男優と付き合っ>>続きを読む

小さいおうち(2013年製作の映画)

4.2

加害者としての戦時中の一般市民をこのタイミングでさらっと描いている作品として出来不出来は別にして、非常に興味深い、鑑賞すべき作品。ほろっと泣いてしまうよ。家族はつらいよ陣がほとんど出てる。黒木華も蒼井>>続きを読む

家族はつらいよ(2016年製作の映画)

3.9

山田洋次作のコントといった趣。ベタベタすぎるギャグ等は逆に笑っちゃう。男はつらいよとか東京物語とか東京家族とかどれだけ参考案件ちゃんと映すの。。。笑っちゃうよ。

めちゃくちゃ芝居がかった芝居をみんな
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カンバセーション…盗聴…(1973年製作の映画)

4.3

コッポラの隠れたってほど隠れてないけど名作!正直展開が読めてしまう部分はあるが、コッポラの丁寧な語り口には頭が下がる。あのオープニングのシーンを何回擦るんだっていう。何より驚きだったのが、ハリソン・フ>>続きを読む

サバイバルファミリー(2017年製作の映画)

4.3

これは面白いぞ。3.11後にはリアルすぎて結構刺さる描写多し。amazon primeだし見て損はなし。前半は人間醜いなあ、嫌やなあって思っていて、でも後半やっぱ人間捨てたもんじゃないなって思わせてく>>続きを読む

透明人間(2019年製作の映画)

4.3

かなり科学的な透明人間と言いましょうか。かなりちゃんとしている。そしてよくできている。ミッドサマーにも通ずる、主演のエリザベス・モスのなんとも言えない不幸そうで、病んでそうな感じが素晴らしい。主人公が>>続きを読む

天井桟敷の人々(1945年製作の映画)

4.3

名作名作と言われ続けている今作をようやく鑑賞。上も下も結構急に終わる。フランス映画って難しかったり気取ってたり一筋縄ではいかなかったりする印象が強いが、本作はめちゃくちゃわかりやすい、めちゃくちゃスト>>続きを読む

未来のミライ(2018年製作の映画)

4.2

これはぽかんとする人たちがいるのもわかるが、Filmarksの評価だいぶ低いね。実は私は結構好きです。妹ができた時を思い出しましたね。すげえわかります主人公の気持ち。妹いじめたくなるんですよねえ。あそ>>続きを読む

バケモノの子(2015年製作の映画)

3.8

これはちょっとどうなんだろう?って思いながら見てたらやっぱりそんな評判よくなさそうなんですね。大泉洋、役所広司、リリーフランキーとこれでもかと名優で固めた結果、逆に彼らが浮いてしまっているような気がし>>続きを読む

おおかみこどもの雨と雪(2012年製作の映画)

4.3

これは大傑作でしょう。細田守作品をこうして一気見しているわけですが、どう見てもベストなんじゃない?デジモンとか最新作見られてないけど。まず一橋だ!ってなった。そう、あの子は一橋なんですよ。一橋の大学生>>続きを読む

時をかける少女(2006年製作の映画)

4.2

サマーウォーズが苦手すぎて見るのを途中でやめた私ですが、これは面白い。巧い。細田守作品を一気見するきっかけになりました。(原作故だけど)タイムトラベルが高校生の思うような範疇に留まってるのがなんとも可>>続きを読む

水の中のナイフ(1962年製作の映画)

4.2

おとなのけんかにも通ずる限定された空間での会話劇。基本話が船の中で進んでいく。どんだけ青年を引き止めるんだってところは最初笑ってしまう。自意識過剰な自信家とでもいえよう主人公がだんだん乱れていくのが面>>続きを読む

ブラッド・シンプル(1984年製作の映画)

4.1

コーエン兄弟のデビュー作。荒削りではあるが、その分怖い。ブレードランナーのあの人出てくる。めっちゃ癖強い。多少扱いづらい部分もコーエン兄弟からするとあったらしいが、脚本に理解を示してくれたらしい。名前>>続きを読む

チャーリーズ・エンジェル(2019年製作の映画)

3.9

うーん、色々物足りない。アクションも少ないし、派手さも足りない。前作みたいな色んなコスプレを見られるかと思ったらそういうわけでもないし。ガチガチのアクションにしたいのか、ゆるくしたいのかもよくわからな>>続きを読む

左様なら(2018年製作の映画)

3.9

桐島、部活辞めるってよ。になり得た作品とでも言えようか。共学のいやあああな部分はツボを押さえているなと感じるが、強く印象に残るシーンがあまりないのが正直な感想。あのキスはやっぱり必要だったのだろうか。>>続きを読む

電気海月のインシデント(2019年製作の映画)

