BUSSANさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

BUSSAN

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最後の追跡(2016年製作の映画)

3.9

『シェリダン節炸裂!社会派モダンウエスタン』


いやー、相変わらずシェリダンは渋い脚本を書きますな!『ウインド・リバー』みたいに自身が監督していたらと思うと少し後悔しますが、それでも良かったです。
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独裁者(1940年製作の映画)

4.5

【冗長さは否めないものの圧巻のラスト】


恥ずかしながらチャップリンは『街の灯』(1931)、『モダン・タイムス』(1936)と3作目の鑑賞ですが、やっぱり天才やなと思います。

鑑賞済みの2作品と
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ワイルドライフ(2018年製作の映画)

3.6

『これは Wildlife ってより、どちらかと言うと』




















Wild wife

ラスト・アクション・ヒーロー(1993年製作の映画)

3.6

【わーん!シュワちゅわーん!ってなる映画】


子供の頃、幾度となく地上波で見たのを懐かしく思いながら鑑賞。

映画の中の映画ってシナリオの原点はどこにあるんやろうか。ウディ・アレンの『カイロの紫のバ
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青い春(2001年製作の映画)

4.4

『安心、安定、マメ山田の存在感』


10年ぶり3回目の鑑賞。
2021年の1本目の鑑賞。

昨年は後半失速したけれども、ちょうど150本見れました。今年は100本見れたらええなぁと思います。

さて
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CURE キュア(1997年製作の映画)

4.1

『萩原聖人をブン殴りたくなる衝動を抑える映画』


いやー、ここ数年で見た映画の中で一番チビりかけましたわ。いや、ちょいチビったんちゃうかな?

部屋を真っ暗にして見た甲斐がありました。
そんじゃそこ
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Vフォー・ヴェンデッタ(2005年製作の映画)

3.6

『何故か定期的に観たくなるやつ』


9年ぶり3回目の鑑賞。
なんやろ、特別に面白くはないのに無性にこの映画を見てしまう。

見返すと、「ああ、こんなんやったな」程度の感想しか沸いて来ないのに何故か定
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ANNA/アナ(2019年製作の映画)

2.2

『ニキータの水割り』


もうな、それ以上でも以下でもあらへん

2000年以降は嫌な予感がしてならないから気が向いたら鑑賞する程度にしてますが、まともな作品ありましたっけ?

『アンジェラ』だけ少し
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ニキータ(1990年製作の映画)

4.3

【デザートイーグルが似合う女】


11年ぶり、3回目の鑑賞。

何度見ても粗い、粗すぎる、がそれがクセになるニキータが大好きなんですが、評価ひくぅー!!!

個人的には『レオン』よりも断然好みなんで
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隠し砦の三悪人(1958年製作の映画)

5.0

【爽快!愉快!最高の冒険活劇!!】


黒澤映画7/30本目

いやー、ついに見ちまったでしかし!

いつ見ようかとずっと考えてたけども、ついに見ちまったでしかし!

半年ぶりの満点です!
めちゃめち
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アイ・アム・レジェンド(2007年製作の映画)

2.5

【どうしてこうなったレジェンド】


公開当時、愛犬がビルに入ってしまうシーンは心臓が破裂しそうになるぐらいドキドキしたなぁと懐かしむように鑑賞。

まずCGのチープさに驚いた!
当時は全く違和感が無
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TENET テネット(2020年製作の映画)

4.4

【技巧派ノーランの新しい試み】


公開同時に劇場で見てから4ヶ月遅れての投稿ですが、鑑賞以来ずっと気になったことがあり、あれから取り憑かれた様に何度もあるシーンを妄想してしまうんです…

その内容は
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ミュンヘン(2005年製作の映画)

3.8

【もうちょい評価されてええ映画】


本作は実在したパレスチナのテロリストによる「ミュンヘン五輪虐殺事件」に対するイルラエル側の報復を描いた作品でございやす。

10年ぶり2度目の鑑賞ということで、細
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ターミネーター2(1991年製作の映画)

4.0

【SFマッチョの金字塔の続編】


1と2はマジで何回見てもおもろい。

シュワちゃんが「いっせーのーで、いち!」しながら溶鉱炉つっこむのはあまりにも有名なシーン。

ターミネーター(1984年製作の映画)

4.0

【SFマッチョ映画の金字塔】


これまで数々のターミネーター商法に騙されましたが、やっぱりホンモノはこれと2だけやわ。

今見てもラストの鬼ごっこめっちゃハラハラするもん、やっぱすげぇよトッポ。

プロジェクト・パワー(2020年製作の映画)

2.0

【少年漫画以下の映画ってどうよ?】


飲めば誰でも5分間、超人的な力を手にすることが出来る薬。

その力は様々で、全身が硬化したり、透明になったり、はたまた炎を出したりと、設定だけ聞くと、少年ジャン
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ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密(2019年製作の映画)

3.0

【謎解き要素少なめ、お手軽ミステリ入門】


全てのネタばらしが済んだ時点で「あー!やられた!」とか「スッキリしたー!」とか、そういう心が揺れ動くこともなく幕引き。

お手軽ミステリって感じです。
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アンダー・ザ・スキン 種の捕食(2013年製作の映画)

4.0

【タイトルみて思わずあの曲を口ずさむ映画】


ザ シーウィード ウィズ オールウェイズ グリーナー

イン サンバーディエルスズ レイク

ユドゥリーム アバウ ゴーイングアップゼア

バット ダッ
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イエスタデイ(2019年製作の映画)

