Claraさんの映画レビュー・感想・評価 - 16ページ目

わんわん物語(1955年製作の映画)

4.5

レディが可愛すぎる♡
しかし、ただの可愛いアニメではないということに大人になった今だから気付くことも。
人間の身勝手さや、愛、生き物を飼うということがどういうことか、男の性・心理が見てとれるのだ。
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ミリオンダラー・ベイビー(2004年製作の映画)

4.1

イーストウッドとフリーガン…大物2人の渋さや深さが染みわたる。
ボクシングだけの映画ではなく、人間の尊厳を描いているので、女性にもぜひ見て欲しい作品。

野心と努力、行動、気持ちの強さ…全てが揃って、
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いつか行くべき時が来る(2012年製作の映画)

3.2

途方もない悲しみを抱えた30歳のアウグスタは、新たに生きる意味を求めてブラジルへ向かう。
母の友人である修道女が行うアマゾンでの布教活動に同行したり、都市スラム街で生活をして過ごす。
その中で、現地の
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ミエーレ(2013年製作の映画)

3.6

非合法だと知りつつも、回復の見込みがなく、尊厳死を望む末期患者に対して、自殺幇助をしているイレーネ。
毎度メキシコまで足を運び薬を調達する。
ところがある日、健康だが自殺願望のある男性に、何も知らずに
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ティム・バートンのコープスブライド(2005年製作の映画)

3.8

ちょっとおどろおどろしいイメージのある画だけど、アーティスティックなアニメでハッ!とした。
CG技術が進歩して、滑らかで美しいアニメを制作できる時代に、あえて昔ながらのストップモーションアニメ
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麗しのサブリナ(1954年製作の映画)

3.2

オードリーは貴婦人訳が多いな印象だけど、この作品では、パリで洗練された普通のアメリカ女性を演じていて新鮮だった。
しかも、彼女のファッションが現代でもそのまま通じるようなスタイリッシュさなのも、また新
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SHAME シェイム(2011年製作の映画)

3.0

体当たりな作品。海外の俳優は潔い。
冒頭からモザイクかかりっぱなし(笑)

依存症をもっと認知し、その深刻さを理解する努力をしないとならないなと思った。
これができるかどうかで、作品への入り込み方もだ
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オレンジと太陽(2010年製作の映画)

3.5

英国とオーストラリアの間で実際にあった不法な児童移民問題。
これを暴いて国家にこの事実を認め、謝罪させ、多くの被害者の自分探しに寄り添う1人のソーシャルワーカー。
彼女の苦悩を描いた点と、児童移民とい
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カッコーの巣の上で(1975年製作の映画)

3.0

あらすじを確認してから観ないと、理解に苦しむ作品だと思う。
そして、男性が好みそう。
個人的には苦手な雰囲気とテンポの映画だった。
ただ、間接的ながら、60年代末のベトナム戦争の激化、それに反対する若
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風と共に去りぬ(1939年製作の映画)

5.0

4時間弱もあるが、観ていて苦痛を感じさせない。前半と後半、それぞれ違う意味でひきつけられる。そして、当時にしてはかなりお金をかけて作られていると思うので、当時の手法での迫力を楽しみたい作品でもある。>>続きを読む

100歳の少年と12通の手紙(2009年製作の映画)

3.5

とても感動しそうな、泣かずにはいられなさそうな作品だと思っていたら、かなりユニークな作品だった。
フランス版ディズニー映画とでもいえそうな映像。
でも、時々少しシリアスさを感じさせるカメラワークは、フ
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チョコレートドーナツ(2012年製作の映画)

4.5

深い愛情に満ちた人間の実話だった。
ルディの愛は、母性愛という表現がぴったりに思えた。
彼自身、愛されずに育った人なのだろうな。
偏見の中で、苦しみながら生きてきた2人だからこそ、より愛情深かったので
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サラの鍵(2010年製作の映画)

4.0

ヴェルディヴ事件は事実だが、物語そのものはフィクション。しかし、すべてノンフィクションのような錯覚を起こす。

フランスはナチスのようなことをしていた過去がある。
大きな競技場に収容され、トイレがなく
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テイク・ディス・ワルツ(2011年製作の映画)

3.3

何か満たされない思いを抱えていて、思いきって場所や相手を変えてみても、結局は同じことの繰り返し。
また満たされなくなる。
問題なのは、今そこで自分がどうあるか。
この作品では、恋愛を場面に展開されるけ
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フルートベール駅で(2013年製作の映画)

4.7

実話だけあり、当時、電車の乗客が実際に撮影した映像で始まるので、リアリティが増し、一気に引き込まれる。
ただ、この時点で誰かが発砲されたことはわかってしまうけど。
監督はこの悲劇そのものより、1人の青
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今日、キミに会えたら(2011年製作の映画)

4.1

英国の留学生と、米国人のラブストーリー。
「帰国」という離れなきゃいけない状況の中で、離れたくない気持ちが勝って起した行動が、自分達を苦しめる。
会いたくても会えない状況に変わり、それぞれの場所で、そ
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ジョニー・マッド・ドッグ(2007年製作の映画)

2.5

胸糞悪い映画とは、まさにこういうのを言うんだろうと思った。
戦争関連の映画はよく観るし、こうした国際問題にも馴染みがある人間だが、これは観ていたくないと思ってしまった。
でも、こう思わせるのはある意味
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ALI アリ(2001年製作の映画)

