にこまるさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

モスル~ある SWAT 部隊の戦い~(2019年製作の映画)

3.5

なんの感傷も無く仲間達が次々倒れていくのが印象的

主人公が肝座り過ぎてたり任務の目的等はどこまで実話に沿っているのかわからないけど

ドラマ性やキャラ付けがほとんど無く、ひたすら淡々と1つの部隊を追
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ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス(2022年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

子供泣くでこんなん

今までにないレベルで描写がダークでハード、かつワンダが痛々し過ぎて辛い

思えばエイジ・オブ・ウルトロンからろくな事無くて、気の毒過ぎる

展開について、正直前半は、多様性チェッ
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ヒットマンズ・ワイフズ・ボディガード(2021年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

それでいいのかライアン・レイノルズ

前作から引き続きソニアが最高
一から十までぶっ飛んでてとにかく笑える

内容についてはとくにはないが
ストレス発散には間違いない作品

前作は確かネトフリオリジナ
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ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密(2022年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

シンプルに物足りない

本作の大きな見どころがあまり本筋と関係ない為か全体的に薄味

サソリの怪物とのアクションはまだしも

クリーデンスとダンブルドアの関係は、
タイトル的にもしっかりメインキャラと
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テルマ&ルイーズ(1991年製作の映画)

4.5

また何かに囚われて生きる位なら、最後まで自由に駆け抜ける

切なくもとびきり爽快なラストシーンがとっても印象的

運命に立ち向かう男の美学が"明日へ向かって撃て"なら、ほっときましょと背を向けて颯爽と
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とんび(2022年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

劇場版朝の連続テレビ小説といった感じ

やっぱり阿部さんは破天荒な役が良く似合う、臭いまでに熱血漢なヤスを違和感なく演じられるのは阿部さんだけよな

雪が降る中、アキラが子供の背中に手を添えるシーンが
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アンビュランス(2022年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

流石マイケル・ベイ、5分に1回なんか壊さないと気がすまない

命を救った先にある人生、これだけの被害を出した以上、生き延びても先のないウィルを救った事の意味、そして冒頭の女の子

ただ患者を病院へ運ぶ
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THE BATMAN-ザ・バットマンー(2022年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

ダークナイト、JOKERと来て再びこのテイストで勝負する

よっぽど自信があるのだなと期待大だった本作

なるほど雰囲気は二作に負けず劣らず、
夜に浮かび上がるゴッサムの摩天楼にゾクゾクさせるバットマ
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ザ・ハッスル(2019年製作の映画)

3.5

なんてたくましい笑

負けてもただでは起き上がらない
女詐欺師二人の図太さが最高に面白い

展開はなんとなく読めてしまうけど
テンポ良くサクッと観れて面白かった

機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ(2021年製作の映画)

4.0

うわー劇場で観りゃ良かった

足元から見上げる市街戦にガンダム同士のドッグファイト、これはたまらない

まだ1作目という事もあり、オカルト感が無く、凄まじい迫力のMS戦、宇宙世紀が紡いできたメッセージ
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機動戦士ガンダムNT(2018年製作の映画)

3.5

90分は無理でしょ

良くまとめてはいるが、流石に駆け足が過ぎる、キャラもストーリーも良かったのでじっくり観たかった

ただ内容はオカルト超えてなんか人類補完計画ぽくなって来た、長寿ロボアニメの宿命な
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ルパン三世 風魔一族の陰謀(1987年製作の映画)

3.5

メイン声優総入れ替えだけど、流石はプロ、途中から全然気にならなくなった

特に銀河次元渋すぎ、銀河次元メインで一作観たいくらい 

全編日本が舞台のため、鮮やかなセル画で飛騨の風景が描かれている点も良
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機動戦士ガンダム 逆襲のシャア(1988年製作の映画)

4.0

お、お母…さん…⁉︎

最後の最後にシャア迷言過ぎないか
これにはララァもドン引きでは

アニメ映画として素晴らしい作画だと思う、特にコロニーが美しい、宇宙移民達の気持ちが良く分かる

ストーリーも下
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ロング・キス・グッドナイト(1996年製作の映画)

3.5

序盤のテンポは今ひとつだけど、ジーナ・デイビス覚醒からはめちゃくちゃ面白い

窓際に灯るキャンドルに不覚にもウルッとしてしまった

サマンサも又彼女の一部、再び母性に目覚める展開が良い

流石そこそこ
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ネバー・サレンダー 肉弾凶器(2006年製作の映画)

3.0

期待してたネバーサレンダーは開始1分で終わるけど、まぁこれはこれで

鬱陶しいBGMも地獄のようにつまらないジョークも筋肉と爆発さえあれば許せる!

これ以上語る事無し

ウエスト・サイド・ストーリー(2021年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

ミュージカルにおける歌と踊りは、登場人物達の心理描写の可視化と個人的には解釈しているのだけど

恋人を失って帰って来たばかりのアニタの前で、仇への愛を高らかに歌うマリアがメンタルやべえ奴に映ってしまっ
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1941 モスクワ攻防戦80年目の真実(2020年製作の映画)

3.0

この身に流れぬロシアの血が熱くなる

薄皮程度の反戦メッセージでたっぷりの愛国心を包んだ非常にウラーな一作

敵方に一切キャラ付けはせず、ひたすらソ連側の愛と勇気の戦いを見せつける140分

未だにこ
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ヘッド・ショット(2016年製作の映画)

3.0

相変わらず容赦ないハードアクション

ただ今ひとつテンポが良くない

ザ・レイド程とは言わないけど、もう少しアクションの密度上げて欲しかった

ラスト、ヒロインが敵から主人公を引き離すシーンは良かった
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死の標的(1990年製作の映画)

3.0

たまーに観たくなるセガール

中盤のカーアクションがかなり迫力あって良かった、あとはいつものセガールです

ちょっとオカルティックなのは時代かな?

