トムヤムくんさんの映画レビュー・感想・評価 - 28ページ目

明け方の若者たち(2021年製作の映画)

4.5

大人と若者の狭間で葛藤する主人公の恋愛模様を描いた映画。途中までただの恋愛・青春映画だと思い込んでたから、めちゃくちゃ度肝を抜かれた。予想以上にしてやられた感。

そもそも挿入歌や演出が、自分の趣味・
>>続きを読む

バーニング(1981年製作の映画)

3.8

再鑑賞。ホラー映画なのにそこまで怖くない。大量に人は死ぬけどめちゃくちゃグロいわけでもない。特に目新しさも何もない普遍的なスラッシャー映画。だけど、だからこそ、普通じゃないところが際立って面白い。「ハ>>続きを読む

スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム(2021年製作の映画)

2.8

期待通りの面白さではあったけど、期待以上ではなかったし、別に想像も超えてこなかった。普通に公式がハードル上げすぎだし、予告で見せすぎだし、日本の公開が遅すぎる。これに限ると思う。

まあ面白いことには
>>続きを読む

スパイダーマン3(2007年製作の映画)

4.0

NWHのために復習。シリーズ史上最も切なくて胸糞で闇深い3作目。しかも過去2作のエピソードとは違い、今回は「ヴェノム」「ボブゴブリン」「サンドマン」の3人がスパイダーマンの強敵として現れ、アクションも>>続きを読む

スパイダーマン2(2004年製作の映画)

4.2

NWHのために復習。2はヒューマンドラマとしての要素が大きくて、アクションシーンは少し物足りないところがあるけど、それでも面白いことには変わりない。

またシリーズを代表する超人気ヴィラン「ドクター・
>>続きを読む

スパイダーマン(2002年製作の映画)

4.3

NWHのために復習。久々のスパイダーマンやっぱり面白い。アクション映画が苦手な自分でもここまで面白く感じるのって、やっぱり脚本の力なんだろうか…!

しかもジャンル混合で「恋愛要素」や「ミステリー要素
>>続きを読む

シンドラーのリスト(1993年製作の映画)

3.7

過去鑑賞済み。初めて見たときは、長尺で白黒でシリアスで(もう二度と見たくない…)とさえ思ったけど、いざ再鑑賞すると改めて素晴らしい映画だなと感じる。

白黒映画だけど、何年経っても色褪せない。ここまで
>>続きを読む

マジック(1978年製作の映画)

3.5

若かりし頃のアンソニー・ホプキンスが、狂った腹話術師を演じるサイコスリラーサスペンス。『羊たちの沈黙』のレクター博士とはまた違った恐さがあった。全体的に地味ながらも、70年代の映画とは思えない凝ったス>>続きを読む

ディーバ(1981年製作の映画)

3.6

ディーバ(女神)と呼ばれる歌姫のコンサートを盗み撮りしてしまった主人公。ひょんなことから、闇の組織の黒幕を暴露したテープと紛れてしまい、闇の組織から追われることに…。

全体的に、古き良き映画という感
>>続きを読む

ゴーストワールド(2001年製作の映画)

4.0

高校卒業してダラダラと生きるイーニドとレベッカだったが、とある男に出会ったことで二人の人生は変わっていく…。

ただのコメディ映画だと思ってたから、めちゃくちゃ奥が深くてびっくりした。タイトルも秀逸だ
>>続きを読む

魔女がいっぱい(2020年製作の映画)

3.2

みんな言ってる「子供向け」っていう表現がめちゃくちゃしっくりきすぎる。だからと言って別につまらないわけじゃないので、見て損はしない。

パラサイト 半地下の家族 (モノクロVer.)(2019年製作の映画)

-

去年のお正月に観たことを今ふと思い出した。内容は一緒だから星は付けないけど、面白さや怖さ、ワクワク感はこっちの方が上に思えた。白黒だからこその臨場感がいいし、最後まで見入ってしまう。

The Witch/魔女(2018年製作の映画)

3.5

ずっとグロくてホラーなのかと思ってたけど、きちんと主人公の苦悩が描かれたりしてヒューマンドラマとしても質が高かくて良かった。バリバリのアクションで、なおかつ良い映画って珍しい。

ラブ&モンスターズ(2020年製作の映画)

3.4

とにかく巨大モンスターが気持ち悪くて大変だった。でも見応えあり、迫力あり、意外とポップな作風で楽しく鑑賞できた。やっぱり巨大モンスターが気持ち悪いけど。

レッド・ノーティス(2021年製作の映画)

3.6

ライアン・レイノルズのドウェイン・ジョンソンの共演だから最後まで笑って楽しく見れたけど、内容は可もなく不可もなくな普通のアクション映画だった。

ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー(2019年製作の映画)

3.9

青春ジタバタコメディ映画。何も考えずに笑えるけど、過去の自分と照らし合わせて何か考えちゃう要素がある。良かった。

ホット・ファズ 俺たちスーパーポリスメン!(2007年製作の映画)

3.9

今更特に書くことないくらい面白くて楽しくて見やすい。好みの感じではないけど、よく出来た良い映画だと思う。このあと『ベイビー・ドライバー』や『ラストナイト・イン・ソーホー』を生み出す思うと、やっぱり天才>>続きを読む

誰も眠らない森 Part 2(2021年製作の映画)

3.6

やばい、めちゃくちゃ良かった。前作のレビューでボロクソ書いたことを後悔するくらい2が面白すぎた。

前作の至ってシンプルなストーリーとは打って変わって、今作は主に「前半パート」と「後半パート」で大きく
>>続きを読む

誰も眠らない森(2020年製作の映画)

