alfさんの映画レビュー・感想・評価 - 46ページ目

大人は判ってくれない(1959年製作の映画)

3.8

主人公の男の子が健気で、とてもいい顔してた。

友情あり、理不尽な親あり。
これからどうなっちゃうの?っていう感情と、どうでもいいや。っていう感情が、鉄格子越しで伝わって切なかった。

まさに題名どお
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インヒアレント・ヴァイス(2014年製作の映画)

3.5

おゲレツな笑いの破壊力が強すぎて、登場人物と話の流れがぜんぜん入ってこなかったw

1回目じゃほとんど理解できへん。

ダージリン急行(2007年製作の映画)

3.8

細かいな〜

エイドリアンブロディは、スローが似合う俳優ナンバー1!

惑星ソラリス(1972年製作の映画)

4.0

宇宙と精神。
幻覚と複製、創造の海と日本の高速道路。

久々、奇想天外な感覚に陥った映画。
理解できなくとも、これが完成形。
旧ソ連にも、手塚治虫やキューブリックに通づるものがありました。美術や音もイ
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ロッカーズ(1978年製作の映画)

3.6

キングストンのラスタマンの話。
暴力は無しと掲げながらも襲撃してるw
字幕不足で困るが、ストーリーの浅さはある意味斬新。
ファッション含め、現代日本とは真逆のオシャレで良し。

さざ波ビートにアカペラ
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パプリカ(2006年製作の映画)

3.4

筒井康隆の原作は読んでないけど、「夢の科学」をカッコいい映像と設定で、楽しんで作り込まれた感丸出しのアニメーション映画。

凄っ!

ルパン三世 天使の策略(タクティクス) ~夢のカケラは殺しの香り~(2005年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

ええ結束力。
マリスミゼルみたいなヤツがボスではなかった。

レオン 完全版(1994年製作の映画)

4.7

愛か死。

キャラ設定もストーリーも良くって、冒頭から引き込まれた。

レオンの眼つきもヤバいし、マチルダの泣き顔には連られた。
シャンパンのとこの笑顔と、ミルク続きの憂うつ顔の落差にもヒット。

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ミッドナイト・エクスプレス(1978年製作の映画)

3.5

トルコで投獄されたアメリカ青年の実話ベース作品。
「ショーシャンクの空に」に比べると、ただただ陰気。

現地の言語もノイズも雰囲気もどんより怖い。心の臓がずっとハラハラしてた。

沢木耕太郎の「深夜特
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独裁者(1940年製作の映画)

3.9

やっぱ音楽の合わせがすごく良い。こんな床屋イヤだw

完璧主義のチャップリン作品にしては少し変なところもあったけど、ラストのすばらしいスピーチに全てが集約されてる。
ヒトラーはこれを観て何を感じたのだ
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オール・ザット・ジャズ(1979年製作の映画)

2.2

よく分かんなかった。
ジャズもドラッグも関係なしの、映画と舞台の監督の、苦悩話。

落下の王国(2006年製作の映画)

4.5

入院中の青年と女の子間のfunny talkが、美術館レベルのきれいな画で表現。
現実と想像の混じり合いがすげーいい感じで展開してく。

この監督の世界観と映像美は、ぜひ映画館で観たい。

宮廷画家ゴヤは見た(2006年製作の映画)

3.1

邦題がよく解んないけど、あんましゴヤや作品にスポットを当てた作品ではなかった。

暗ぁ〜い時代の内容だけど、ナタリーポートマンは声での演技も凄いレベルに達しておりますな。

コフィー(1973年製作の映画)

3.6

背中で語れる黒人女性、コフィ。パワフルアフロ看護師さん。

麻薬と汚職と人種問題の’70s、正義のリベンジもの。
サスペンスにはFUNKがお似合いです。字幕はオーサカ=モノレール。

ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア(1997年製作の映画)

4.7

このレビューはネタバレを含みます

ジャケよりタイトルのイメージ通りのとても良い内容。
エンディングもヤバかった。

「海を見る」行程を、緊張と緩和の中で勇気、友情、ロマンを詰め込んで90分足らずに上手くまとめられるのが不思議。「最強の
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地獄でなぜ悪い(2013年製作の映画)

2.7

妄想力。
はちゃめちゃな展開はいいけど、個々が浅くて盛り上がれず残念。

エフェクトと音も笑いに繋がらず、オゲレツ感の方が強かったです。

ザ・ロイヤル・テネンバウムズ(2001年製作の映画)

3.4

とりあえずキャラ設定にウエイト置かれすぎてて追いつけなかったw
みーんなトラウマだらけ。
要らない笑いがツボります。

ラスト・オブ・モヒカン(1992年製作の映画)