4.0

「蝶のように舞い、蜂のように刺す」スピードと鋭い左ジャブを武器に、世界ヘビー級王者19回の防衛、3度の返り咲きを果たした、言わずと知れたボクサー、モハメド・アリ。
彼が唯一協力し、1番事実に則した映画
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おとなの恋には嘘がある(2013年製作の映画)

3.5

一律¥1,000と聞きつけて鑑賞。
子をもつ親、とくに子離れの時期を迎える人や経験者には、共感できる部分があるかも。
残念ながら私は、親と離れることを寂しいと感じたことがないので、子供の気持ちにも共感
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食べて、祈って、恋をして(2010年製作の映画)

3.0

2hちょっとの作品の中で、3つの国を味わえる。
自分を見失ったときに、自分探しの旅にでるという物語の中で、その土地ごとに素敵な人たちに出逢い、彼らとの関係を大切にしている様子が心地よかった。
個人的に
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パリ、恋人たちの2日間(2007年製作の映画)

2.5

なんだこの映画は…?どう感想を持てば…。笑
フランス人と付き合うの(友人としてでもなんでも)不可能だと思わされるだけなのだけど。悪い印象をすりこまれたぞ?笑
まぁ、ラストで2人が話し合うシーンの台詞が
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ティモシーの小さな奇跡(2012年製作の映画)

4.0

アニメなら、画を観ればディズニーだとすぐわかる。
でも、ディズニーのすごいところは、実写映画でも「ディズニーっぽさ」が出るところだと思う。
温かい、優しい雰囲気で、大人も楽しめる家族向けの内容。
しか
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チアーズ!(2000年製作の映画)

2.8

アメリカの女子高生の華形といえば、やっぱりチア。
私も憧れたことがあるし、アメリカの青春を感じられそうだから楽しみにしたけど…残念だった。
キルスティンが、見事に踊りから逃げてる。(←勝手な言い分w)
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リリィ、はちみつ色の秘密(2008年製作の映画)

4.0

とても印象的なセリフで始まり、暗そうな映画だな…と思わせる冒頭。
しかし、自分に察する力があればその印象は変わるはず。(単純明快な作品しか好きになれない人には向かないだろう)

リリィが運命を感じ、敷
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あなたを抱きしめる日まで(2013年製作の映画)

4.2

実話を基にした物語で、時や距離を超えた、愛を感じる素敵な映画だった。
50年間隠し続けるってとてつもないことだと思うし、我が子と離れ離れになった理由には陰がある。
それでも、しんみりとした作品にはなっ
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ヘアスプレー(2007年製作の映画)

4.0

ハイスクールミュージカルのような雰囲気。
つまりは、アメリカのTV映画のような感じの作品ですが、大HITのブロードウェイミュージカル。

明るいミュージカル映画ではあるが、訴えかけているのは60年代の
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人生万歳!(2009年製作の映画)

3.5

主人公の老人が、カメラに向かって作品を観ている人に対して語りかけるシーンが多々あり、それがユニーク。
タイトルだけ見ると、楽しいコメディかな?と思うが、真理に迫るようなゆったりした流れの、じんわり訴え
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ローン・サバイバー(2013年製作の映画)

4.2

ネイビーシールズのレッドウィング作戦。実話ベースの物語。
スタントも銃撃戦も臨場感があって、よかった。
彼らがあそこまでになっても戦う理由、あり得ないほど厳しい訓練に耐える理由は何なんだろう?と、冒頭
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アラフォー女子のベイビー・プラン(2010年製作の映画)

3.4

ドタバタコメディかと思いきや、わりとしっとりした作品。
子供への愛情を感じさせる接し方が理想的で、子育てシーンが素敵だった。
親子であることを予感させるようなシーンが小出しに出てきて、なかには微笑まし
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塔の上のラプンツェル(2010年製作の映画)

3.8

1度目の鑑賞時は印象に残らなかった。
しかし2度目には、ディズニープリンセス系も時代と共に変わったなーと強く感じさせられた。
コミカルな面があるし、具体的にここが!とは言えないけど、なんとなく現代っぽ
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それでも夜は明ける(2013年製作の映画)

4.0

アカデミー賞を取るべくして取ったという感じのbased on a true story。
各々の演技がよかったし、ムチ打ちのシーンなども音だけ…みたいな野暮なことしない。
奴隷のなんともいえない心の中
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素晴らしき哉、人生!(1946年製作の映画)

4.5

いい作品だった。名作と言われるのに納得。
クラシック映画だからこそ、しっくりくる物語かもしれない。
原題でこのストーリーを作ったら…なんだか胡散臭くなりそうな気がする。

主人公は人柄もよく、みんなに
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ノートルダムの鐘(1996年製作の映画)

4.0

大人になった今だからこそ、素敵な作品だと感じる。
子どもの頃は、話を理解しきれなかったような…。
「誰がモンスターで、誰が心ある人間か」という冒頭のセリフが、この作品の全てを物語っていると思う。

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シンデレラ(1950年製作の映画)

5.0

ディズニー作品で1番好きな作品。子供の頃から不動の1位!

子どもの頃は、シンデレラがいじめられているのがいたたまれなくて、義理の母と姉達が怖くて、憎たらしくてしかたなかった。
だから、素敵な馬車に乗
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美女と野獣(1991年製作の映画)

4.1

ディズニーのクラシックアニメ?では、2番目に好きな作品。
でも、好きになったのは大人になってから。笑

子供の頃は、悪役がどうも怖くて苦手で、野獣もちょっと怖がってたかも。
でも悪い人じゃないから、観
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