権力をかさにきた傲慢な主人公がしっぺ返しをくらう物語。
その体をとって、今日的問題を色々観客に投げかけてくる作品でした。
キャンセルカルチャーや、
“芸術家がひどいやつだったら作品もひどいこと>>続きを読む
スニーカー文化の歴史秘話についての映画です。
1984年は、よく覚えています。
1984年にちなみ、ジョージオーウェルの『1984』を読んで、全体主義的世界観にビビってた頃ですね。
その年に>>続きを読む
初見は中学生ぐらいでしたでしょうか。
振り返ってみれば、
『ロッキー』も、自分の人生に影響を与えていたなぁと思います。
やっぱり、初めて観た時は、ボクシングのトレーニングや試合の場面に魅せられ>>続きを読む
青春スポーツ映画の名作。
アメリカンフットボール大好き青年の物語です。
主人公ルディは、すごい成績を残したわけではない。
公式戦では30秒ぐらい出場し、タックルを1度決めただけ。
でも、ルディ>>続きを読む
『雨の日は会えない、晴れた日は君を思う』の邦題は、なかなか遡及力ありますね。
ジェイク・ギレンホール主演。
後でじわっとくる。
心のフックに引っかかる作品でした。
アメリカニューヨーク州が>>続きを読む
レビューについてのレビューという側面あり。
“自分が観た作品が他の人と大きく評価が乖離している“問題についてです。
多くの人が高い評価していても、全然のれなかったり、逆に自分の評価は高いけど、
世>>続きを読む
子どもの友情もの、たくさん観てきたと思います。
その中でも、特に大好きな作品です。
2人が肩車して通りを騎士達とねり歩く場面は、映画史に残る名シーンですね。
ストーリーは、ありがちといえばあり>>続きを読む
直近未来のディストピア映画。
この国の高齢者対策は、誰がやっても難しいけれど、政治家も役人もどこか他人事。
弥縫策をダラダラ打ち出していくしかないのかなぁと思ってしまいます。
この映画の世界線で>>続きを読む
近近未来のディストピアムービー。
すでに運営されてそうな施設が舞台です。
関東のどこかに実在してるかも。
中学生頃に好きだった名作TVシリーズ、
『プリズナーNo.6』に似たテイストでした。>>続きを読む
おもしろいから絶対観たほうがいいよ
って迷っている人にオススメできる作品。
パワフル。
予告編の印象は、“これ寝ちゃうやつかな“でした。
(是枝監督の作家性に、のりきれない時がある)
で>>続きを読む
法廷ミステリーの佳品です。
『シャイン』『幸せのレシピ』のスコット・ヒックス監督作品。
デイヴィッドッド・グターソンのベストセラー『殺人容疑』の映画化です。
日本人として、切なくなる物語でもあり>>続きを読む
シャーリーズセロン主演のコメディ。
ビターテイスト。
かつてスクールカーストの上位だった30代女子が、故郷の町に戻って巻き起こすドタバタ劇が描かれます。
この人、朝っばらから2ℓボトルのコーラ>>続きを読む
シャーリーズセロン主演。
女性のリアルなアクション映画という触れ込み。
男性と女性が本気で戦ったら、体格差や筋力に違いがあるから、女性はバッタバッタと倒せないはず。
スタントマン出身の監督のこだ>>続きを読む
マッドマックスシリーズの4番目。
目眩くイメージの数々。
車の改造の造形がすご〜い(ちょっとしか映らないのに)。
アクショングレードアップ。
棒高跳びの棒みたいなやつで襲う、
ってどういう発>>続きを読む
カーアクション映画で1番好き。
お目当ての映画と同時上映だったのですが、こちらの方が面白すぎて興奮度マックス。
クライマックスの、半要塞化したタンクローリーのアクションシーンにガツンとやられました>>続きを読む
トミーリージョーンズのアクションもかっこいい。
『ボーンアイデンティティ』と、同時期に公開されて、その実用的技に感心しました。
ナイフを主体とした、マーシャルアーツが新鮮でしたね。
敵役の、ベニ>>続きを読む
アクション映画の金字塔。
記憶喪失の主人公が、襲いかかる危機を切る抜けていくなかで、自分の格闘スキルに気付く。
追跡者をかわし、戦いを繰り広げる。
過去の自分を突きとめようとする。
もう2>>続きを読む
イランの大都市が舞台となったクライムサスペンスです。
実際の事件に着想を得た物語。
被害者16人とか、年代、犯人像、雑な手口はかなり事実と合致しているといいます。
アバンタイトルの夜景のシー>>続きを読む
佐藤泰志作品の5度目の映画化。