2.9

人生初のポーランド映画。割と期待してたけど、ホラー映画でよく見る展開をただシンプルになぞっただけ。何の目新しさもない普通のストーリーだった。なんなら40年以上前に『悪魔のいけにえ』が全てやってのけてる>>続きを読む

マジカル・ガール(2014年製作の映画)

2.8

ルイスは、白血病の娘のために『魔法少女ユキコ』のコスチュームを買ってやろうと思い立ったのだが…。

タイトルとジャケットに騙された。なんか女の子が魔法使って人間をポンポン殺していくのかと思ったら、めち
>>続きを読む

映画 すみっコぐらし 青い月夜のまほうのコ(2021年製作の映画)

4.3

前作ほど泣けることはなかったけど、今回も面白くて、可愛くて、優しくて、心温まる。子供向けとは思えない最高の映画だった。

ブルー・マインド(2017年製作の映画)

3.2

思春期から大人へと成長しようとする不安定な過程を『人魚への変化』として描く発想は好きだった。全体的に不気味で、気持ち悪いけど、美しい。最後までモヤモヤは残るし、「面白い」とは言いづらい雰囲気はあるけど>>続きを読む

サウスパーク/無修正映画版(1999年製作の映画)

4.0

小さい頃に『サウスパーク』の知識ゼロで観て、体調悪くなった映画。とにかく下品、下品、下品。今見てもやばすぎる。でもそれが面白い。

東京ゴッドファーザーズ(2003年製作の映画)

4.1

クリスマスイブの夜、ホームレスの3人はゴミ捨て場で赤ちゃんを拾って、その子の両親を探し出そうとするのだが…👶🎄

久々に見た!『パプリカ』や『パーフェクト・ブルー』とは真逆のような心温まる奇跡の映画。
>>続きを読む

ドント・ルック・アップ(2021年製作の映画)

3.6

彗星衝突をハリウッド豪華キャストで描く社会風刺ブラックコメディ。個人的にあんまり合わない作風だったけど、予想外のオチがツボすぎて全部巻き返された。でもやっぱり好きではない。

キングスマン:ファースト・エージェント(2020年製作の映画)

3.5

今までのキングスマンとはまた違った角度の面白さ。元から期待値がそんなに高くなかった分、割と楽しめたところはある。でも、作風がガラッと変わったせいか過去作を超えるほどインパクトのあるアクションは無かった>>続きを読む

ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

4.0

いや、凄すぎる。分厚い小説を一気読みしたかのような満足感。面白い面白くないとか、好き嫌いとか、そういう次元の話じゃない。ただ単に凄すぎた。評価せざるを得ないっていう感じ。圧巻。

「どんな人生を歩んだ
>>続きを読む

劇場版 呪術廻戦 0(2021年製作の映画)

4.0

ただでさえ原作が面白いから、動いちゃったらそりゃ面白いに決まってる。興奮した。でも、これ観るくらいなら、普通に漫画読んだ方が良い。

X-MEN:ダーク・フェニックス(2019年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

全体的に話が暗い。重い。地味。ザブタイトルにもなってるダーク・フェニックスことジーン以外のキャラの扱いが微妙すぎる。かろうじてマグニートーかっこいい!ってくらいで、前作『アポカリプス』がみんなキャラ立>>続きを読む

X-MEN:アポカリプス(2016年製作の映画)

4.3

最高。どストライク。単純に話が面白いだけじゃなくて、X-MENシリーズの中でも特にみんなのキャラ立ってて良い。敵のアポカリプスなんて分かりやすいくらい見るからに強くてかっこいい。最強。こんな魅力的なヴ>>続きを読む

X-MEN:フューチャー&パスト(2014年製作の映画)

3.9

ウルヴァリンが過去に遡って未来を変えようとする映画。前作『ファースト・ジェネレーショ』で描かれた過去の話と、旧三部作のストーリーを見事に繋げてて鳥肌だった。未来と過去が並行して描かれるから時系列を理解>>続きを読む

X-MEN:ファースト・ジェネレーション(2011年製作の映画)

4.2

X-MENの誕生秘話。主に、若い頃のプロフェッサーXとマグニートーを中心に描いた作品。X-MENシリーズは旧三部作のイメージが強すぎて、新三部作を変に遠ざけてたけど、なんでもっと早く観なかったんだ!っ>>続きを読む

ドニー・ダーコ(2001年製作の映画)

3.3

過去鑑賞済み。「難解映画と言えばコレ!」ってくらいよく名前の上がる作品のひとつ。久々に見返したけど、やっぱり意味分からないのに面白い。たまに解説とかも目にするけど、それでも意味分からない。解説読んでも>>続きを読む

キル・ユア・ダーリン(2013年製作の映画)

3.1

詩人アレン・ギンズバーグとルシアン・カーは、文学界に新たな革命をもたらそうと意気投合するのだが…。

詩的な台詞、抽象的なストーリー、耽美的な世界観。主演の2人が美しく、音楽も良い。不気味な雰囲気や、
>>続きを読む

ゆれる人魚(2015年製作の映画)

3.9

人間の世界へとやってきた人魚の姉妹が、ナイトクラブで人気者となり、人間と恋に落ちるのだが…。

ダークファンタジーで、なおかつミュージカル映画。あえて説明しすぎない官能的な世界観が個人的にはどストライ
>>続きを読む

ダーティ・ダンシング(1987年製作の映画)

3.7

80年代の青春ダンス映画良いとこ取りみたいな映画。一生踊っててずっとノれる。良かった。でも作中の時代設定が60年代のはずなのに、良くも悪くも終始80年代の雰囲気を纏っててそれだけ引っかかっちゃった。し>>続きを読む