しらすごはんさんの映画レビュー・感想・評価 - 8ページ目

しらすごはん

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マジック・ボーイ(1982年製作の映画)

3.8


隠れた名作。

TV地上波で観ました。

メリッサ・マシスンの脚本ですから、おもしろくならないはずがない。

ただ、残念ながら、今作も情報の海に沈みかかっている1本ですよね。

細かいところは覚えて
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ダーク・ブルー(2001年製作の映画)

4.0

隠れた名作。

宮崎駿の推薦です。

飛行機好きの方は、戦闘機を観るだけでもワクワクしそう。

ジブリCINEMAライブラリーレーベルの第1作目として、DVDがリリースされました。

DVDをレンタル
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抱きしめたい(1978年製作の映画)

4.0

ビートルズの名曲、
I Want to Hold Your Handから原題がとられてます。

アメリカでも爆発的人気に火がつくなか、ビートルズがニューヨークにやってきました。

アメリカ初公演!
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アメリカン・グラフィティ(1973年製作の映画)

4.0

青春映画の名作。

子どもの頃観て、心に刻まれた作品の1つです。

キャッチーなでポップな音楽も良かった〜

50年代のオールディーズ、素敵。

後に2枚組のCD購入することになります。

あの『スタ
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地獄の7人(1983年製作の映画)

3.6


不思議な魅力をまとうアクション映画。

高校生の時、映画館で観ました。

細かいところは覚えていませんが、哀切感の漂う良い映画でした。

7人のキャラも立っていたし。

ミリタリーアクションもさるこ
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ジェイコブス・ラダー(1990年製作の映画)

3.6


細かいところは覚えてませんが、心揺さぶられた映画でした。

高1の時、友達と映画館に観に行きました。

アレってどういうことだったんだろうね〜

精神やられたけど、良かったね〜

ジェイコブのラダー
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スローターハウス5(1972年製作の映画)

3.6


独特の奇妙な感覚を与えてくれたSF作品。

当時、心揺さぶられました。

高校生ぐらいの時、地上波で観てます。

残念ながら、今作も情報の海に沈みかかっている1本ですね。


細かいところはすっかり
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メッセージ(2016年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます


ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督作品。

『DUNE』『ブレードランナー2049』と同様に、目眩くイメージの数々。

異星文明とのファーストコンタクトを描くSF映画です。


世界の12ヵ所に現れた巨大な物
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インターステラー(2014年製作の映画)

4.2


クリストファー・ノーラン、またやってくれました〜

映画館で、またすごいものをみせられた〜

SF魂に本当に圧倒されました。

正直、お話はよく分かりません。

ブラックホールとか、ワームホールとか
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オデッセイ(2015年製作の映画)

3.8


リアルなSF作品。

火星版無人島漂流記です。

最新研究からなる火星の実態が垣間見られておもしろかったなぁ。


火星探査中、植物学者のマーク(マット・デイモン)は、ひとりだけ火星に取り残されてし
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ゼロ・グラビティ(2013年製作の映画)

4.2


さすがアルフォンソ・キュアロン監督さん。

めちゃくちゃおもしろいSF映画。

特撮がすご〜い。

多分、実際の宇宙体験に近い。


サンドラ・ブロック主演。

ジョージ・クルーニー、エド・ハリスも
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ゼロ・ダーク・サーティ(2012年製作の映画)

3.8


対テロサスペンス映画。

“アメリカの忠臣蔵“って評した人もいました。

確かに、粘り強く調べ、準備し、欺き、復讐を果たす物語です。

キャスリン・ビグローの製作・監督作品。

女性CIA分析官マヤ
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ペイド・バック(2010年製作の映画)

3.5


スパイサスペンス映画です。

2007年のイスラエル映画『The Debt』のハリウッドリメイクとのこと。

ジェシカ・チャスティンの魅力全開。

任務を遂行する工作員として、2人の男の間で揺れる心
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オペレーション・フィナーレ(2018年製作の映画)

3.5

実話に基づく。

イスラエル諜報機関モサドによる、戦犯アドルフ・アイヒマンの捕獲作戦を描いた映画です。

ナチス親衛隊将校時代のアイヒマンが、虐殺を主導した悪行シーンはフラッシュバックのように映ります
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ブリッジ・オブ・スパイ(2015年製作の映画)

3.6


『シンドラーのリスト』→『プライベートライアン』の流れで、再鑑賞しました。

映画評論家の町山智浩氏が言うように、シンドラーの補助線で観ると確かに了解しやすい映画ですね〜

地味な映画ですけれど、な
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プライベート・ライアン(1998年製作の映画)

5.0

映画史に燦然と輝く名作の1本。

戦争映画の傑作であると同時に、
人間の善性はどんな時に発動するのかを紐解く作品でもありました。


1944年6月、ノルマンディー上陸作戦をなんとか成功さた連合軍だっ
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シンドラーのリスト(1993年製作の映画)

4.5


最近、コテンラジオ(※教育系のネット配信番組)で、オスカーシンドラーが取り上げられてました。

コテンラジオって本当にすばらしい。

この映画を観た当時???だったところが、くっきり分かったような気
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この世界の片隅に(2016年製作の映画)

3.8


アニメーションというスタイルでしか表現できないことがあります。

今作も、切なくて、優しくて、癒される物語でした。

反戦教育を散々受けてきた世代だったので、太平洋戦争末期の映画はもうお腹いっぱい。
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秒速5センチメートル(2007年製作の映画)