4.0

監督のワークショップを受けるため、鑑賞。監督すごく優しい方でした。低予算感は強いが、この先どうなるんだろうという面白さは着実に積み上がっていく。前半は低予算感がみょうにリアルさを生み出しているが、後半>>続きを読む

ロングデイズ・ジャーニー この夜の涯てへ(2018年製作の映画)

4.3

本当に映画を見ている人たちがこぞって褒めるビー・ガン監督。どんなもんだろうかということで、NETFLIXにて拝見(さすがNETFLIX!)。映像美とロケーションのセンスには才気がバリっバリだし、ずーっ>>続きを読む

ゴジラ キング・オブ・モンスターズ(2019年製作の映画)

3.9

思ってた感じのやつでしょう。ゴジラーハリウッドーって感じです。あの人が結構あっさりああなるのねーとか。前のゴジラであの人なんかあったんだっけーとか覚えてたらもっとよかったのかなーとか。渡辺謙さんは見せ>>続きを読む

ものすごくうるさくて、ありえないほど近い(2011年製作の映画)

3.9

ちょうど子供の精神医学に関する本を読み終えたところだったので、アスペルガー症候群の子供が主人公という映画だったのは個人的にめちゃくちゃタイムリーだった。(だから選んだわけではない)。しかも「めぐりあう>>続きを読む

CLIMAX クライマックス(2018年製作の映画)

4.2

ああ、こういう地獄ね。。。なんか全然予想してた地獄よりほんとにいやああな地獄だったよ。さらっとあの人の頭がああなるとかさ、もっとなんか華麗なものを想像してたんだけど、そういう事じゃなかった。。。不快の>>続きを読む

蜜蜂と遠雷(2019年製作の映画)

4.1

テンポ良い。映画でしかできないんだけど小説っぽさが感じられる。セッションとかへのアンサーになってるなあと思っていたら、宇多丸さんも同じようなことを言っていた。斉藤由貴さんとか鹿賀 丈史さんとか脇を固め>>続きを読む

ビリー・アイリッシュ 世界は少しぼやけている(2021年製作の映画)

4.2

若干長いような気もしたが、テイラースウィフトのドキュメンタリーの時も思ったんだけどどうしてあれほど決定的な瞬間が残っているんだろうか。ずーっと何年も前からちゃんとあんなビデオを回していたとはね。何より>>続きを読む

私をくいとめて(2020年製作の映画)

4.0

のんファンとしてはやはり見ておきたい作品。ブレードランナー2049とかherとかにも近い精神性も感じるが、一番近いのは勝手にふるえてろじゃないかなあ。語感も似てるしね。のんの友達といえばやっぱあの人か>>続きを読む

アクアマン(2018年製作の映画)

4.1

ジェイソンモモア、アンバーハード、パトリックウィルソンっていうA級B級感がすごくいい。ウィレムデフォーとニコール・キッドマンと脇を固める助演陣の強力さ。アンバーハードいいっす。DCはワンダーウーマンと>>続きを読む

アメリカン・ユートピア(2020年製作の映画)

4.0

なるほど!確かにパフォーマンスとしてのクオリティが半端ない。なんて表現したらわからないが、これはすごい。
最後はやっぱりスパイク・リーって感じ。そこがないとね!みたいな。

歌詞をかなり真剣に追わない
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日本で一番悪い奴ら(2016年製作の映画)

4.3

全裸監督好きな人は絶対見るべし。裏の社会でのし上がっていく、主人公の豹変ぶり、擬似家族っぷり、時代と北海道という場所、ピエール瀧さん、そして最後も...という点も含めて非常にシンクロ率が高い作品ではな>>続きを読む

SR サイタマノラッパー(2008年製作の映画)

4.1

撮り方とか、演技とか、もろもろ稚拙な部分はあり、特に音声が後から入れてるのか映像とマッチしてない気がするのだが、荒削りな魅力はすごい。特に中盤の町の議会みたいなところで公開処刑みたいなことされるシーン>>続きを読む

101匹わんちゃん(1961年製作の映画)

4.5

「クルエラ」でおしゃれなファッションが話題だが、オリジナル版のお洒落さは実は半端ない。オープニングクレジットのオシャレさといったらもうすごい。超かっこいいから、そこだけでもみてほしい。黒斑を描く技術も>>続きを読む

グランド・ジャーニー(2019年製作の映画)

4.2

純粋に冒険感動系でしたね。スタンドバイミーとかグーニーズとかそういう映画を見るような懐かしい気持ちになる映画でした。

というわけでAbe Cinema TV YouTubeでもオススメしたので、よか
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素晴らしき日曜日(1947年製作の映画)

4.3

黒澤監督本人はあまり好きではないらしいが、私は好きですよ。戦後まもない貧乏なカップルがこれでもかこれでもかと可哀想な出来事に遭遇し続けてもそれでも「素晴らしい」と思うように頑張る話。特にこういうコロナ>>続きを読む