東出昌大と奈緒が夫婦役で出演してます。
東京の出版社に勤めていた主人公の和雄(東出昌大)は、妻の純子(奈緒)を連れて、函館に戻ってきた。
うつ状態に陥り、休職す>>続きを読む
佐藤泰志の同名小説の映画化。
第38回モントリオール世界映画祭最優秀監督賞を受賞してます。
暗い影を持つ男女の、一瞬の輝きを切り取った恋愛映画。
夏の函館が舞台です。
函館は、水面に映る光が>>続きを読む
柄本佑 、石橋静河 、染谷将太のトリプル主演。
函館出身の小説家、佐藤泰志の同名短編の映画化です。
函館シネマアイリス開館20周年記念作品とのこと。
小雨のなかのハセガワストアや、海沿いの橋、地>>続きを読む
漠然とラブコメディなのかなと思ってました。
『先生、私の隣に座っていただけませんか』の題名とキャストで。
柿本佑が、軽妙に不安げに演じる姿が楽しい。
でも、題名に騙された。
良い話だったんだ>>続きを読む
映画史に燦然と輝くサーガ。
1〜3は、もうお互いを補完し合う一個の作品です。
初めてパート1、2を観たのは、高校生ぐらいでしたでしょうか。
リアルタイムで観たパート3も、めちゃくちゃ良かった〜>>続きを読む
フランスの移民問題を背景にしたサスペンス映画です。
パリ郊外、モンフェルメイユの街が舞台。
モンフェルメイユは、150年前に元祖「レミゼラブル」のジャンバルジャンが市長をやっていたところ。
主と>>続きを読む
移民大国フランスの社会派映画。
映画評論家の町山智浩氏の解説がとてもおもしろくて。
Netflix作品です。
アテナは、ギリシャの方の地名ではなく、フランスの貧困住宅地区アテナを指す。
移民>>続きを読む
フランスのハートフルコメディ。
笑って、泣けて、しばし考えさせる作品でした。
後ろの席の方が、すすり泣いていたけれど、これは映画館ならではの臨場感。
主人公カティマリーは腕の立つ料理人。
自>>続きを読む
初め、「グルメ映画」と聞いてました。
不思議な感動を与えてくれる作品。
涙を誘うようなものではありません。
恩返しの物語でもあるし、
意外な結末のお話でもありました。
お仕事映画といっても>>続きを読む
クリントイーストウッド監督の実録もの。
9.11を体験したアメリカ人には、旅客機のハドソン川着水は、切実感があったでしょうね。
マンハッタンの街のなかに大型機が突っ込んだら、どんなことになっていた>>続きを読む
おもしろさ予想以上!
2019年4月15日、夕方に火災発生。
パリのノートルダム大聖堂が大炎上しました。
日本でも、繰り返し報道されたからよく覚えてます。
闇夜にゴシック建築の塔が燃えてい>>続きを読む
監督の自伝的表現は、どれも独特の味がありますね。
『ニューシネマパラダイス』『ローマ』『シングストリート』など名作ぞろい。
最近では、スピルバーグ監督の半自伝作品、『フェイブルマンズ』も素晴らしか>>続きを読む
コメディ映画の中で1番好き。
頭を空っぽにして楽しめる。
スティーブマーチン全盛期のコメディです。
チェビーチェイス、マーチンショートも当時それぞれ主役級で活躍してました。
3人揃ったら、相加>>続きを読む
ロマンチックコメディ。
2004年制作のアメリカ映画、『50回目のファーストキス』の日本版リメイクです(トルコでもリメイクされたとか)。
オリジナルの方が良いよ〜って声も聞いてました。
でも、ド>>続きを読む
すごい映画体験でした。
クリストファーノーラン監督作品。
平凡な保険会社の調査員の主人公が、殺された妻の復讐を遂げていくという物語の体をとっている。
ストーリーを結末から描くという画期的構成>>続きを読む
2001年制作のサスペンス映画。
デヴィッド・リンチ監督作品です。
ロサンゼルスに実在する自動車道マルホランドドライブを疾走する車のシーンから始まる。
マルホランドドライブから、ハイウッドを一>>続きを読む
社会派ミステリーの傑作です。
見どころたくさん。
さすが、テイラーシェリダン脚本。
『さがす』とは違って、“探偵役が事件の謎を解く“というオーソドックスな構造になってました。
心に傷を抱えた地>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
2020年代を映す傑作サスペンス。
すごい映画を観たなぁ。
何かに似ているようで、似ていなかった。
登場人物が類型的なようでいて、全くそうではなかった。
“謎を解く役割の人物が事件の謎を解き明>>続きを読む