3.6


『君の名は』『天気の子』は、すばらしかった。

現実より美しい、都会の緻密な絵にびっくりしました。

今作も、新海誠の作家性を味わいたくて、配信で鑑賞してます。

小学生時代に惹かれ合った少年と少女
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思い出のマーニー(2014年製作の映画)

3.5


たまたま、地上波でやっているのを観ました。

杏奈とマーニーの出逢いと別れを描いた美しい物語。

ジョーン・G・ロビンソンの小説『思い出のマーニー』が原作です。

英国から北海道に舞台が移されてます
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北の国から'92巣立ち(1992年製作の映画)

4.8

心揺さぶられました。

名シーン、名言の数々。

至高のドラマでした。

ぜひ、若い方々にも観ていただきたいな。

今作は、
「純、何やってるんだよ〜」の回。

ダメダメ。

他人事とは思えず、ヒリヒ
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北の国から'87初恋(1987年製作の映画)

5.0


TVドラマの様式は、
また映画芸術とは違った良さあり。

映画館で上映される映画の表現を越えることもしばしばあります。

特に、『北の国から』シリーズは、ドラマの最高峰ですよね。


『北の国から
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北の国から'89帰郷(1989年製作の映画)

5.0

『北の国から』は、TVドラマの金字塔。

TVドラマのシリーズは断片的にしか観てませんでしたが、観た回はどれもおもしろかったです。

ビデオデッキも普及していない時代でしたから、当時のTVドラマは、見
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祈りの幕が下りる時(2017年製作の映画)

3.8


『祈り幕が降りる時』は、加賀恭一郎シリーズの完結編。

(でも、加賀恭一郎シリーズの新作が近々出るんですって!)

犯人は明らか。

動機と、メモの謎が加賀恭一郎によって解かれる。

さらに、シリ
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赤い指(2010年製作の映画)

3.6


加賀恭一郎シリーズの特番ドラマ。

地味な作品ですけれど、ここでも加賀恭一郎の活躍が素晴らしい。

殺人事件を扱っているのに、大岡裁きのようなさわやかさがありました。

シリーズを通底する加賀恭一郎
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麒麟の翼 〜劇場版・新参者〜(2011年製作の映画)

3.8


東野圭吾は、大好きな作家です。

エンタメ度高くて、どの作品も楽しい。

『鳥人計画』の頃から、だいたいの作品をリアルタイムで読んでます。

中でも加賀恭一郎シリーズが1番好き。

東野圭吾作品は、
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空白(2021年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます


ヒューマンサスペンス。

吉田恵輔監督のオリジナル脚本。

『神は見返りを求める』もおもしろかった。

ビターな後味でした。


1人娘を交通事故で喪って怒り狂う父親・添田充を強面の古田新太が演じて
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瞳の奥の秘密(2009年製作の映画)

3.6

アルゼンチン映画です。

2010年のアカデミー賞で外国語映画賞を獲得してます。

本国アルゼンチンでもヒットしたとのこと。

確かに、サスペンスフルですばらしい作品でした。

ハリウッド作品にはない
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アレクサンドリア(2009年製作の映画)

3.8


4世紀の実在の女性の物語。

アレクサンドリアの哲学者ヒュパティアが主人公(レイチェル・ワイズ)です。

1人の素晴らしい人物の死と、アレクサンドリア図書館崩壊の歴史が描かれます。

『アザーズ』『
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ナイロビの蜂(2005年製作の映画)

3.6


ジョン・ル・カレの小説の映画化。

『シティ・オブ・ゴッド』のフェルナンド・メイレレス監督作品です。

ジョン・ル・カレだから、インテリジェンスものの要素で引っ張っていくのですが、切ない愛の物語でも
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イングリッシュ・ペイシェント(1996年製作の映画)

3.8


第二次大戦を背景にしたロマンスミステリー。

砂漠の風景、泳ぐ人の壁画、ヒロインの美しさなど、見どころがたくさんの映画です。


1944年のイタリア、

砂漠で撃墜された複葉機のパイロットがイタリ
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裏切りのサーカス(2011年製作の映画)

3.5

Tinker Tailor Soldier Spy

原題がとにかくかっこいい。

原作者のジョン・ル・カレは、元英国諜報員だから本作もリアリティありますよね。

早川文庫版は、人間関係が複雑で、最後
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アラビアのロレンス(1962年製作の映画)

5.0

映画史に燦然と輝く1本。

高校生くらいの頃、リバイバル上映で観ました。

物語、映像、音楽に圧倒されました〜

1秒として無駄なシーンなし。

十分消化できませんでしたが、なにかすごいものを観たとい
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ウィンストン・チャーチル /ヒトラーから世界を救った男(2017年製作の映画)

3.5

チャーチルに、もともと興味ありました。

いわゆる報告書の取り扱いについて参考になったからです。

以下、昔読んだ何かの本からのメモ、孫引きです。

「…第二次世界大戦の序盤、1940年、チャーチル首
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英国王のスピーチ(2010年製作の映画)

3.5

まあまあ面白かったよ〜

“歴史秘話として面白い“のつもりで、知り合いに紹介したのですが、今作を観た知人はいたく感動したそう。

自分史上ベスト10に入ったとか。

その知人は、ジョージ6世のように、
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リンカーン(2012年製作の映画)

3.5


こういう戦いの仕方もあるのか、と思ったものです。

暴力によらない建設的な政治闘争というのでしょうか。

今作は、リンカーン大統領の生涯を扱った評伝ではなく、議会対策に焦点を当てた映画でした。

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