SHIDOUさんの映画レビュー・感想・評価 - 9ページ目

キャプテン・マーベル(2019年製作の映画)

4.0

これぞ正に、ヒーロー爆誕。

彼女はMCUの中でも最も荒々しく、
気高きヒーローではなかろうか。
そしておそらく、最強。

展開の中に重苦しさや湿っぽさはなく、
コメディタッチなシーンが多くて楽しい。
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デイブレイカー(2009年製作の映画)

4.0

クール&シニカル&スプラッター!!

わりかし淡々と進んでいく中で
突如繰り広げられる血みどろグロテスク。
個人的に大好物。

ヴァンパイアものでのはずが、
ゾンビ映画の様相を呈していたのもgood!
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プリデスティネーション(2014年製作の映画)

5.0

今作については、手塚治虫の有名作品の一編が頭に思い浮かんだ。けどこれを観るならネタバレは一切見ずに臨んだ方がいいので言及はここまで。

イーサン・ホークのSFと言えば自分の中では「ガタカ」だったけれど
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ミッション:8ミニッツ(2011年製作の映画)

4.5

何も知らず観て、感動し、観た後に解説サイトを調べて読むと「うおあっ!」てなります(SFに精通してる人は自分でわかるのだろうな)。謎解きだけでなく、エンタテインメント性も充分。泣かせる話だし、美しい。そ>>続きを読む

バタフライ・エフェクト(2004年製作の映画)

4.0

非常に感銘を受けたアドベンチャーゲーム「ライフ イズ ストレンジ」のモチーフになったということで見てみたが、なるほどモチーフにね…っていうかそのままやん!と思わざるを得ない程、今作の設定や展開が完成さ>>続きを読む

グリーンブック(2018年製作の映画)

4.5

アカデミー賞を狙って獲った感はあれど、これだけ笑って泣けて、心があったかくなる作品に文句はない。

差別を描いてはいるが、押し付けがましくも、説教めいてもいないところがよい。
真摯に向き合うことで、人
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屋敷女(2007年製作の映画)

4.5

観る人によっては一生のトラウマになりうる、妊婦スプラッターホラー。

ゴア描写満載、血みどろのドロドロでグチャグチャなんだけども、なんともこう、美しさを感じさせる瞬間なんかもあったりするというのがまた
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フォロイング(2017年製作の映画)

3.5

タイを舞台に、婚約ホヤホヤの白人カップルを襲う、終わらないババアの悪夢。

在りし日のJホラーの雰囲気を醸し出す佳作であった(序盤はちょっと「ホステル」げな感じもあったりする)。

Jホラーっぽいとい
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MEG ザ・モンスター(2018年製作の映画)

4.0

デカァァァァァいッ 説明不要!!
ハゲVSサメの大一番のはじまりだ!
MEGザ・モンスター!

娯楽としてよくまとまってます。
ただし知性は皆無!

ステイサム兄貴の
己が命を省みることなき漢気に
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コップランド(1997年製作の映画)

3.0

愚鈍で迫力のないスタローンに新鮮味。
警察があまりに腐りすぎていて、終始イライラさせられた。ラストもスカッとするというよりは、寂寥感しかない。
かと言ってつまらなかったかといえばそんなことはなく、見応
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エクスペンダブルズ3 ワールドミッション(2014年製作の映画)

4.0

味方がものすごい大所帯に!
劇中でもリアルでも脱税で服役するウェズリースナイプス!
とにかくうるっさいバンデラス!
そして敵はあのメルギブ!立っているだけで漂う外道感にシビれる!
CIAのエージェント
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エクスペンダブルズ2(2012年製作の映画)

4.0

オープニングのシークエンスに引き込まれた!

カメオ出演ってわけでなく、キチンと活躍の場が与えられた大御所たちに興奮!

しっかりしたエンタメで見応えありました。

ランボー 最後の戦場(2008年製作の映画)

3.5

人体損壊描写にビックリした。
ランボーは戦場でしか生きられないけれども、だからと言って満たされるわけでは全くない。虚しさが募るばかりである。
それがフラッシュバックに象徴されている気がする。

NPO
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ランボー(1982年製作の映画)

4.0

ベトナム帰還兵の憂鬱。

最初はなんだか化け物じみた感があり、狂人なのか…?と思わせられる。
いや、実際のところある種狂ってしまったのではあるが、それは大きく見れば戦争によって引き起こされた悲劇とし
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エクスペンダブルズ(2010年製作の映画)

3.5

漢の香りは刺激臭!

自分でも何をいっているかよくわからないけど、深く考えず楽しむが吉な作品。

ドンパチもよかったけども、会話の端々が楽しい。ブッダとペストwww

2以降も観ます。

シェフ 三ツ星フードトラック始めました(2014年製作の映画)

4.0

ご都合主義でもいいじゃない。
いい意味で、悪者が1人もいない映画。
心がほっこり、あったかくなります。
そして肉が食べたくなります笑

映画の内容もさることながら、スカーレット・ヨハンソンとソフィア・
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ロッキー・ザ・ファイナル(2006年製作の映画)

5.0

1を見たか見てないかくらいの状態で劇場公開当時に観たのだけど、その時よりも、シリーズを通して見てきた今、深い感動に包まれている。

登場人物、場所、カットインされる過去の情景、ミッキー、エイドリアン。
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ロッキー5/最後のドラマ(1990年製作の映画)

5.0

ラストファイト。
それは心たぎらせるものではなく、悲しみの集積というべきものであった。爽快感はない。トミーガンの悲しみと、ロッキーの悲しみ。さながらその2つが成仏するための葬儀場であった。