アクション映画としてはまあまあだけど、
ストーリー
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ハウス・オブ・グッチ(2021年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

"誰もが店の外からその店で二番目に高い商品をいつか買いたいと眺める、そしてその日は来ない"

GUCCIという響きの持つ魅力と魔力を表すなんとも的確な一文だと思う

富に狂ったパトリツィアがいかにも女
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クライ・マッチョ(2021年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

アカルイ・マッチョがシュワちゃんなら、クライ・マッチョはスタローンかななんてふざけた事を観るまでは考えてたけど、そんな力強さを感じる映画ではなかった

なんていうか、おじいちゃんの家に行った時のような
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新しき世界(2013年製作の映画)

4.0

チョン・チョン兄貴…どうして…
という疑問に応えるラストの僅か1分

多くを語らない美学を感じる

似たテーマの作品はいくつかあるけど
そっち側を選んだ作品は初めてだ

兎にも角にも、ファン・ジョンミ
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サンクタム(2010年製作の映画)

3.0

学生時代ダイビングサークルだった私

太陽光が降り注ぐ浅瀬のダイブでも、
酸素が三分の一を切ると落ち着かないのに、
逃げ場のない暗い洞窟で潜るとか想像を絶する

そのため一番最初の事故ダイブが
生々し
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スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム(2021年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

まず先に、唯一残念な部分を挙げれば、いくらなんでもドクターストレンジが軽率すぎる、ラストのシリアスさに比べて事の発端が釣り合ってないのが気になった

あとは褒めるだけなんだけれども
やってくれたよマジ
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白頭山大噴火(2019年製作の映画)

3.0

うーん、なんとも中途半端

ディザスタームービーとして韓国映画の新たな一面を期待していたのだけど

結局いつも通り、お得意のエンタメパターンに持ち込もうとしているように感じた

それが新感染みたいに上
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運び屋(2018年製作の映画)

3.5

お前など怖くない、俺は戦争に行ったんだ

派手なアクションは無いものの、常に緊張感が漂う、存在感だけでも一本映画が出来てしまう、本当この人は常に大スター

お金をかけるよりも一緒にいる時間の方が大事と
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ただ悪より救いたまえ(2019年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

バンコクのこちらまで汗ばみそうな熱気や、静寂の中畳の上で寝る主人公など

それぞれの国の空気感をよく捉えている作品だと感じた

ストーリー的には、傑作良作が多いジャンルってのもあって、あまり新鮮さは感
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キングスマン:ファースト・エージェント(2020年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

歴史の裏にスパイあり

ある意味3作目にして一番スパイらしい作品かもしれない

主要キャラに容赦ない展開とスタイリッシュなアクションは健在

ただ、キングスマンと言えば師弟関係だけど、その裏をかく展開
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ザ・スーサイド・スクワッド "極"悪党、集結(2021年製作の映画)

4.0

情緒と倫理感おかしくなるで…

肉片と化した仲間の死体も容赦なく観せる
ヒーロー達にこれは出来ないよなぁ笑

ヒーロームービーの度にヴィランは生まれては消えていく、そんな扱いへの皮肉とも感じられるまさ
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現金に手を出すな(1954年製作の映画)

3.5

気になってた作品、やっと手を出した

モノクロならではの光と影のコントラストや惜しげない嗜好品にそれを扱う所作、ワンカットワンカットがとっても品があっておしゃれ

又、今日のエンタメ作品に繋がるエッセ
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ハリー・ポッターとアズカバンの囚人(2004年製作の映画)

3.5

久々に観た

おばさん飛ばしてからの魔法のバス、序盤からフルスロットルな明るい魔法ファンタジー感が最高

改めて観ると逆転時計が活躍する後半の展開はシリーズの中でも飛び抜けて面白いな

フォイかわいい
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ロッキー4/炎の友情(1985年製作の映画)

3.5

親友の仇、ソ連対アメリカ、アナログ対ハイテク

こんなん熱すぎる、とても4作目のカロリーとは思えない

戦闘マシーンのようだったドラコが感情的になるシーンが印象的

尊敬すべき相手とただ自分の為に戦う
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EXIT(2019年製作の映画)

3.0

思ってたよりパニック映画感は控えめ

ガスから逃れてひたすらに上を目指す展開が新鮮、又、全編にわたり一々ハイテンションで悲壮感がなく明るい作風、主人公とヒロインがちょっとヘタれなのも面白い

ただ、正
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ファイナル・プラン(2020年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

捜査官死んでるのにまともに動くのが三人だけというFBIの深刻な人手不足

まぁ低予算、貸し倉庫屋のポスターのチープさが涙を誘うレベル

ただ、スケールは予算通りなものの作品として破綻はしておらず完成し
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グリーンランドー地球最後の2日間ー(2020年製作の映画)

3.5

選ばれなかった人達の世界を行く、蜘蛛の糸ディザスタームービー

主人公が決してヒーローじゃないのが印象的、モブ達と同じく目的の為ならなんでもする、その一方で少し余裕のある時は罪の意識から人助けしたり
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エターナルズ(2021年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

来ましたね、遂にマブリー兄貴がMCUに

"遅すぎたくらいだぜ、兄貴なら文字通り指パッチンだけでサノス殺れたのに…"
とか思ってたら途中退場してしまった

バランスブレイカーの宿命か、ハルクの出番なく
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