4.0

マイケルマンの映画、熱い。
重厚感たっぷりのロマンチックな作品。

駆け抜けるインディアンは、まるでブラジルのMFみたいだった。

1757年、こんなとこにタイムスリップさせられたら3日ともたない。

なんちゃって家族(2013年製作の映画)

4.0

おバカコメディだけど、ぐいぐい話に引き込まれてワクワクドキドキ。細かなギャグにもけっこう吹き出した。

登場人物にもオチにも無駄なし。
奥さんのまなざしがホットだった。

最高のルームメイト(1994年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

ジャケ借りしたけど、ジャケがピーク。振りが弱く抑揚のない作品だった。

頑固じじいロッキーが刑事コロンボで、ヒロインのジュリアンムーアがロッキー似。

アクロス・ザ・ユニバース(2007年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

全編The Beatlesの楽曲に絡めた青春もの。
がっつし歌われるので、照れるし笑ってしまう部分もあったが、歌詞の和訳は初心者にはありがたかった。
曲は結構自由なcoverなので、コアなファンには納
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アンジェラの灰(1999年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

ジャケ借り。
アイルランドの裏路地極貧家族の物語。

ずーとジトジト雨降りで、モノクロのような色彩。
映画をあえて盛り上げずに、よりリアルな生活を覗いた感じ。
悲惨の中に、歳を重ねる男の子の感覚がうま
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カリートの道(1993年製作の映画)

4.1

暗黒街を生き抜き、足を洗う漢の葛藤。この役演らせたらアルパチーノの右に出る者はいないと思う。
相手との駆け引きも銃の使い方も黒革コートの逃走も、洗練されてて超かっけー。

裏切りだらけの世界からの、あ
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SCRATCH(2001年製作の映画)

4.3

ターンテーブルカルチャーの進化を描いたドキュメンタリー。

メンツも映像もすばらしく、何より編集が巧みでcool!
シャドウの地下室ディグやQバートの突き抜けてる感、日本代表クラッシュの侍vibesに
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ブルーバレンタイン(2010年製作の映画)

2.1

間と音と奥さんが、自分にあんまし合わなかった。

結婚何年のオトナ〜な問題が核なのに、そんなことより手ブレや犬が気になった。

イレイザーヘッド(1976年製作の映画)

1.9

監督いわく、聖書のとある一節がこの映画全体のビジョンであり、自作で最もスピリチュアルな作品であるらしい。

ホラーでノイジーで奇妙すぎ。

インディアン・ランナー(1991年製作の映画)

4.5

すごい衝撃。
ショーンペン監督の、男の哀愁盛り盛り。

まず赤ちゃん含め、メインキャスト全員がすごく素晴らしい演技。
けっこう曲も入ってくるけど邪魔をせず、ずっと誰が何しでかすか分からない雰囲気が漂っ
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クロッカーズ(1995年製作の映画)

4.1

やっぱしラップはカッコイイ!

銃と売人とネイバーフッド愛のジョイントにやられた。

白人刑事のハーヴェイカイテルが1番顔怖いのに、熱くて人間味あって感動させる。

巴里の女性(1923年製作の映画)

2.7

観客に分かり易く伝え、安定感あるBGMの無声映画。


自由な会社になって初作品。
チャップリンからエドナへの恩返しであるらしい。

舟を編む(2013年製作の映画)

4.2

辞書づくりという題材がスキマで、ストーリーも良かった。
自分の中のいい邦画の条件にマッチ。
じわじわ泣けた。

オダギリジョーの役が、特にかっちょえかった。

テス(1979年製作の映画)

4.0

ずっと観たくってTSUTAYAで発見。
名作でした。

美貌と、森やラストシーンなんかのロケーションにやられました。

クンドゥン(1997年製作の映画)

3.3

ダライラマ14世の伝記。

勉強不足で映画だけだとちっともチベット問題は分らないけど、調べたくなった。

監督と音楽担当がさすが。

8 1/2(1963年製作の映画)

3.3

むずー。
内面的な、混乱し消耗した頭の中を覗きこんだ映画。

カメラワークとか妄想の世界観が、今まで観た映画とはひと味違ってて期待感はあったけど、こちらの理解力不足。
それにせっかく詩的なセリフが多い
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ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ(1998年製作の映画)

4.1

音楽の入りのカッコ良さ、ワルの下品さの描き方、シーンごとのスタイリッシュな映像。監督デビュー作とは思えません。

おつむの少しずつ足りてないチーム同士、複雑に混乱を重ねていく模様がテンポよく進み、コン
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ハリソン・フォード 逃亡者(1993年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

無罪を主張し、連邦捜査官から逃亡しつつ自ら真犯人を追うハラハラ系。

人望の厚い医師でIQの高い主人公と、指示判断能力が鬼レベルの連邦捜査官との関係図がうまく描かれていた。

なぜか最後、ただのおっさ
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