1.9

【お手本のような駄作】


今年に入って才能が枯れたと思ったのは、ジム・ジャームッシュと、ダニー・ボイルでした。

割と高評価なのは頷けます、「マイ・インターン」とか、「アバウト・タイム」とか、こうい
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告白(2010年製作の映画)

1.3

【とりあえずレディオヘッドに謝罪しようか】


一言で言えば、カスです。

話題になっていたので、原作は文庫化された当時に読み終えました。まぁ特別面白くもなかった記憶やけども、本作品と比べれば遥かにマ
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残酷で異常(2014年製作の映画)

3.9

【残酷で異常やけれども…】


フォロワーさんが割と見てたので以前から気になりつつも、なかなか踏み出せてなかった作品。

このタイトル見て素通りはできまへんわ。

B級臭漂う独特な世界観に慣れてから、
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ザ・テキサス・レンジャーズ​(2019年製作の映画)

3.0

【事実は小説より奇なりまへん】


8年前に「俺たちに明日はない」を鑑賞しましたが、まぁあれは事実に脚色しまくってるのを承知の上で楽しめましたが、こっちはあまりにも脚色しなさすぎやなかろうか。

事実
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サスペリア(2018年製作の映画)

2.2

【作るな危険!リメイク作品!!】


実に41年ぶりのリメイクなんですが、まぁ大声では言えんけど、控え目に言うて…


くそ…





お、も、ん、な、い♡ (おもてなしのリズム)



頭抱えるほ
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サスペリア(1977年製作の映画)

3.7

【ジェシカ・ハーパーを愛でる映画】


「決してひとりでは見ないで下さい」っていう有名なキャッチコピーがあるんやけど、そんなん言われたら1人で見るに決まってるやないかい!!

怖いかどうかと聞かれれば
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アップグレード(2018年製作の映画)

3.1

【アマプラで配信されているから見る映画】

またまた期間が空いてしまいました。
2020年上半期はかなりのペースで見れていたのですが、夏以降ガクッと落ちまして年間150本ぐらいの鑑賞で落ち着きそうです
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オーシャンズ8(2017年製作の映画)

1.6

【惜しくもラジー賞を逃したハリウッド映画の黒歴史】

評価が割れてますが、今回も毒舌でいかせてもらいます。(好きな方ごめんなさいね)

地上波で放送していたのを英語音声で鑑賞。

よくもまぁこのクオリ
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キングダム(2019年製作の映画)

1.4

【これは莫大に金掛けたお遊戯です】


いやー、よかった。よかった。

『ルパン三世』『テラフォーマーズ』『亜人』と比べると、ほんのちょっとだけ面白いわ。(スコア1.0〜1.1です)


これが日本の
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クワイエット・プレイス(2018年製作の映画)

1.7

【全登場人物理解不能】


この手のパニック系映画はアホが居らんと成立しないのは分かりきっているけども、何も全員アホにする必要ないやろうに…

久々に毒舌でいかせてもらいます(笑)

ゆるーいネタバレ
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ケス(1969年製作の映画)

4.6

【ケン・ローチが突き付ける現実はいつも痛々しいが、僅かな光が差し込む】

ちょっとバタバタしてて更新サボってましたが徐々に再開していきます。

デビューから2作目でこのクオリティの作品を世に送り出した
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大逆転(1983年製作の映画)

3.6

『やられたらやり返す、倍返しだ!』


ジョン・ランディンスが監督で、ダン・エイクロイドとエディ・マーフィが出演しているだけで、何となく予想出来てしまう内容と盛り上がり方(笑)

超が付くほどベタベタ
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東京上空いらっしゃいませ(1990年製作の映画)

4.4

【脆く切なくも、清々しい良作】


ちょっと内容と関係ないけど、見れるまでの道のりが長かったので書かしてもらいます。

フィルマークス始めた6年前から気になっててクリップしてたんですが、近所のTSUT
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現金に体を張れ(1956年製作の映画)

4.0

【85分間、一切無駄の無い映画】


これを監督名を伏せられて鑑賞したのなら、恐らく僕はてんで見当違いの名前を挙げたやろう…それぐらいキューブリックっぽくないストレートに楽しめる映画ですし、同時にこれ
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デッド・ドント・ダイ(2019年製作の映画)

2.2

【ジム・ジャームッシュは二度死ぬ】


えーと、控えめに言ってクソですね。
ジム・ジャームッシュがもし、手の届く範囲におったなら、確実にデコピンはしてます。

劇場で見てから1ヶ月近く経ちました。
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セールスマン(2016年製作の映画)

3.9

【クスリとも笑えないセールスマン】


前回レビューから立て続けに同監督作品を鑑賞。
つまらなくて笑えないんやなくて、前回同様に内容が苦しくて笑えません。映画自体は良作です。
引き込むのが上手い監督で
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別離(2011年製作の映画)

4.1

【超ヘビー級イラン映画】


結論から言うと、面白くはない。
でもハイスコアの理由は後述します。

タイトルから察するに夫婦が離ればなれになる映画であり、実際のところもそうなんやけども、そのありがちな
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フェイシズ(1968年製作の映画)

3.9

【ラストカットの美しさと言ったら】


タイトル通り、顔、顔、顔、とにかく顔のクローズアップのオンパレード。出演者の微妙な表情の変化を見事に切り抜いております。

以前レビューした『アメリカの影』(1
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