原作は、フランスの劇作家エドモン・ロスタンによって1897年に書かれた戯曲で、世界中で息の長い人気を博している。
ただひとりの女性に純愛を捧げ、その人の幸せのためならば、自らを犠牲にすることも厭わな>>続きを読む
〝あれから50年〟と言っても綾小路きみまろではない😅 「男と女」である。
かつてレーサーだったジャン・ルイは過去の記憶を失い始めていた。そんな姿を見た息子は、父親が長年追い求めてきた女性アンヌを探>>続きを読む
当時28歳のクロード・ルルーシュ監督が色彩と音楽を心憎いまで駆使した手法で新分野を開き、その名を世界に広めたフランス恋愛映画の傑作。
カラーとモノクロが微妙に交錯する切なく美しい映像をバックにフラン>>続きを読む
2012年の内田けんじ監督作「鍵泥棒のメソッド」を原案にしたアクションコメディー。転倒して記憶を失った殺し屋と彼に成り済ました売れない役者が巻き起こす騒動を描く。
「鍵泥棒のメソッド」のリメイクと紹>>続きを読む
社会派シドニー・ルメットによる第一級の人間ドラマであると同時に、上質なミステリーでもある。そして何より密室会話劇の最高峰。
アメリカきっての性格俳優ヘンリー・フォンダを主演に、リー・J・コップ、マー>>続きを読む
初めて見たのは息子が10歳の時、レンタルビデオでフランスの10歳はどんな感じかと気軽に借りたらこれがなかなか面白かった。その後、中古DVDを入手し時々見返している。
10歳の少年セザールは、シャイで>>続きを読む
「ビッグ・ウェンズデー」を観て、なぜかこの映画を思い出してしまった😅
もちろんこの映画は「ビッグ・ウェンズデー」を思いっきり意識している。だが、悲しいかな映画の出来としては足元にも及ばない。基本、昔>>続きを読む
今では誰もが知るサーフィン🏄というスポーツの美しさと怖さをおそらく初めて日本中に知らしめた映画だろう。巨大な波に向かって、ボードを手に砂浜を歩く3人の雄姿とその表情には、ヒロイズムとセンチメンタリズム>>続きを読む
昨日、公開中の大ヒット映画「バービー」を見て、同じ監督が手掛けた本作を久しぶりに見直してみた。劇場公開時以来の再視聴、確か当時ギンレイホールパスポートで2日続けて観たと思う。
作家オルコットが、自身>>続きを読む
監督・脚本グレタ・ガーウィグ、共同脚本ノア・バームバック。主演マーゴット・ロビー、ライアン・ゴズリング。この組み合わせを聞けば、映画好きなら嫌でも期待したくなる😊
映画「バービー」が秀逸なのは、一見>>続きを読む
モダンダンサーを目指しながらなかなか芽が出ない27歳の女性が、周囲の変化にとまどい奔走する、ちょっとビターな等身大のニューヨークライフ。
いつも一緒にいた親友とのルームシェアを解消することになり居場>>続きを読む
超有名な映画であり、主演女優の名前の正解率は、95%以上だろう。ところで監督の名前は?😅
まだ薄暗い早朝のニューヨーク。5番街の「ティファニー(TIFFANY & CO.)」にタクシーで乗り付けたホ>>続きを読む
勤め先の家でクリスチャン・ディオールのドレスを目にし、その美しさに一目で魅了されたロンドンの家政婦ミセス・ハリス。
自分もあんなドレスを買って着てみたいと決意した彼女が、必死でこつこつ金をためてパリ>>続きを読む
原作者の石原慎太郎が脚本を担当し、弟の裕次郎の主演を条件に映画化を許可。更に裕次郎の弟役に16歳の新人の津川雅彦を連れてくるなど、当時この新進気鋭の作家が、いかに世の中に影響力を持っていたかが、伺い知>>続きを読む
〝青春貴族〟を無軌道に謳歌する湘南の不良富裕層の性やモラルをセンセーショナルに描いて一躍社会に大きな衝撃を与え、〝太陽族〟なる流行語をも生み出した、石原慎太郎の同名の原作(芥川賞受賞)の映画化。
旧>>続きを読む
旅先でウィリアム・フリードキン監督の訃報に接し、帰国後追悼の意を込めて本作を再鑑賞。フリードキン監督といえば「エクソシスト」や「恐怖の報酬」もあるが、自分の中ではなんといってもこの作品だ。
初めて見>>続きを読む
今回娘の結婚式でハワイに来ており、空いた時間にたまたまやっていたこの映画を見ること(はめ)に😅
ミュージカルであると同時に内容が内容だけに字幕無しでも問題なく見ることができた。ご存じザック・エフロン>>続きを読む
前年度ワールドチャンピオンになったチームから監督とエースと主力打者が抜けたチームを率いたらこうなりました、という様な映画。
別の言い方をすれば、似たような材料を揃えても、シェフが変われば全く別の料理>>続きを読む