ロッキー
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ロッキー4/炎の友情(1985年製作の映画)

4.0

最初は、アポロを殺されたことで復讐心に駆り立てられたのかもしれない。だが、リングの上で命を賭して向き合ったからこそ理解し合えることがある。

言葉は交わさなくても、拳で分かり合う、そんなロッキーとドラ
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蜘蛛の巣を払う女(2018年製作の映画)

3.0

ビジュアルがところどころカッコいい。
唐突に監督の前作「ドント・ブリーズ」要素が出てきて笑った。

IT技術ってすごい。

ロッキー2(1979年製作の映画)

3.5

日常のシーンとトレーニング。
ロッキーとアポロのロッカールーム。
打ち合いを淡々と描く試合中と
様々な感情が入り乱れる試合後のリング。

静と動のコントラストがとても美しい作品。

(以下私的あらすじ
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ロッキー(1976年製作の映画)

4.5

勝ち負けなど関係ない。
己のすべての力を出し切り、
偉大なチャンピオンと
15ラウンドを闘いきった。
その後に求めるものはただひとつ。
愛するエイドリアンの姿だけだ。

ロッキーがその名を叫ぶ。
何度
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スーサイド・ライブ(2017年製作の映画)

3.5

エクストリームな内容を期待したら、意外にも真面な内容であった。はっきり言ってジャケ写詐欺なのだが、興味深い内容だったこともあり、最後まで見られた。

とはいえツッコミどころはたくさんあり、一緒に見てい
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クリード チャンプを継ぐ男(2015年製作の映画)

4.5

新年1発目の映画でボロ泣き…

チャンピオンの血を受け継ぐ、
まだ何者でもない若者と、
一線を退いた伝説のチャンピオン。
熱き男たちの再生の物語。

ロッキーシリーズはなんとなく知っているというくらい
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ジーサンズ はじめての強盗(2016年製作の映画)

4.0

2017年4月。℃-uteメキシコ公演当時、岡井ちゃんブログの写真にうつっていた看板の映画、それが「ジーサンズ」である。

同じ場所に行って自撮りした写真が残っていた。髪がもの凄い明るさ。よくそれで会
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ボン・ボヤージュ 家族旅行は大暴走(2016年製作の映画)

4.0

奥さんが予告編を見て借りてきたということで一緒に鑑賞。これが面白かった!

自動制御の車が故障してブレーキが効かない…という全然笑えないシチュエーションを、よくぞここまでくだらなく「こいつらバッカでー
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シュガー・ラッシュ:オンライン(2018年製作の映画)

5.0

あのね。これはね。
大人が観ることに意義のある作品です。

シュガーラッシュ、ズートピア、そして今作「シュガーラッシュ・オンライン」。
このスタジオの作品って、どれもが徹頭徹尾エンタテインメントであり
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ドラゴン・タトゥーの女(2011年製作の映画)

4.0

1度目を観終わってすぐそのまま2回目をみる。最初見たときはただただカッコいいと思っていたオープニングは2回目で、物語の主役の1人、天才女ハッカー「リスベット」の心象風景を描いたものだとはっきりわかり、>>続きを読む

ジョン・ウィック(2014年製作の映画)

4.0

めちゃめちゃ面白い。
ていうかキアヌすごい。
一緒に見ていた妻(格闘技経験者)曰く
「キアヌは柔術ベースだから」
とのことです。

マトリックスの時の
スタイリッシュさとは対極にある、
泥臭い、しかし
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アポカリプト(2006年製作の映画)

4.0

容赦ないバイオレンス描写。
血湧き肉躍るエンタテインメント活劇。
いやー面白かった!

それにしても、他では見たこともないようなゾッとする描写がいくつもあったことに驚いた。
グロテスクな描写には免疫が
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NITRO ニトロ(2010年製作の映画)

3.0

「話とかはどうでもいい!とにかくこの画が撮りたい!!」
という意思を感じさせる。
美女に塗りたくられたニトロ、歩行器頼りの狂人ジジイ、ダ○マ状態のイケメン、謎のゾンビのような何か、なぜかツルハシで壁を
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ヴェノム(2018年製作の映画)

4.0

宣伝ビジュアルや「最悪」なんてキャッチコピーから、ダークで陰惨な内容を想像していたが、いい意味で裏切られた。

「寄生獣」をハリウッドで作って全力でエンタメに振ったらこうなりました、みたいな感じ。
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シャッフル(2007年製作の映画)

3.5

見終わったら後、妻と愛を確かめ合いたくなる。そんな映画だ。展開には賛否あろうとも、僕は好きでした。

君が生きた証(2014年製作の映画)

5.0

【‪2回目を鑑賞。4.5→5.0に変更】

久々に自分の人生に深く刻み込まれる作品に出会った。‬

‪作品の根幹に関わるので、‬
‪前情報は一切入れずに観てほしい。‬
‪ネタバレなど以ての外。‬
※そ
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ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー(2018年製作の映画)

4.5

え…今まで観たスターウォーズシリーズで一番面白かったんですけど…なんでアメリカでコケたんやろ??

逆に自分はジョージルーカスっぽさが苦手なのかもしれない…独特の雰囲気ありますよね。

普通にエンタメ
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いぬやしき(2018年製作の映画)

4.5

原作は全編読んだ上での鑑賞。
ほぼ原作を完璧に再現していて感激。

ショックシーンの描写がかなり抑えめだけれど、別にそこはメインではないので、あの凄惨な展開をキチンとはしょらずやってくれたのはとてもよ
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