その後のCG技術の進化で、今となってはインパクトも薄れたが、リアルタイムで劇場の大スクリーンで観た時は、その迫力に度肝を抜かれた‼︎
監督は、ご存じスティーヴン・スピルバーグ。幼少の頃より人を驚かせ>>続きを読む
この少年たちと同年代の頃、男同士でじゃれあっている同級生をクラスの皆んなで からかったりしてたなぁ〜😅
男同士が仲良くしているだけなのに、人は彼らを分類したがる〝友情なのか〟それとも〝ゲイなのか〟。>>続きを読む
フォークナーと並ぶアメリカの文豪アーネスト・ヘミングウェイの小説は、当然ながら数多く映画化されてきた。
「陽はまた昇る」「殺し屋」「殺人者たち」「武器よさらば」「キリマンジャロの雪」「誰がために鐘は>>続きを読む
過去に「オーシャンズシリーズ」、「マネーモンスター」などの映画で顔合わせしてきたジュリア・ロバーツとジョージ・クルーニーが元夫婦の役で、息の合った演技を見せた、ハートウォーミングなコメディ。
元夫婦>>続きを読む
私ごとになりますが、来月娘が結婚式を挙げる。嫁いだのは2年前だが、例のコロナの影響でハワイで予定していた挙式が延期に次ぐ延期でようやくこの度、結婚式を挙げられることとなった😊
既に家を出て2年が経つ>>続きを読む
前作と続けて配信で見たが、これはダメだった😢
将軍たちのキャストはやたらと豪華なのだが、特に彼らの見せ場がある訳でもなく、延々と一兵卒の主人公の無双ぶりが描かれる退屈な映画だった。
娘からは原作が>>続きを読む
身寄りもなく、身分も低い戦災孤児の少年が、大将軍に成り上がることを夢見て戦乱の世を突き進んでいく。群雄割拠する春秋戦国時代の中国を初めて統一した秦の始皇帝の史実を下敷きにした人気コミックが原作。
監>>続きを読む
配信映画が年々勢いを増し、劇場から足が遠のいた観客を再び映画館に呼び戻し〝やっぱり映画は大きなスクリーンで楽しまなきゃね‼︎〟と思わせる。この〝遂行不可能任務〟にトム・クルーズが映画界を代表して果敢に>>続きを読む
監督のロバート・マリガンと言えばまず思い浮かぶのはグレゴリー・ペックが主演した名作「アラバマ物語」だが、この映画も忘れられない。
物語は使い古しだ。思春期の少年が年上の女性と経験する愛おしくも痛々し>>続きを読む
彼はそこに立っているのに、誰も彼に気づかない。
エヴァン・ハンセンは学校に友達もなく、母親にも心を開けずにいる。社交不安障害がある彼は、セラピストの助言で毎日、自分宛ての手紙を書いている。ある日エヴ>>続きを読む
1960年代後半にマンハッタン・ウエストサイドのヘルズキッチンで起きた〝もうひとつのスタンド・バイ・ミー〟。
ブラッド・ピット、ロバート・デ・ニーロ、ダスティン・ホフマン、ケビン・ベーコンなど、誰が>>続きを読む
粗野な大道芸人ザンパノに買われた無垢な少女ジェルソミーナ。こき使われる彼女にとって、陽気な綱渡り芸人は心の支えとなる。ジェルソミーナは彼によって勇気づけられ、夫ザンパノと生きていくことを決心する。しか>>続きを読む
およそエンターテイメント性とは掛け離れた重苦しい雰囲気。文字通りの閉塞感と息苦しさに溢れたドイツ制作の戦争映画の傑作。
1941年秋、ドイツ軍占領下にあったフランスの港町ラ・ロシェルの酒場。ドイツ兵>>続きを読む
17歳と75歳。二人の女性が共通の趣味である「ボーイズラブ(BL)」を通して友達になり、お互いの世界を少しずつ広げていくハートウオーミングなドラマ。
主人公である うららと雪を演じるのは芦田愛菜と宮>>続きを読む
この映画は一体どの様に楽しむのが正解なんだろう?予想に反したグロいアクション描写?状況説明や心情を吐露する会話劇?それとも3人のお揃いコーデか?😅
仮面ライダーは、1号からV3までをリアルタイムで見>>続きを読む
話の筋はアメリカで一時代を築いた西部劇をなぞったものだが、馬の代わりにバイクを走らせているところが、新しい時代を予感させたのだろう。
ベトナム戦争を抱えて揺れ動く60年代アメリカの若者文化を描き、衝>>続きを読む
ニューヨークに住むパプキンは人気コメディアン、ジェリー・ラングフォードの大ファン。ある日、やはり熱狂的なジェリーのファンであるマーシャと2人で大胆な作戦をくわだてる。なんとジェリーを誘拐し、替わりにパ>>続きを読む
突然の列車事故で妻を亡くしたマークスはオットーという名の数学者から、列車事故は偶然ではなく、バイクギャング「ライダーズ・オブ・ジャスティス」のボスに対する証拠を提出しようとしていた重要な証人を抹殺する>>続きを読む